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(箱根山) 駒ヶ岳 ・1,356m 神山 △1,437.7m 足柄下郡箱根町
歩行時間 3時間17分 歩行距離 7km
参考図書 新・分県登山ガイド 13 神奈川県の山(山と渓谷社)、山と高原地図 29 箱根・金時山・駒ヶ岳(昭文社)
行程 頂上駅09:20→箱根元宮09:28/09:41→頂上駅分岐09:51→十字路10:09/10:18→神山10:51/11:20→十字路11:46→姥子分岐11:58/12:06→県道(登山口)12:45/12:55→ゴルフ練習場13:23→箱根園コテージ13:28→箱根園駐車場13:41
山遊日 14/11/20

神山と駒ヶ岳





 渋滞を避けるためには6時前に東京の中心部を抜けたい。そうなると8時30分の駐車場オープンまでに時間を持て余してしまいます。ようやく千円也を払って中に入れました。もちろん神山と駒ヶ岳の写真はオープン前に撮ったものです。
箱根駒ヶ岳ロープウェー ゴンドラ
 箱根駒ヶ岳ロープウェーの始発は、さらに先の9時10分。片道料金は640円(往復1,080円)でした。
乗車前に一枚









 乗車前に頂上駅の写真を一枚ゲットしました。
愛鷹山方面





 ロープウェーは全長1,800m、標高600mあまりを7分で一気に掛け登ります。
 駐車場からは冨士山の山裾だけが見えていたのですが、もう何も見えませんでした。それでも西側に愛鷹山が見えます。
南西には駿河湾









 南西には芦ノ湖越しの駿河湾。
南に伊豆半島









 南に伊豆半島。
南東の相模湾








 南東の相模湾は初島がやっとで大島さえも見えません。
元宮







 遊歩道は東側にも延びているのですが電波塔の側にあると思われる三角点は山頂より30mも下るのでパス、北側にある元宮に向かうことにしました。
元宮






 元宮には左回りでも遊歩道が向かっているのですが神山を背にして南東を向いているようなので、正面から向かうように、先ずは東に、さらに広場から左折で北西に進みました。
元宮








 由緒正しく鳥居を潜り石畳の参道を通り元宮に行きました。
北西に神山









 元宮の後、北西に神山。
北北東の早雲山









 北北東の早雲山。
東には相模湾









 東には小田原越しの相模湾。
南東に電波塔、初島








 さらに南東に電波塔と、その右側に初島が見えて、先程、頂上駅横から見た景色とつながります。
山頂は何処だ?







 山頂は何処だろうかと元宮の左横後に進んだのですが立入禁止の場所になりました。建物跡なのか、それともヘリポートか何なのでしょうか。
元宮横の山頂標識 瀬戸橋
 しょうがないので元宮まで戻ったら、何と元宮の左横に山頂標識が立っていました。ケルンまで下り元宮を振り返りました。
冨士山の山裾








 本来なら神山の左横後に見える冨士山ですが、よく見たら両側の山裾が微かに見えました。
西の愛鷹山








 ガイドブックには神山に向かって下ると書いてあるのですが西の愛鷹山に向かっています。
元宮






 不安になったので、もう一度元宮に戻って確認したのですが、他に下る径はありません。
頂上駅 頂上駅分岐
 不安に思いながらも深い笹原の径を下ったら頂上駅との分岐が見えてきました。
下り径 樹林帯の急降下
 何のことはない昭文社の山地図には頂上駅から神山へ向かう径しか記載されていなかったのです。確かに、ここからは神山に向かう下り径です。さらに樹林帯の急降下もあります。
北に神山








 なだらかな笹原まで降りてきたら再び神山を北側に見ることが出来ました。
十字路 登り返し
 直ぐ先が左が防ヶ沢、正面が神山、右がお中道の十字路でした。元宮の13分は写真撮りと勘違いなどでのロスタイム、ここで本日最初の休憩としました。この先を少し下ると登り返しとなり神山に向かいます。
石ゴロの路 神19標柱
 こんな石ゴロの径もあるのですが神1〜神19の標柱が安心感を与えてくれます。
神山 一等三角点冠ヶ岳
 神19の先が神山山頂で丸太のベンチが並んでいます。一等三角点の名称は何と神山ではなく冠ヶ岳でした。
駒ヶ岳と頂上駅








 山頂の眺めは良くありません。南東の樹間に駒ヶ岳と頂上駅。おまけにガスも出て来ています。
北東に早雲地獄









 北東に早雲地獄。
南西の芦ノ湖









 南西の芦ノ湖と、ちょっとしか見えません。
十字路






 神山山頂で軽食休憩を採り、十字路まで戻って来ました。
駒ヶ岳





 天候が回復して冨士山を拝めることを期待していたのですが、それどころではなく少し雨が落ちてきたので頂上駅に戻ることも考えたのですが、たいしたことはないので予定通りに防ヶ沢に降りることにしました。
 途中で樹間が開き東南東に駒ヶ岳を眺めることが出来ました。
なだらかな巻き径 防4
 防ヶ沢に向かって西へ向かう径は神山と駒ヶ岳の間の巻き径なのでなだらかな下り径です。ここにも防1から始まる標柱が有り難く感じられます。もっともここは登りではなく、下りで十字路から始まっているのが可笑しい所です。
芦ノ湖








 防4標柱の所からは南の樹間に芦ノ湖が眺められました。
姥子分岐





 指導標は無いのですが北側に向かう踏み跡が延びているので、ここは姥子沢への分岐でしょう。落ちてくる雨の量が増えてきたので、ここで雨支度です。そして、ここからの下りは勾配も増してきます。
紅葉












 防13の所まで降りてきたら紅葉が綺麗に見えるようになってきました。標高1,000m辺りが分岐点のようです。
黄葉と芦ノ湖









 防14からは黄葉と芦ノ湖が眺められました。
ヒノキ林 県道(登山口)
 ヒノキ林は防16、薄暗く径もはっきりしないのですが防標柱と指導標が細かく立っているので安心して進めます。降り着いた所が県道(登山口)で防19標柱も指導標の隣に立っていました。
東に駒ヶ岳と頂上駅








 県道は大きいS字を描きながら南東に進むのですが、ここからも東に駒ヶ岳と頂上駅が見えます。
ゴルフ練習場





 ロープウェーが県道の上を横切る所で工事中、片側交互通行の案内をしていた人に「箱根園に降りるのには・・・」と聞いたら「県道の先で右折」とのこと。それを信じて先に進んだらゴルフ練習場が見えてきました。そこから見たロープウェーはかなり西側、大分行き過ぎています。
箱根園コテージの通せんぼ 箱根園コテージ
 おかしいと思い、戻り返して反対側の案内人に「この辺の土地勘はありますか」と聞いたら「遠くから来ているので無い」とのこと。地図を見直したら、やはり間違い、箱根園コテージから下れば良いのでした。通せんぼと「旗振り」のいい加減な返事に惑わされてしまったのでした。
箱根園駅 駐車場
 箱根園コテージは、もう使われていないのでしょうか。大分荒れていました。またS字カーブの連続なので効率の悪い道となり、ようやく箱根園駅を経て駐車場にたどり着きました。
大涌谷と冠ヶ岳







 先程歩いた県道を車で北上、右カーブで大涌谷へ。でもここは観光地、駐車場も満車だったのでエンジンも止めずに違法駐車で冠ヶ岳の写真を一枚だけ撮って、直ぐに帰りました。

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