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日留賀岳 △1,848.8m 那須塩原市(旧那須郡塩原町・旧黒磯市)・日光市(旧塩谷郡藤原町)境界
歩行時間 6時間42分 歩行距離 12.5km
参考図書 新分県登山ガイド 8 栃木県の山(山と渓谷社) 山と高原地図 12 那須・塩原(昭文社)
行程 小山氏宅駐車場07:09→送電鉄塔07:43→シラン沢林道終点08:12→鳥居09:51→最低鞍部10:04/10:10→日留賀岳11:22/11:35→最低鞍部12:18→鳥居12:32→尾根径と沢筋の分岐13:00→林道終点13:29→送電鉄塔13:48→小山氏宅14:10
山遊日 12/09/16

小山氏宅駐車場 小山氏宅作業場、住居
 東北道西那須野塩原ICから国道400号線で西北西に向かうのは通り慣れた道です。塩原温泉街を通り抜け、左に元湯温泉の入口を見送ると、すぐ右(北)に入る道(元湯温泉口バス停横)があり日留賀岳登山口の案内も立っています。その先でも案内を頼りに進むと小山氏宅に到着します。そこには登山者用の駐車場も無料で開放されています。
玄関横の登山者名簿記帳台 鳥居
 小山氏の野菜洗浄作業場、住居前を進むと、玄関の右横に登山者名簿記帳台が置かれ、手作りの地図も用意されています。記帳を済ませ、右奥に進むと鳥居が立っています。
南に向かう山径 鉄塔
 鳥居を潜り小山氏宅の裏山を登るような感じで北東に進みます。その先で右からの径も併せて左カーブで北へ向かい、ジグザグに登ると目の前に鉄塔が現れますが、あまりに高くて写真に納まりません。
送電鉄塔 シラン沢林道
 鉄塔の足下まで行ってから見上げてみたら東電の送電鉄塔でした。そこを抜けたら西から北にカーブするシラン沢林道に出て、そのまま北に進みます。
右前方に長者岳、大佐飛山






 右前方(北東)に山並みが見えてきました。右手前の山が長者岳、その左後ろが男鹿山塊の最高峰、大佐飛山でしょうか。
右後に塩原温泉






 右後(南南東)に塩原温泉街のビルも見えますから、その後の山並みは八方ヶ原から高原山の山裾のようです。
崩落と木の根 林道終点の広場
 落石注意の看板が多く出ていましたが崩落で木の根が林道の真ん中まで落ちていて車両の通行は不能です。程なくして林道は終点となり最後は広場になっていました。
山径を北西へ カラマツ林
 広場の左前方から山径に入り北西に進みます。カラマツ林を抜ける辺りまでは快適なのですが・・・
水場近くのブナ林 瓢の峰
 水場の近くと思われるブナ林に入ると勾配がきつくなり大きなジグザグを切って進みます。ようやく瓢の峰(ふくべのおね)と呼ばれる尾根径になり少し楽になると思ったら、とんでもなく、もっと急勾配が続きます。
木の鳥居 最低鞍部
 尾根の右(東)側から左(西)側に出て少し下ったら木の鳥居に到着しました。ここからは右カーブで北東に進みます。出発してから3時間近くも歩き続きだったので休憩場所を探したのですが見つかりません。さらに少し下った最低鞍部で座り心地の良さそうな木の根をベンチ代わりにして小休止としました。
樹間の先に山頂か? 尾根の左(西)側
 樹間の先に山頂らしきものが見えてきました。ちょっと時間が早いなと思ったら、その通りで・1,622m峰だったようです。尾根の左(西)側を、さらに先に進みます。
ようやく山頂が







 ようやく山頂が見えてきました。ここからは左カーブで回り込み北に進みます。
日留賀岳





 肩ぐらいまである深い笹藪を抜け、山頂直下の灌木地帯のお花畑を過ぎると、ようやく日留賀岳の山頂で日留賀嶽神社、二等三角点蛭岳があります。
北西の七ヶ岳






 360度の視界と期待していたのですが急に南からガスが流れてきて北側しか見えません。
 はっきりしませんが北西ですから七ヶ岳でしょうか。
北北東に鹿又岳









 北北東には鹿又岳。
北東の男鹿岳、大佐飛山







 北東の男鹿岳、大佐飛山ですが途中では塩那スカイラインも見えていたのに残念ながら間に合いませんでした。
クロヅルの実 エゾリンドウ コガネギク
 急激に天候が悪化してきたので恒例のビールとモロキュウは抜くことがありませんが、オムスビは一個だけにして山頂を離れ、花畑の忘れ物だけ撮って急降下しました。クロヅルの実、エゾリンドウ、コガネギク。
アザミ ハクサンフウロ ヤマトリカブト
 アザミは種類が多くて名前が分かりません。ハクサンフウロ、ヤマトリカブト。
南側






 南側はガスで何も見えません。急変する天候と競争で下山です。
 結果はシラン沢林道で、ちょっと降られただけで済みました。
小山氏宅の水道




 1.5リットルの水を飲み干し、小山氏宅の水道で水分補給、車に戻り、残りのオムスビ一個を、ゆっくりと食べてから、おいとましました。お世話になりました。

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