株式会社 名手酒造店
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日本酒なのに何故、黒牛なのだろうか。和歌山は黒毛和種の銘産地でも無いしと、戸 惑いましたが、ラベルをよく見たら「いにしへに 妹とわが見し ぬばたまの 黒牛潟 を 見ればさぶしも」柿本 人麻呂と書いてありました。黒い牛の形の岩がある美しい 入り江のことなんだそうです。
前置きはともかくとして初めて飲んだ和歌山の酒、以外に美味しくびっくりしました 。純米酒なのに純米吟醸並のフルーティな芳香があり、コクや酸味のしっかり感もほど ほどで、切れ味もすっきりと良好ですから文句の付けようがありません。
何度も言っていますが、規格以上、値段以上の酒に巡り会った時は嬉しいもの、だか ら日本酒探しは止められないのです。