ちばのやま     トップページへ戻る  やまメニューへ戻る


野々塚(ののづか) 268.1m 夷隅郡大多喜町・勝浦市境界
歩行時間40分 歩行距離2.5km 山遊日05/12/17
参考図書 房総山岳志(崙書房出版) 1/2.5万地形図(上総中野)
野々塚入口ゲート

 国道297号線を南下、大多喜町三又で右折し養老渓谷の方に向かい、いすみ鉄道の総元駅を過ぎた所で左折し夷隅川に掛かる赤い橋を渡ります。
 花王カントリーの看板をあてにするのも良い方法かも知れません。宇筒原、平沢の集落を過ぎて花王カントリー入口の案内が右側に出てきます。直進は、この先通行止めの表示がありますが、そのままかまわずに直進します。集落を過ぎて舗装も切れ砂利道になり、しばらく走ると右側にゲートが見えてきます。ここが野々塚の入口です。
野々塚に向かう











 ゲートの脇から入り、舗装道路を西に向かいます。正面に大きな電波塔を見ながら左 折し、さらに右に大きく迂回しながら登っていきます。
野々塚に向かう






 先ほどの電波塔が今度は左手に見えてきます。この辺も鹿による被害が多いのでしょうか動物除けらしい柵が見られます。そう言えば平沢の集落を過ぎる辺りから、防護柵が目立ちました。
大多喜町採種園






 左に山を巻ながら進み、最終的には北側から山頂を目指すようになります。右手(西 側)に大多喜町採種園の看板が見えてきます。こちらの方が若干高いので山頂かと思い、 そちらに進みました。
法雨大明神 一等三角点野々塚 東側の展望
 赤松の林の中に法雨大明神の祠があり、一等三角点もありました。木立の間から太平 洋と電波塔がかすかに見えますが、薄暗くて居心地の良い場所ではありません。
NTTの電波塔












 電波塔の廻りは展望が抜群です。さっそくフェンスの縁を歩いてみました。
東側に見える太平洋









 勝浦か御宿の海なのでしょうか。東側には山越に太平洋が見渡せます。
南側の太平洋








 右に視点を移し、南側を見ると勝浦と思われますが、海辺のビルや、太平洋を通る船 も見えます。今日は少々風が強いので浪も輝いて見えました。
北側の風景








 電波塔を離れ舗装道路に戻り北側を見ると大多喜方面の山々が見渡せます。
電波塔を振り返って




 この山は西側に採種園が有るために展望が有りませんが三方が開けており抜群の展望 です。ただ残念なのは山頂の一番良い場所を電波塔に占領されているために、フェンス の縁から眺めるしか方法がありません。何とか解放する方法は無いのでしょうか、電波 塔の上から見たら、さぞや素晴らしいことでしょう。

ないしょばなし
花王カントリー管理事務所入口 農道
 お恥ずかしい話なのですが、すんなりと山頂にたどり着いた訳ではありませんでした 。いつもの調子で、ガイドブックをきちんと読まないで地図にばかり頼ってしまったた めに、まさかゲートのある舗装道路が入口とは思いもよらず、大分手前(ゴルフ場の管 理入口の先)の農道らしき道を右折してしまいました。
藪山 見事な竹林
 いい感じで歩いて行ったのですが、突然道が無くなってしまいました。藪を漕いでピ ークに登ったのですが、展望もないし三角点もありません。またもや間違ってしまった のです。
 少し戻った所にある竹林で働いていた地元の人に場所を聞いて、ゲートから入る、電 波塔が見えると教えてもらって、ことなきを得ました。やれやれ・・・

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