ちばのやま     トップページへ戻る  やまメニューへ戻る


十州台(としまだい) 264.7m 富津市
歩行時間1時間20分 歩行距離3.0km 山遊日06/02/19
参考図書 房総山岳志(崙書房出版) 1/2.5万地形図(鬼泪山)
十州台入口(国民宿舎跡)





 県道93号線を西に進み鹿野山神野寺、測地観測所を過ぎた先に国民宿舎鹿野山センターの跡地が、こんな悲しい姿をさらしています。このフェンスの左横に十州台を経て新田、東大和田に南下する旧道があります。
壊れた石碑










 しばらく歩くと右側にこんな壊れた石碑がありました。地形図で確認してみると、この辺は鳥居岬、安藤広重の「富士三十六景・上総鹿野山」で知られた名所とのことですから何か関係があるのでしょうか。
 様子を見ようと奥の方に行ってみましたが何もありません。今は植林されて、展望を望むことも出来なくなっているのが残念です。
鳥居岬分岐






 石碑の少し先が左右の分岐になっていました。紫のテープが左にあったのですが道幅は右側の方が広いので、そちらに進んでみました。
山林の標識 茅の原
 角地に山林の標識があり、先は茅を刈り取った広場になっており、中央には道もしっかりとついていました。
 しっかりとした道を信じてそのまま先に進んだら何と県道に出てしまいました。どうも地形図もろくに見ないで広い道を選んでしまう悪い習性があるようです。
鬼泪山・マザー牧場








 南西の方向から何かマイクの音が聞こえてきます。方向的にマザー牧場だと思っていましたが、その通りで樹間の開いたところから様子を見ることができました。
保養施設 マザー牧場
 先ほどの分岐まで引き返し、少々荒れた山道を南に進んだら給水タンクに突き当たってしまいました。左の藪に紫テープがあり、そのまま直進できるのでしょうが右側(西)に建物があり、開けているので一旦降りて見ました。建物は大きな保養施設のようで、右奥にはマザー牧場が見渡せます。
給水タンク左奥の藪道 分譲地の舗装道路
 地形図で確認をしてみたら保養施設らしい建物横の舗装道路を通っても十州台に行けるのですが遠回りになります、藪が深くておっくうなのですが藪道を進むことにしました。
 しかし、直ぐに建物のちょっと先に出てしまいました。それでも、その先の左側に山道らしき道を見つけました。ここも少々荒れていますが、いかにも旧道らしく道幅も広くなっています。しばらく下ると分譲地のような(建物は建っていません)ところの舗装道路に出てきましたので左に進みました。
分譲地の南東端 十州台尾根と旧道の分岐
 この分譲地らしきものは保養施設とセットで開発されたものなのでしょうか、建物などは何もなく荒れ地になって舗装道路だけが残っています。
 この分譲地の南東端の道路が旧道とつながっています。藪道をしばらく南に進むと十州台山頂に向かう尾根とそのまま南に向かう旧道との分岐になります。
山頂の藪 四等三角点十州台と千両
 今回は十州台で引き返す予定のために左の尾根道を登りました。ガイドブックでは立木が伐採され見晴らしが良いと書いてあったのですが、ご覧の通り竹や小木が茂ってしまい藪漕ぎ状態でした。しかし、どういう訳が山頂の三角点のある場所だけは綺麗になっており千両の実が綺麗でした。

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