参考図書 千葉県の山 P50三郡山（山と渓谷社） 1/2.5万地形図（坂畑・鬼泪山） 山頂未確認
高宕山から郡界尾根を通り三郡山に行く途中に笹郷山というピークが有ります。本来 は通り道なのでしょうが、車で行き単独歩行が多い小生にとって、縦走は戻るのが大変 になるので、なかなか難しいのです。
そんな訳で笹郷山まで行って、国道に出るコースを考へ、奥畑バス亭から入りました 。ここまでの道は八良塚、高宕山と同じです。
ここまでは約４５分。案内標識の写真を撮っていたら「そっちのコースはどうなんで すか？」と高宕山方面から来られたハイカーから声を掛けられました。
小生も初めてなので期待には応えられませんでしたが、一服をしながらの山談義とな り、今年の高校総体で高宕山から三郡山への、このコースが使われることを知りました 。
案内書には、「ここから先は山慣れた人の同行が必要である」と書いてありますが、 確かにハイキングコースの尾根道とは一味違います。道幅も狭いし、この様に起伏が激 しく、注意をして歩く必要があります。
郡界分岐から約４５分程でお茶立て場分岐に到着しました。左（東）へ曲がればロマ ンの森へ出ますが、ここでは直進（南方面へ）します。
相変わらず起伏の激しい尾根道を進んだのですが、４０分程で突然、岩場になり視界 が開けました。
左（東）側に県民の森の中にある建物が見えました。方向からすると森林館なのかも 知れません。
右後ろ（北西方面）には遠くに鹿野山が見えます。
しかし、笹郷山の山頂は判りません。案内書には「笹郷山をすぎると、展望が得られ る白い大きな露岩が現れる」とありましたので通り過ごしたのでしょうか。自信がない ので、さらに先に進みましたが、ピークが見つかりそうにもないので１０分ほどで引き 返しました。
またしても、目的の山頂三角点を見つけず終いになってしまいました。
お茶立て場分岐まで戻り、ロマンの森方面に降り始めたところで岩煙草を見つけまし た。
元々の道はロマンの森に出られたのだと思いますが廃道になり行けなくなったようで す。
右手に建物が見えてきたところで左（北）に進めとの案内標識があり、それに従って 降りていったらロマンの森近くのトンネル北側の国道に出てきました。出口の側には下 野が咲き乱れていました。
つまらないと思っていた国道歩きですがロマンの森に出られなかったためにトンネル も通らないで済んだし、車で走っていると気が付かなかった景色も橋の上から見られま した。
ここから駐車した豊英農産物直売所まではいくらもかかりませんでした。お茶立て場 分岐から３０分ほどだったでしょうか。
この時期は流石に暑くて大汗をかきました。直売所で求めてた胡瓜の塩漬けが美味し かったこと、しかも、４本でたったの百円でした。
後日談
案内書を読み返したら「ピークの手前で、山頂を越える道と左の清和側の巻道に分か れるが、どちらを進んでもよい」と書いてある。何のことはない、何の気なしに巻道を 通って山頂越えの道に気が付かなかったのだ。おっちょこの小生にはよくある話である 。リベンジするぞう。