ちばのやま     トップページへ戻る  やまメニューへ戻る


おせんころがし 勝浦市 岩光山 △206.9m 鴨川市(旧天津小湊町)
市ヶ坂 約200m 鴨川市・勝浦市境界 小湊山 72.5m 鴨川市(旧天津小湊町)
歩行時間 4時間20分 歩行距離 11km 山遊日 08/03/15
参考図書 千葉県の山(山と渓谷社) 房総のやまあるき(新ハイキング社) 房総丘陵(千葉日報社) 1/2.5万地形図(安房小湊)
行 程 トンネル手前08:08→おせんころがし08:12/08:16→トンネル手前08:19 車で移動 境川トンネル(大沢橋)08:27→なめがわアイランド分岐08:38→上大沢分岐09:03→市ヶ坂入口09:12→市ヶ坂09:28→岩光山09:56/09:58→市ヶ坂10:23→日蓮寺10:37→県道10:50→誕生寺山門11:04→鯛ノ浦遊歩道11:22→展望台11:33→小湊山11:38→誕生寺裏11:52→トンネル入口12:05→境川トンネル12:26/13:07→どてら坂13:16→境川トンネル13:23
なめがわアイランド駅から西に向かったところのトンネル



 外房の海岸線を走った方が景色は綺麗なのですが時間短縮のために国道297号線を大多喜経由で南下し勝浦温泉の近くで右折、上総興津で国道128号線と合流し右折して西に進みました。
 JR外房線なめがわアイランド駅前を通り過ぎトンネルが見えて来たら、その手前で左(南)に進む道ががおせんころがしの入口となります。
おせんころがし入口 交通止めの看板 足場パイプで作った柵
 入口のところは道幅が広いので駐車が可能です。先に進むとラブホテルの看板の方が大きいので少々恥ずかしくなるのですが指導標に従い左の小径に入ります。前方におせんの供養塔が見えるのですが交通止めの看板があります。かまわず進むと右側の大沢漁港の方へ向かう小径は足場パイプの柵で塞がれていました。
おせんの供養塔







 強欲な父親の身代わりで海に投げ込まれたという「お仙」の供養塔が祀られています。
西に見える大沢漁港










 西の海岸線には大沢漁港が見えます。
東の海岸線











 朝日で眩しい東の海岸線です。
境川トンネル(大沢橋) 大沢集落に入るトンネル なめがわアイランド駅方面との分岐
 展望を楽しんだ後トンネル前まで引き返し車をそのままここに残し、今度はトンネル手前を右に入る道を進めば良いのですが横着をして車でトンネルを抜けました。
 大沢集落の上に架かる大沢橋を渡ると境川トンネルになります。国道を横切る左右の道路が先ほどのトンネル右の道とつながっている関東ふれあいの道です。駐車スペースを探したら左の海岸側は工事中だったので右に進み外房線のガードの先に停めることが出来ました。この道も先がトンネルで潜り抜けると大沢の集落になります。
 村の人から「何処まで行くの」と聞かれたので「誕生寺まで」と答えたら「えぇ反対側だよ」と怪訝な顔をしましたので「岩光山から日蓮寺を廻っていきたい」と言ったら、「それならトンネルを過ぎてから左に登る」と教えてくれました。
上大沢に向かう車道





 本当は一つ目のトンネルを抜け大沢の集落から「どてら坂」を北に登り上大沢に進むのがガイドブック通りのコースだったのですが、村の方は車で通る道を教えてくれたようです。
 車道とはいえ結構きつい登りで途中の南側に海が見渡せました。
上大沢の分岐 市ヶ坂入口 市ヶ坂に向かう道
 途中で気が付いたのですが、このまま進めば合流するはずと思っていたらやはりそうでした。正面西側にアンテナの立つ山が見えますので、ここでは右折し北に進みます。
 Y字路になったら市ヶ坂入口です。右の道は広畑に向かいますので左(西)に進むと右側に大きな鳩小屋があります。  左側が谷津田で蛙の鳴き声が賑やかです。この辺りで右側、北西方向に岩光山へ向かうはずなのですが入口が見つかりません。
市ヶ坂 岩光山に向かう尾根
 切り通しにフェンスが張られ壊れた扉がありますから市ヶ坂に着いてしまったようです。右側の尾根が東北東に延びているので、こちら側から岩光山に行けないものかと進んでみました。
郡界の尾根に獣除けのフェンス 二等三角点内浦
 マテバシイの生えた郡界の尾根には獣除けのフェンスが続いています。最初はフェンスの右側を進み一つ目のコブでフェンスが壊れており、今度はフェンスの左側を進みます。雨上がりのためマテバシイの根っ子で滑る所があるのですが、さらに尾根を進みコブを二つほど越すとフェンスは右の尾根に続き、左の尾根の方が高そうなのでそちらに進むと小平地になり二等三角点内浦がありました。ここが岩光山の山頂です。
北側の展望









 北側に少しだけ樹間が開けており、遠くに見えるのは石尊山や大多喜辺りの山でしょうか。
山頂直下の南北の尾根 フェンスが続く尾根上のコブ フェンスが続く尾根上のコブ
 帰り道は余裕が出たのか写真が残っていました。山頂直下の南北の尾根、フェンスが張られた尾根上のコブ、左に続く枝尾根が幾つか見られたので、そちらへ進めば鳩小屋の方へ出られるのでしょうか。
樹間に内浦湾 市ヶ坂から下る道
 市ヶ坂のちょっと手前の尾根から樹間に内浦湾が見えます。市ヶ坂に戻り峠を下る道は思いの外に歩きやすい広い道でした。
北東に岩光山










 北東方向に岩光山を振り返って見ました。
日蓮寺 養疵堂
 左に下る道を見送り西に進むと日蓮寺が見えて来ます。境内を通り養疵堂前から石段を下ります。
日蓮寺駐車場 県道




 南西に下ると県道に出ますので横切り外房線のガードを潜り誕生寺の方へ向かいます。
誕生寺山門 小湊神社
 右手に小湊漁港を見送り南下、左カーブで南東に向きを変えると左側が誕生寺の山門になり、先の右手に小湊神社が見えて来ます。
誕生寺の横、後 鯛ノ浦に向かう分岐
 さらに先に進み誕生寺の横というか後に来た所に右(南)に入る道があり、ここを南に進みます。
誕生寺本堂







 右側に誕生寺の本堂がありますのでちょっと道草です。
妙ノ浦小弁天島










 鯛ノ浦遊歩道まで出てしまいました。妙ノ浦小弁天島が見えます
鯛ノ浦











 こちらが鯛ノ浦です。
コンクリート塀の民家 小湊山への登山道 展望台
 引き返す途中で小湊山へ向かう道に気が付きました。コンクリート塀の民家の脇から入り後に回り北西に進みます。登りきると左側に展望台がありました。
妙の浦の小弁天島、大弁天島









 海岸線はやはり上から見た方が綺麗です。
 妙の浦の小弁天島と大弁天島が見えました。
仏舎利塔 仏舎利塔
 尾根道を北へ進むと小湊山山頂にある仏舎利塔が見えて来ます。
西に下る道







 仏舎利塔は回廊になっており一廻り出来ます。左(西)側に下り道があるのでそちらに進んでみました。
北西に内浦湾、その先に清澄山











 少々藪道なのですが北西方向に内浦湾、その先に清澄山が見通せます。
神明社と小湊漁港










 さらに北に下ると神明社が現れ、その下に小湊漁港が見えて来ます。
神明社








 菜の花と夏みかんに囲まれた神明社です。
小湊山 土産物屋街 もう一本南東側の道
 漁港の方から小湊山を振り返って見ました。右に折れ北東に進むと土産物屋街ですので、ここで右折し誕生寺の方へ進みます。駐車場先のもう一本南東側の道からも小湊山へ行けそうです。
トンネル







 もう一度誕生寺の横後を通り、先ほど鯛ノ浦に向かった道を右に見送って東に進むとトンネルが見えて来ます。
右(南)側に太平洋











 通り抜けると右(南)側に太平洋が輝いています。
再び大沢漁港とおせんころがし








 お昼も過ぎたし太平洋を眺めながら昼食をと思ったのですが崩落注意の看板が気持ち悪いのでそのまま進みました。
 再び大沢漁港とおせんころがしが見えて来ました。
おせんの供養塔











 V字に窪んだ場所におせんの供養塔が見えたのでズームアップです。
一つ目のトンネル先の大沢集落 八幡神社 どてら坂横の小さな寺
 国道を通り越した先で昼食休憩をとった後に本来のコースを見に行きました。外房線のガードを潜り一つ目のトンネル先で大沢集落の道を左(北)に下り、右前方に八幡神社を見た所で左側から階段混じりの急坂(どてら坂)を登ると左に小さな寺があり、さらに登ると台地上の上大沢の集落に出るのです。
南東に大沢集落と太平洋







 確認出来れば充分です。どてら坂上部の眺めの良い所から南東側に大沢集落と太平洋を見て車に戻りました。

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