ちばのやま     トップページへ戻る  やまメニューへ戻る


館山城山 約70m 館山市
歩行時間36分 歩行距離1.5km 山遊日07/03/31
参考図書 房総のやまあるき(新ハイキング社) 1/2.5万地形図(館山)
行 程 城山公園駐車場07:30→万葉の経分岐07:39→八遺臣の墓07:45/07:47→万葉の経分岐07:58→山頂08:00/08:13→駐車場08:21
城山公園の館山城









 国道127号線および410号線で南下し県道257号線で西に向かうと南側に城山公園が見えて来ます。
 遠くからでも館山城が見えますので、適当に走ってもここに来ることが出来ます。
公園内の道を南に進む









 駐車場は広いので心配ありません。もっとも花見のシーズン真っ盛りだけに今日は混み合うのかも知れません。露店も開いていない早い時間なのに、もう花見の準備でブルーシートを広げているグループがいました。
7分咲きの桜












 小生の住まいのある北西部よりも館山は南なのに桜の開花は遅いようで未だ5〜7分咲きでした。
天守閣に向かう坂道 天守閣分岐
 右手に孔雀園を見送り南に進むと右カーブし天守閣に向かう坂道となります。朝の散歩にこのコースを歩いている人が多いのでしょうか、何人もの人が降りてきました。
 このまま西に向かったら天守閣に着いてしまってお終いになってしまいます。このところ里見氏の城跡を何ヶ所か廻っていており、八遺臣の墓の案内に興味をひかれ、そちらを先にすることにしました。
城郭内に入る石段 八遺臣の墓・天守閣分岐
 山の尾根を利用して城郭が出来ていたのでしょう。石段を登って城郭内の一段高い場所に出ます。右が天守閣、左が万葉の経を経て八遺臣の墓へ至ります。
梅園越しの南西方向に見える山









 万葉の経を南東に進むと右下(南西)に梅園が見えます。更にその先には市街地越しの運動公園周辺の山々が見渡せます。
 また、こうして下の方を見ると山城の面影もうかがえます。
この先で尾根道を下る 八遺臣の墓・駐車場分岐
 八遺臣の墓は尾根道を一段下った所にあるようです。分岐を左に進めば駐車場と案内されていますから城郭全体の南東の端に当たるようです。
八遺臣の墓











 薄暗い場所なのでストロボを使わざるを得ませんでしたが、思いの外に立派な墓地で周りには石祠なども祀られていました。
万葉の経





 里見氏の興亡に思いをはせながら万葉の経に戻りました。
 ここでは万葉の歌を利用して植物の案内をしています。しかし、これは大伴家持の歌で「ちち」(ビワのことだそうです)を案内しているのですが、どう見てもこの葉は「ツツジ」です。どうなっているのでしょうか。
天守閣分岐











 更に、天守閣への分岐まで戻りました。
 こうして桜越しに天守閣を眺めると、なかなかなものです。
浅間神社









 一段高いところに登ると広場になっており、右端(南端)に浅間神社が祀られています。
天守閣









 中央には博物館分館となっている天守閣が聳えています。
 犬山城に似た天守閣ですが、実は歴史的にはここに天守閣は無く、観光用に作られたものなのだそうです。
ツツジ









 天守閣の左横を通り過ぎ、西に少し下るとツツジ園になっており、その先が展望台になっています。
北西に館山航空基地












 北西には海上自衛隊の館山航空基地。
北には北条海岸、大房岬、堂山













 北側には北条海岸、先には大房岬、堂山が見渡せます。
北東には富山やその他の山々












 北東方面には富山、伊予ヶ岳、御殿山、愛宕山と嶺岡山系の山々を見ることができます。
関東の富士見百景








 関東の富士見百景などと称する取り組みを国土交通省がやっているとは知りませんでした。もっとも、今日は残念ながら富士山は見えませんでしたが。
天守閣






 天守閣を左に見ながら広場に戻り、右に浅間神社を見送りながら下れば最初の天守閣の分岐に出ます。
 結局は最初の分岐で天守閣の方に進んでから浅間神社、万葉の経、八遺臣の墓というコースをとれば周回出来たのに、同じ道を往復することになり孔雀園を左に見て戻りました。
登り口を振り返って









 駐車場の横まで戻ったら露店も営業開始の準備中、花見の客も少しずつ姿を現していました。

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