ちばのやま     トップページへ戻る  やまメニューへ戻る


魚見塚 110m 鴨川市見渚 歩行時間20分 歩行距離 1.0km 05/03/19
参考図書 なし 1/2.5万地形図(鴨川)
登り口から見た乙女像



 千葉の山は西の鋸山から東の清澄山までの清澄山系が主稜となっており、その南側に 愛宕山を主峰にし、西に富山や伊予ヶ岳、東の端がこの魚見塚となっている嶺岡山系が 続いています。
 小生はこの魚見塚の存在を知らなかったのですが、高鶴山から鴨川に向かって林道嶺 岡中央2号線を通った際に正面に、この像を見つけて何だろうかと思って行ってみたら 林道の終点がここだったのです。
 林道の入口は少々判りにくいので、国道128号線を南下、鴨川市街を抜け嶺岡トン ネルを出たところで左折し、海岸に向かう途中に案内がありますので、そこを左折した 方が判りやすいでしょう。頼朝ゆかりの一戦場公園に駐車場がありますので、ここから 10分程歩けば展望台に行けます。
嶺岡トンネルの上の西方向




 魚見塚は漁師が魚の群れを見て漁の判断をした場所だとか、確かに眺めの良い場所で 、ここからの展望は最高です。
 西側(山側)が丁度、嶺岡トンネルの上になっており別荘地のようです。
 左の山が烏場山、右が高鶴山です。この右手が林道になっています。
長狭平野と清澄山系






 右に視点を移し、北西の方向を見ると嶺岡山系の山裾から長狭平野、更に右奥には清澄山系が見えます。
鴨川漁港と前原・横渚海岸






 北東側には手前に鴨川漁港、更に先の方には日本の渚百選の一つである前原・横渚海 岸が見えます。
仁右衛門島





 南には有名な太海の仁右衛門島が見えます。なるほど、こうやって漁師は魚影を見た のかと悦になって眺めていました。
 顔の色が黒いのだけが共通点で、リュックを背負った山男が海を眺めている姿は奇異 だったのに違いありません。
真横から見た乙女像




 そもそも、この乙女像は地元の木彫作家である長谷川 昴氏の作で仏の化身(乙女) が暁の潮風を受けている姿だとか。何とか正面を見ようと、海側の旧国道を走って見ま した。
 なかなか思惑通りにはいきません。ここでは真横の姿でしたので、更に鴨川市街の方 に向かいました。
鴨川漁業協同組合市場







 鴨川漁港の桟橋まで行ってみたら、今度は山は見えても乙女像の姿は見えません。
長狭平野






 仕方がないので漁港の端まで行ってみたのですが、今度はどうにか見えたのですが斜 めの姿です。
二ツ山









 海側から見るのを諦めて、山を一回りしようとしたのですが、これも駄目でした。結 局見られたのは乙女のお尻だけ、こうなるとどうしても見たくなるのが男の心情、帰っ てからWEBを探し回りましたが、正面の写真は足下から上を見上げたのが1枚有った だけ、表情は読みとれませんでした。

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