日本列島 山だらけ トップページへ戻る 山だらけメニューへ戻る
塔ノ岳△1,490.9km 秦野市・愛甲郡清川村・足柄上郡山北町境界 丹沢山△1,567.0km 愛甲郡清川村・相模原市緑区(旧津久井郡津久井町)・足柄上郡山北町境界 蛭ヶ岳△1,672.6km 相模原市緑区(旧津久井郡津久井町)・足柄上郡山北町境界 参考図書 ヤマケイYAMAP F 丹沢・塔ノ岳・鍋割山・檜洞丸(山と渓谷社) 山と高原地図 28 丹沢(昭文社) 1日目 歩行時間 3時間40分 歩行距離 7.0km 行程 大倉バス停06:40→観音茶屋07:13/07:22→見晴茶屋07:45/07:55→駒止茶屋08:35/08:55→堀山の家09:15/09:36→戸沢分岐10:01→花立山荘10:33/10:52→金冷し11:09→塔ノ岳11:30 2日目 歩行時間 4時間36分 歩行距離 9.4km 行程 塔ノ岳07:02→日高07:33→竜ヶ馬場07:52/08:07→丹沢山08:32/09:05→鞍部09:23→休憩所09:47/10:03→不動ノ峰10:11→棚沢ノ頭10:22→鬼ヶ岩10:39/10:46→蛭ヶ岳11:19/12:33→鬼ヶ岩下12:50/12:53→棚沢ノ頭13:19→不動ノ峰13:30→休憩所13:35/13:48→鞍部14:01→丹沢山14:21 3日目 歩行時間 3間間30分 歩行距離 9.6km 行程 丹沢山06:44→日高07:20/07:31→塔ノ岳07:57/08:10→花立山荘08:40/08:54→戸沢分岐09:15→堀山の家09:30/09:53→駒止茶屋10:09/10:20→見晴茶屋10:48/11:10→観音茶屋11:27/11:39→大倉バス停12:00 山遊日 16/11/16〜11/18 |
![]() ![]() |
当初は登山口をヤビツ峠と考えていたのですが同行者のことを考えて、簡単で時間も短いと云う、秦野戸川公園の横にある大倉バス停に変更しました。公園にも駐車場はあるのですが登山者は、こちらを使えとの案内なので左(西)側にある24時間営業の民間駐車場(平日当日最大500円・休日同800円)を利用しました。 |
![]() ![]() |
バス停ロータリーの北側に休憩所(登山届けはここへ)、どんぐりハウス(食堂)とトイレが並んでいました。ここで身支度を調えて車道を右に、どんぐり山荘、大倉山の家を見送り北北西へ進みました。 |
![]() ![]() |
Y字路は左へ進みます。その先に小さな建物が有りました。丹沢ベースと書いてあります、山小屋なのでしょうか。 |
![]() その横にベンチがあり北東側が開けた展望地になっていました。 |
![]() ![]() |
観音茶屋です。同行者とは全ての茶屋・山小屋で休憩、自分のペースで歩き、遅れた人を待つとの約束なので、早速休憩です。併設のバイオトイレ(協力金100円也)も大いに役立ちます。その先で大観望(大倉高原山の家)との分岐となりましたが、ここは直進で北に進みました。 |
![]() ![]() |
その先で大観望からの径と合流になりました。この写真は振り返って撮っています。ここは広場になっている雑事場の平で、ベンチが置いてありました。 |
![]() 次は見晴茶屋です。 |
![]() 名前の通りに茶屋の正面が見渡せます。東南東に江ノ島、三浦半島、その後に房総半島。高さから見て左側に鹿野山、右側に愛宕山と判断出来ます。千葉県人としては嬉しい限りです。 |
![]() ![]() |
杉や檜の植林地を自然林に作り替えているのだとか、寄付を募って植えられたモミジの並木です。ここは平らですが、先で一登りすると駒止茶屋で、当然、ここでも休憩としました。 |
![]() ![]() |
本日、初めての、なだらかな下り径で、ルンルンの紅葉見物です。その先が、こんな細尾根になっていました。 |
![]() ![]() |
二股方面への分岐ともなる堀山の家です。さっきの楽ちん分が、ここからは、おつりとなって跳ね返ってきます。今までよりも少しきつい登りになって、こんな階段径も現れました。 |
![]() ![]() |
右(東)側の戸沢への分岐です。ここから先は、さらにきつい階段径に変わりました。最後の花立山荘の手前では10歩も歩まずに一休み、富士山登山で出会った九合五勺の急登雪渓歩きを思い出してしまいました。 |
![]() ![]() |
花立山荘で、しっかりと休憩。トイレにも、お世話になりました。その上がガレ場になっていますが、先程の急勾配よりは楽な径です。 |
![]() ![]() |
でも、こんな細尾根や足場パイプで鞍部に下る径もありました。 |
![]() ![]() |
鍋割山の方から来る金冷しです。ここからの北北東に向かう径は、花立山荘までの急登に比べたらルンルンの径でした。 |
![]() ![]() |
それでも最後は、それなりの登りになります。階段径を一登りしたら、本日の目的地、塔ノ岳の山頂に到着です。 |
![]() ![]() |
山頂はガスで展望もなく、強くは無いのですが風も吹いていました。三角点も無さそうです(後で調べたら三等三角点塔ヶ岳で亡失となっていました)未だ11時半で早いのですが尊仏山荘に逃げ込んで昼食宴会にしてしまいました。そして、その先が夕食まで延々と続いたのは云うまでもないことです。 |
![]() 結局、夜になってもガスが切れることはなく楽しみにしていた夜景も駄目でした。 それでも、夜中にトイレで起きたら多少のガスがあるにもかかわらず月が明るく期待を持たせてくれました。これは朝食前、5時16分の横浜方面(東側)の夜景です。 |
![]() 東南東に江ノ島方面。 |
![]() 南の真鶴岬。 |
![]() 南西にも見えたのですが御殿場辺りでしょうか。 |
![]() のんびりと6時からの朝食を楽しんでいる方もいたのですが、ご来光と、どっちを取るのかと声を掛けて外に出ました。6時15分頃の東に見える横浜方面です。 |
![]() ぼやけていますが東南東の江ノ島方面です。左の大きな山が大山、右側の山が三ノ塔です。 |
![]() 南に真鶴岬、その右側が箱根の山になるのでしょうか。 |
![]() 南西方面ですが、ぼやけていて愛鷹山は確認出来ません。 |
![]() 西南西に冨士山、西の南アルプスは、ちょっと無理です。 |
![]() 北西の檜洞丸、その右側に蛭ヶ岳、不動ノ峰、北に丹沢山。 |
![]() 北東に尊仏山荘で一周です。 |
![]() あんまり、はっきりしないのですが江ノ島をズームで。 |
![]() 冨士山。 |
![]() 蛭ヶ岳、不動ノ峰、丹沢山です。 |
![]() 6時21分、江ノ島の左後に、ご来光です。房総半島の山々は残念ながら雲で隠れてしまいました。 |
![]() ![]() |
尊仏山荘に戻り、身支度を調えて出発ですが、のんびりしていたのか7時を過ぎてしまいました。山荘の左側から北に下ります。見透しが良くなったら、これから向かう丹沢山、龍ヶ馬場、日高の各峰が良く分かります。 |
![]() 最低鞍部まで下り、登り返した所で左側に見た冨士山です。この時の時間が7時15分で、未だ薄暗かった塔ヶ岳山頂で見たのとは雲泥の差です。 |
![]() 振り返って見た塔ヶ岳山頂で山荘の屋根も見えます。 |
![]() ![]() |
なだらかな登り径を進んだら日高でした。 |
![]() また下って、登り返さなければならないようです。先に見えるのが、丹沢山と龍ヶ馬場です。 |
![]() 右後(南東)側に相模湾も見えて来ました。 |
![]() 左には、もちろん冨士山、箒杉沢でしょうか、河原や水の流れも見えました。 |
![]() ![]() |
50分ほど歩いたのでベンチのある龍ヶ馬場で小休止です。またこの先も下って登り返しとなりました。 |
![]() ![]() |
太陽光発電の間を抜けたら9年ぶりの丹沢山でした。先ずは一等三角点丹沢山です。 |
![]() ![]() |
冨士山の見える山頂標識です。今日はみやま山荘での宿泊なので蛭ヶ岳に向かうのに必要のない物を整理して山荘に預ける事にしました。でも、この作業が意外に時間が掛かるのでした。 |
![]() 宮ヶ瀬湖11kmの標識を見て懐かしくなり北東方面を眺めたのですが、ちょっと無理でした。 |
![]() 蛭ヶ岳3.4kmの指導標を見ながら北西に下ったら展望地に変わりました。 |
![]() 左後の南側に塔ノ岳、大丸、小丸、その右横に鍋割山。 |
![]() 左(南西)側に台形の箱根山、三つの峰が並んだ愛鷹山、その右手前は大石山でしょうか、そして西南西に冨士山です。 |
![]() 左前方(西北西)には、これから向かう不動ノ峰と蛭ヶ岳が見えました。 |
![]() 右前方(北)は奥秩父・武蔵・多摩の山々となるのでしょう。 |
![]() ![]() |
もったいない位に大きく鞍部へ下ります。ここが最低鞍部となります。 |
![]() 登り返すと西に進むようになります。右側が、ちょっと崩れた所から見た蛭ヶ岳です。ここまで来ると山頂の蛭ヶ岳山荘もはっきりと見えました。 |
![]() ![]() |
不動ノ峰休憩所で、早速休憩です。ガイドブックには東屋とありましたが小屋と言った方が良いのではないでしょうか。もっとも、ここは野営禁止のようですが・・・ |
![]() ![]() |
さらに西に進むと不動ノ峰となりました。 |
![]() さらに西に進むので、今までは蛭ヶ岳の右(東)側を見ていたのが、ここからは左(西)側を見て進むようになりました。 |
![]() 冨士山を眺めながら下る径もありました。 |
![]() 右に半回りして棚沢ノ頭と蛭ヶ岳を目指しました。 |
![]() ![]() |
細尾根の先が棚沢ノ頭でした。ここからは北北西に向かいました。 |
![]() 先で下り径になったと思ったら・・・ |
![]() ![]() |
直ぐ先が鬼ヶ岩でした。クサリ場の危険地帯とガイドブックに書いてあったので、ここで後続を待ち、一緒に下りました。 |
![]() 鞍部からの登り返しは、西北西に向かう、なだらかな山径となりました。 |
![]() 右後(東北東)に宮ヶ瀬湖が見渡せました。 |
![]() ![]() |
程なくして蛭ヶ岳山荘に到着です。先ずは山頂をと見渡したら左側が高そうなので、そちらへ向かいました。 |
![]() ![]() |
山頂標識が有り石柱もあるのですが三角点ではありません。それと最高地点でもありません。山荘との間が高そうなので行ってみたら御嶽大神が祀られていました。 |
![]() その先の山荘との間に国土地理院の標柱があり、草むらの陰になって三等三角点蛭ヶ岳が倒れた形で有りました。右側の柱ではありません。それは木柱で、その左側の草むらの中です。 後で調べてみたら点の記では亡失となっていました。本体は有っても壊れた状態なら亡失となるのでしょうか。蛇足ですが塔ノ岳のは三等三角点塔ヶ岳(ノではなくヶです)で亡失となっていました。 |
![]() これで安心して山岳展望を楽しめます。東南東の丹沢山、不動ノ岩、南東に塔ノ岳。 |
![]() 南に鍋割山、大石山。 |
![]() 南西方面ですが来る時に見えていた箱根山や愛鷹山は、はっきりしなくなっていまいました。 |
![]() 西南西に冨士山、手前は檜洞丸、西の御正体山。後の南アルプスは無理です。 |
![]() 西北西の大室山、北西には奥秩父・武蔵の山々。 |
![]() 北側は山頂と山荘が邪魔をするので山荘の横に廻りました。 |
![]() やはり正解でした。袖平山、黍殻山、焼山と続き、その後に奥多摩の山々が見えました。 |
![]() 北東には宮ヶ瀬湖、高取山、仏果山、その右手前(東北東)が丹沢三峰のようです。 |
![]() 東の大山三峰山、南東に丹沢山を見て、これで一周です。 |
![]() 未だお昼前、時間は、たっぷりあるので山荘でビールを買い込み、久しぶりの野菜たっぷり、餅、卵入りのラーメンで昼食宴会とし、山頂のベンチで1時間以上も楽しんでから丹沢山に帰ることにしました。 |
![]() 蛭ヶ岳から東南東へ、なだらかに下る、この尾根径から、帰り道が全部眺められます。なだらかに下ってから、登り返すのが鬼ヶ岩、その先が鬼ヶ岩の頭、なだらかに尾根径を右に行ったら棚沢ノ頭、左カーブで東へ進むと不動ノ峰、また下って、登り返すと左側が丹沢山です。 |
![]() 鬼ヶ岩も、もう一度、眺め直して見ましょう。 |
![]() 丹沢山の、みやま山荘に戻ったら、当然、夕食まで宴会です。 |
![]() 朝食後、身支度を調えている最中に、二階の窓で気が付いたのですが、この時は6時25分、ご来光には数分遅れて、ただの太陽になってしまいました。 |
![]() 夜は樹間に夜景が見えていたのですが朝はガスがかかってしまいました。 |
![]() ![]() |
塔ノ岳山頂でも何も見えません。 |
![]() ![]() |
その代わりに金冷しに向かう途中で雌のニホンジカを見つけることが出来ました。ズームで撮っているので、距離は有るのですが、それでも、向こうは気付いているのに、なかなか逃げませんでした。人慣れしているのでしょうか。 |
![]() 花立山荘手前のガレ場で、振り返って見た塔ノ岳です。 |
![]() 左前方の南東側。 |
![]() 正面右(南)に真鶴岬。 |
![]() 右前方(南西)に箱根山が見えたら嬉しいのですが・・・ |
![]() 左側の尾根に建物が見えました。鳥尾山荘なのでしょうか。 |
![]() 花立山荘で、しっかりと休憩を採り、真鶴岬を眺めながら急な階段を下りました。もちろん、この先々は全ての茶屋、山小屋で休憩にして、のんびり下ったのは云うまでもないことです。 |
![]() 登り口のY字路の所にある案内に丹沢登山の心得として、大倉290m、塔ノ岳1,491m。北アルプスや富士山の登山道に匹敵する標高差があります。の表記に妙に納得するのでした。でも登る前には気付かずに、帰りに見つけた大間抜けなのです。 |
![]() 大倉バス停ローターリーの北側奥に見える山は塔ノ岳なのでしょうか。この時は、ちゃんと見えていましたが、直ぐにガスに隠れてしまいました。 |
![]() 北東に見える真ん中、奥の山は三ノ塔、二ノ塔と案内がありました。その右奥は大山(ズームで確認、左側に鉄塔有り)です。 |
![]() こちらが東側になります。この後、昼食を済ましてから秦野ビジターセンターで事後研修をして(何かと、お間抜けなのであります)帰途に付きました。 |