日本列島 山だらけ     トップページへ戻る  山だらけメニューへ戻る

甘利山 1,740m 韮崎市・南アルプス市境界 歩行時間 1.0時間 歩行距離 2.0km
参考図書 ヤマケイYAMAPC北岳・甲斐駒・仙丈・鳳凰三山(山と渓谷社)
行程 登山口7:10→汁垂小屋7:20→山頂分岐7:35→山頂7:45/7:53→三角点8:16→登山口8:27
山遊日 05/09/23

甘利山周辺案内図

 北岳を始めとする南アルプスの山々は憧れの的ですが、軟弱ハイカーの小生には未だ未だ高嶺の花です。取りあえずは見るだけと入口にある山に行ってみることにしました。
 甘利山は韮崎から近くて、山頂近くまで車で入れる楽ちんな山で、レンゲツツジの名 所として有名なのだそうです。
 と言っても、さすがこの時期ですから駐車場には一台も無く、狙い通りの静かな山遊 びとなりました。
登山口指導標 奥甘利山を見ながら汁垂小屋方向へ
 上の甘利山周辺案内図の黄色い線がコースなのですが、左回りにしようか、右回りに しようかと迷いましたが、取りあえずは北西方面に直進(赤い線)し左回りのコースを とりました。
汁垂小屋前から笹原へ左折





 右手にグリーンロッジ、第二駐車場を見ながら進むと汁垂小屋が見えてきた所で左手 に笹原の開けたところが現れます。
 真ん中に道があるので南西方向になだらかな斜面を進みます。
唐松に寄生するサルオガセ











 しばらく進むと左右に唐松の木立が現れてきますが、サルオガセが垂れ下がり、まる で原生林の中という雰囲気です。
笹原での分岐 甘利山山頂と奥甘利山、大西峰分岐
 左右の分岐になりましたが指導標はありません。地形図から見ると左に行った方が山 頂なのですが、右に行った方が尾根道に真っ直ぐ向かっているので、右側の道を選びま した。
 やはり正解でした。ここしかない急登を抜けたら尾根道に突き当たりました。ここを 右(西)に行くと奥甘利山、大西峰に、左で山頂に向かいます。
笹の茂る尾根道 甘利山山頂
 気持ちの良い尾根道歩きをすると、直ぐに開けてきてマツムシソウの群生(野の花参 照)に出会いました。写真撮りに夢中になりながら進んでいたらいつの間にか山頂に到 着していました。
 山頂標識の標高は1,731mと書いてありますがガイドブックでは1,740m、 地形図で調べてみても1,740mでした。まぁ良くあることですので笑って過ごしま しょう。
右に千頭星山の山裾、左に櫛形山、中央奥に農鳥岳、塩見岳などの南アルプスの山々
 山頂は晴れているのですが雲が下に見えます。本日の天気予報は全日曇りとのことで したから、これでも運が良かったのでしょう。
 右手前に見えるのが西側にある千頭星山の山裾、左に櫛形山、中央奥が農鳥岳、塩見 岳などの南アルプの山々のようです。
奥秩父方面






 南東に富士山、東に甲府盆地、北東に奥秩父、北側に八ヶ岳連峰の山々が見えるはず なのですが残念ながら雲の中、奥秩父の方面に手前の山がうっすらと見えるだけでした 。
紅葉し始めたレンゲツツジ






 6月中旬のシーズンには、あの広い駐車場も満杯になる名所だということは、この紅 葉しかけたレンゲツツジの葉っぱからも伺えます。
レンゲツツジの原



 紅葉しかけたレンゲツツジと白樺が良い雰囲気を醸し出しています。
 ここまで来て最初のコース選択が誤りであったことに気が付きました。奥秩父方面の 山を眺める以外は全て後ろを振り返って見た景色です。正解は右回りに登るべきでした が、もう後の祭り、せいぜい蹴躓いて尻餅をつかないように注意をするのみです。
東 屋 三等三角点絶項
 また、二股に出たので右に行ってみたら東屋があり、さらに道が続いているのでその まま進んでみたら三角点がありました。
 ここから甲府盆地を見下ろす景色が綺麗とのことなのですが、雲の中で何も見えませ んでした。
忠犬ハチ公 つつじ苑(売店)
 二股に戻り、左に進むと登山口の駐車場が見えてきます。左手にコーヒーが美味しい という「つつじ苑」という売店なのか食堂なのかがあります。
 トイレに「公衆では無くお客様用です云々」の表示がしてあり、忠犬ハチ公がしっか りと番をしていましたが客として利用させて頂きました。店は休業のため、お金を一銭 も使うことはありませんでしたが。ハイ

トップページへ戻る  山だらけメニューへ戻る  このページのトップへ戻る