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二岐山(ふたまたやま) 男岳 △1,544.3m 岩瀬郡天栄村・南会津郡下郷町境界
歩行時間 2時間43分 歩行距離 4.54km
参考図書 新・分県登山ガイド 6 福島県の山(山と渓谷社)、山と高原地図 12 那須・塩原(昭文社)
行程 御鍋神社登山口07:54→八丁坂08:04→あすなろ坂08:15→ブナ平08:39→右折08:45→男岳坂09:01→男岳09:33/09:50→男岳坂10:15/10:20→左折10:28→ブナ平10:32→あすなろ坂10:46→八丁坂10:52→御鍋神社登山口10:59
山遊日 13/10/13

二岐山







 二岐山は去年の11月、今年の6月と天候に恵まれず二度も見送ったのですが、三度目の正直は、どうなるのでしょうか。
 岩瀬湯本温泉の手前から南西方向に初めて見た二岐山です。
御鍋神社登山口 ブナの倒木
 様子は分かっているので御鍋神社登山口まで直行し、ここから北に向かいます。いきなりの急登でブナやミズナラの自然林を進みます。
八丁坂 岩の転がる急坂
 しばらく進んだら八丁坂という指導標が立っていました。こんどは岩の転がる急坂です。
あすなろ坂 ブナの自然林
 アスナロも見えてきたら、あすなろ坂という指導標がありました。さらに登ると穏やかな山径に変わりブナも増えてきました。
 早い時間なのに、もう降りてくる人がいました。「早いですね」と声を掛けたら「山頂はガスで何も見えないし風が強いので直ぐに降りてきた」とのことです。先程までの日差しも消えて三度目の正直も怪しくなってきました。
平らな笹原 ブナ平
 平らな笹原になったら、その先にブナ平の指導標が立っていました。
紅葉とマユミ リンドウ ヤブコウジ
 色付き始めた紅葉とマユミ、咲き残りのリンドウ、これから盛りのヤブコウジ。
北東に男岳








 さらに北に進むと右前方(北東)に男岳が見えてきました。
右折で東北東へ 歩きにくい笹原の径
 右折で東北東へ向きを変えて歩きにくい笹原の径を進みます。
緩い登り径 男岳坂
 昭文社の山地図では右折してから北東の男岳へ真っ直ぐ進むように書いてありますが、ちょっと感じが違うので国土地理院の地図で調べてみたら分かりました。右折で東北東に向かい、緩い登り径になったら、その先に男岳坂の指導標が立っているのです。
南南東に小白森山、大白森山








 そこからは右(南南東)側の樹間に小白森山、大白森山が見えます。
指導標の先から北へ 岩の転がる急坂
 指導標の先から北に向きを変え、段々と登りがきつくなり、岩が転がる頃からは、さらに厳しくなります。
二岐山山頂(男岳) 二等三角点二岐山
 背丈ぐらいの灌木地帯に変わったと思ったら直ぐ先が二岐山の山頂(男岳)で、山頂標識と、その脇に二等三角点二岐山がありました。
北東の岩瀬湯本温泉方面









 北東の岩瀬湯本温泉方面。
東にゴルフ場








 東側にはゴルフ場が見えます。雨粒混じりの強風が吹いているのですが、こちらは明るいのです。
南南東方向









 南東に向かって真っ黒な雲が猛烈な速さで流れていきます。
南西に鎌房山の上岳、下岳









 南西に見える双耳峰は鎌房山の上岳、下岳でしょうか。
北西の女岳









 北西の女岳。
レンズを吹いて、もう一度、女岳を









 レンズを吹いて、もう一度、女岳を。
北に風力発電









 北側に天栄スキーリゾートの横にある風力発電が見えました。
北東に岩瀬湯本温泉




 北東に岩瀬湯本温泉が見えて、これで一周です。
 福島県の名山が全て見えるという二岐山で、これだけとなると思いが残ります。今度は四度目の正直を北側から登って実現させようかな、などと考えながら戻った天栄村の東側は快晴、どうして二岐山は天候の分かれ目になるのか、運不運だけではないと思ってしまうのです。

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