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二ツ箭山 △709.7m いわき市 歩行時間 3時間 歩行距離 6km 参考図書 新・分県登山ガイド6 福島県の山(山と渓谷社) 行程 二ツ箭山入口駐車場06:23→登山口06:31→月山分岐06:41→尾根コース分岐06:44→沢と合流07:08→〆張場07:14→鎖場下部07:46→女体山07:56/08:10→沢コース分岐08:19→月山分岐08:28→二ツ箭山08:30/08:33→月山08:47/08:50→〆張場分岐09:06→月山分岐09:32→入口駐車場09:45 山遊日 08/05/04 |
![]() ボロナビの指示に従い磐越道いわき三和ICから国道399号線に入ったのですが途中で 心細くなるような山道もあり最短のコースだったのか定かではありません。 国道を北進すると右(東)側に30台以上も停められそうな真新しい駐車場がありました。 |
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右前方に二ツ箭山を眺めながら国道を北に進むと国道は左カーブするので根本集落に入る道を北進します。三叉路が現れますが二ツ箭山登山道入口の案内に従い、そのまま北に進みます。 |
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集落を抜けると林道に変わりますが、ここに二ツ箭山登山口の案内標識がありました。林道をそのまま北に進むと右側に出羽三山神社の修行堂が見えて来ました。二ツ箭山は岩山のある山なので修験場になっていることは予測出来たのですが出羽三山とは驚きでした。 |
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修行堂から先は杉林になり鬱蒼としてきます。間もなく月山への分岐が右に見えて来ますが御滝沢沿いに北進しました。 左側に小さな滝を見て先に進むと左は徒渉して尾根コースへ、右は沢沿いに進む分岐になりますが尾根コースを進むというガイドブックの案内が頭に残っており左の尾根コースを進みました。 |
![]() 杉林の急登を過ぎると右カーブして北に向かう尾根道になり明るくなります。 駐車場で先週はアカヤシオの最盛期で混雑していたという話を聞いたのですが花はもうヤマツツジの咲き始めに変わっていました。 |
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先に進んだら未だアカヤシオも残っていました。キイチゴとのコラボレーションです。さらに先にはヤマブキも咲いていました。 |
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男体山と女体山の裾まで尾根道を進むとばかりに思っていたので沢に行き当たってビックリです。不安ながらも何となく道らしくなっているので沢沿いに進んだら尾根コースと沢コースの案内が出てきたので一安心、尾根コースを進みました。この時ここが〆張場だとは気が付いていなかったのです。 |
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急坂を登ると落石注意の標識があり、その先には鎖の下がる一枚岩がありました。 |
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急登が続きますが、この辺りまでを胸突き八丁と云うのだそうです。尾根上に出ると右カーブして東に進むようになり樹間に北側の阿武隈の山々が見えます。 |
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沢に出た時から男体山、女体山を見ないで二ツ箭山に着いてしまうのではないかと心配しながら歩いていたのですが岩場コースと一般コースとの分岐、鎖場の案内標識を見てコースを間違った訳ではないと思えてきました。 |
![]() やはりそうでした。男体山と女体山の基部にある30mの鎖場に出てきました。 ガイドブックには沢コースに入り御神体ノ滝を見て進み〆張場から尾根コースに進むと書いてあったのです。 ちょっと前に追い越していった若者は鎖を掴まずにヒョイヒョイと登っていきます。 |
![]() 西側の男体山と東側の女体山の間に出ますので、さらに一登りして女体山の山頂に上がりました。 美味い具合に自然のステップが刻まれているのと鎖もあるので登るのは見かけほど難しくありませんでした。 |
![]() 西側に男体山。ちょっとガスが出てきてしまいました。 |
![]() 東にはこれから向かう二ツ箭山。 |
![]() 北には阿武隈の山々、南はガスで何も見えません。 |
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若者と暫く山談義をしていたのですが近くの方でここから戻るとのことです。東側に下り10分ほど進むと修験台に向かう沢コースとの分岐になりますが、そのまま尾根上を東に進みます。 |
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尾根の右(南)側にシロヤシオが咲いていたのでズームアップです。猫鳴山・屹兎屋山の案内標識が見えて来ました。マジックインクで小さく二ツ箭山と書き込んでありますので(左)北へ進みます。 |
![]() 1〜2分で山頂に着きます。立木に山頂標識が付けられており、その右後に古い四等三角点があり左手前には真新しい三角点がありました。一ヵ所に二つも三角点があるのを初めて見ました。 |
![]() 北東に向かって猫鳴山、屹兎屋山に続く尾根道が延びています。 |
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先ほどの指導標の所まで戻り月山へ向かって尾根道を南になだらかに下ります。途中にアセビの花が残っていました。登り返した所が月山のようです。 |
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月山の山頂標識は無く岩に月山神社と書かれていました。南向きに石祠が祀られています。 |
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月山からは北西側に開けており初老の方が三脚を立ててカメラを構えていました。「シロヤシオはどうでしたか?」と尋ねられたので「未だ少し早かったですね」と答えながら谷越えの風景をカメラに収めたのですが何を撮ったのかは分かっていませんでした。 |
![]() ガスが少し消えたところで男体山と女体山であることがやっと分かりました。 当然の事ながら北西側に御滝沢越しの風景が見える筈なのに気が付いていなかったのです。 |
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月山からは急降下します。南に下る道もあるのですが月山新道の指導標に従い西へ下ります。右(北西)側に男体山と女体山が再び現れる頃に二グループほどが下から登ってきました。 |
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右(西)へ下ると〆張場、左(南西)へ下ると駐車場の分岐となりましたので左の駐車場の方へ下りました。 |
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下る途中でヤマツツジとアカヤシオのコラボレーションとチゴユリも見ることが出来ました。 |
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南に向きを変えて下る頃にはガスも消えてきてました。山頂でもう少し待った方が良かったのかもしれません。下りが緩やかになったと思ったらもう月山分岐まで降りてきていました。 |
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根本の登山道入口の所まで戻って男体山、女体山、二ツ箭山を振り返って見ました。今回のように指導標がしっかりと設置されており登山道も明確だとついつい地形図やガイドブックも見ず道なりに歩いてしまう悪い癖が出てしまいます。懲りない反省をしながら駐車場に戻ったら朝はガラガラだったのが六割ぐらい埋まっていて、これから登る人が大勢たむろしていました。 |