ちばのやま     トップページへ戻る  やまメニューへ戻る


御殿山 363.9m 安房郡丸山町、富山町境界 鷹取山 364.5m 安房郡丸山町、富山町、三芳村境界 宝篋塔山(ほうきょうとうさん) 341.5m 安房郡丸山町、三芳村境界 大日山 333.3m 安房郡三芳村
歩行時間3時間10分 歩行距離7km 山遊日06/03/12
参考図書 千葉県の山(山と渓谷社)、房総山岳志(崙書房出版) 1/2.5万地形図(金束、安房古川)
行 程 東星田先駐車場08:10→大黒様分岐08:28→御殿山山頂下分岐08:41→鷹取山山頂09:03→宝篋塔山山頂09:38/09:44→大日山山頂09:58/10:01→宝篋塔山山頂10:11→鷹取山山頂11:40→御殿山山頂11:00/11:05→駐車場11:34
御殿山案内図






 高照禅寺前の登り口が駐車場(Pマーク)も広くトイレも綺麗なのでお薦めなのですが、今回は鷹取山、宝篋塔山経由の大日山往復コースのため最短距離を取り東星田の先にある小さな駐車場(赤●印)を出発点としました。
段ボール紙の指導標






 しばらく進んだら、いつもの山道は通行止めとなっており、段ボール紙の緊急指導標の先は竹林を開いた新道が出来ていました。
崩落した階段 崩落現場






 先に行ってみてビックリ、大きな崩落が有ったようです。登山道の階段もこのような状態です。先ほどの通行止めの先も崩落しているようでした。
御殿山山頂直下分岐





 さらに先にも少し崩落した場所がありましたが通る分には大丈夫でした。御殿山山頂の展望は帰りの楽しみにとっておき、山頂直下の分岐から南西方向に鷹取山を目指しました。
急降下の階段 盛りを過ぎた藪椿
 ここからは藪椿のトンネルとなった急勾配の階段を下ります。盛りは過ぎたようですが花びらを踏みしめながら通るのもオツなものです。
経塚山









 左側(東方向)が開けてきました。遠くに見える山は経塚山なのでしょうか。
鷹取山







 御殿山から20分ほどで鷹取山に到着します。
水分神







 右側(西)に倒れかかった山頂石碑がありますが「水」しか読めません。
 ここから大沢林道と富山ダムへの指導標がありましたので四方から登ってこれるようです。
手作りの指導標







 このコースは手入れも行き届いており、このような手作りの指導標もこまめに設置されています、本当にありがたいことで感謝いたします。
富山と伊予ヶ岳 鷹取山
 急勾配の上り下りで先に進むと小さなピークの手前で右後ろに(北西側)富山と伊予ヶ岳、後ろ(北)には先ほど登った鷹取山を振り返ることが出来ます。
左手前に御殿山、右後方に愛宕山









 さらに先の尾根からは左後方(北東)に御殿山、その後方には千葉県の最高峰嶺岡愛宕山が見えます。
宝篋塔山 宝篋塔
 ヒノキの林を抜けてマテバシイの古木が現れたら宝篋塔山の山頂です。ここもマテバシイの樹冠で乳首型になっているために「ニセゴテン」と、ありがたくない俗称もあるのだそうです。
航空機墜落の碑





 山頂の直ぐ下には昭和16年に海軍の航空機が墜落をし亡くなられた3名の兵士の慰霊の碑があります。
大日山から見る富山








 大日山には思ったよりも早く到着することができました。正面(北西)には見慣れた富山が姿を現していました。
宝篋塔山、鷹取山、御殿山







 右側(北北東)には。宝篋塔山、鷹取山、御殿山と今日通ってきた山々を振り返ることができます。こうして見てみると、やはり宝篋塔山と御殿山の樹冠は似ていますね。
大日山山頂、四等三角点増間







 小休止をして、コースをそのまま戻りました。大日山に関しては別項にて記載してありますので省略します。
鷹取山、宝篋塔山







 御殿山山頂目前から振り返った宝篋塔山と鷹取山です。アップダウンが激しかった割には、思ったより時間がかかりませんでした。
南東方向に太平洋を望む







 本日は曇り空のために太平洋も富士山も拝めません。
 御殿山山頂の東屋では埼玉から来られたという大部隊が食事中で、甘酒をご馳走になりました。本当にありがとうございました。








 無事駐車場に戻り、東星田の県道に出る途中で小彼岸桜なのでしょうか濃いピンクの桜が花盛りでした。もう既に棚田には水が引かれており春本番を思わせる雰囲気でした。

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