出羽桜酒造株式会社
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姪が送ってくれた、もう一本は稲露でした。前にも飲んだことがあり、その時は期待を裏切られたので散々こき下ろしたのですが、その時のものは「しぼりたて本生」とラベルが貼られた新酒でした。保存状態が常温だったので余計に不味かったのかも知れません。
汚名返上できるかどうか、今回は慎重に味わってみました。
結論から言うと、やはり駄目です。前回の物よりはマシだったのですが香りだけを求めた淡麗・辛口で、もう一つもの足りないのです。せっかく全農山形県本部が企画したのですから、もう少し米の旨さを生かして含みのある味を出して欲しいのです。
もう一本の「雪つつみ」と比較しても（こちらは三年熟成の大吟醸、値段も違うのでしょうが）酒米は出羽燦々、精米歩合は５０％と同じなのに味はまるで違うのは何故なのでしょうか。頑張って下さいませ、ませ。