飯縄山 △１，９１７．４ｍ 上水内郡飯綱町（旧牟礼村）・長野市（旧長野市・旧上水内郡戸隠村）境界
歩行時間 ４時間４５分 歩行距離 ８ｋｍ
参考図書 新・分県登山ガイド 15 長野県の山（山と渓谷社） 山と高原地図 18 妙高・戸隠・雨飾（昭文社）
行程 一ノ鳥居苑地駐車場07:20→登山口07:40→駒つなぎの場08:38/08:48→天狗の硯石09:13→西登山口分岐09:52→飯縄神社10:06/10:09→飯縄山10:20/10:49→飯縄神社11:00→西登山口分岐11:10→天狗の硯石11:33→駒つなぎの場11:53/12:02→登山口12:43→一ノ鳥居苑地駐車場12:56
山遊日 10/08/28
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上信越道を信州中野ＩＣで降り国道１８号線（北国街道）に入るまでは分かったのですが後はカーナビ（ボロナビ）まかせ、大丈夫かなと思うような細い道で少しずつ高度を上げながら西へ向かっていく途中で眺めた飯縄山です。
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別荘地の中に入ると余計に訳が分からなくなり二度ほど道を間違えてしまいましたが何とか一ノ鳥居苑地駐車場にたどり着きました。トイレはここしかないとのことなので準備を済まし、早速出発です。東の方に少し戻り長野カントリークラブ前の交差点を北に向かいます。
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飯縄山を目指して北側に少し進んだらカラマツの目立つ林へ誘う指導標があります。見てみたら飯縄山を経て戸隠神社へ案内するのもでした。指示に従い進んだら何と先ほどの駐車場の脇に出てきてしまいました。何のことはない駐車場から南の車道に出なくとも北東端から、そのまま林の中を登山口の方へ向かう径があったのです。
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林の中の径を北に向かって進んでいたら、また舗装道路に戻ってしまいました。やれやれ無駄の繰り返しです。
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そのまま北に進んだら鳥居が見えてきました。私有地に付き車両進入禁止とか、一ノ鳥居苑地の駐車場やトイレを利用するようにとの案内看板が目立つのですが、その先の左（西）側に数台の車が止まっており狛犬の先に二つ目の鳥居が見えてきました。ここが登山口のようです。
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山路に入り北に進むと三つ目の鳥居が見えてきます。さらに先に進んだら旧奥宮一の鳥居跡の案内標識がありました。
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高妻山で見たことがあるのですが、ここも十三仏が祀られているとのこと、こちらは５〜６分位の細かい間隔で現れてきます。第一 不動明王、第二 釈迦如来、第三 文殊菩薩。
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第四 普賢菩薩、第五 地蔵菩薩、第六 弥勒菩薩。
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第七 薬師如来、第八 観音菩薩、第九 勢至菩薩。
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ミズナラが目立ち始めると共に勾配も次第にきつくなり岩も転がるようになりました。ジグザクをとらずに真っ直ぐ北に向かう直登なので思いの外に厳しい行程です。第十 阿弥陀如来の次に馬頭観音が現れ、これには番号も付いていないので、はて？と思ったら・・・
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第十一 阿しゅく如来が祀られた小平地で昔は馬がここまでしか来られなかったのでしょう、駒つなぎの場となっていました。少々早いのですがここで休憩です。
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山路に戻りしばらく進むと第十二 大日如来が現れ、勾配もさらに急になりジグザグに登るようになると鎖も下がる場所に出ますが、ここは右側から回れば問題ありません。
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さらに進むと富士見の水場があり、その先は天狗の硯石という二畳ほどの平らな岩場で長野市街が見下ろせるとのことですが、このガスではどうにもなりません。
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さらに急登を進むと十三番目の虚空蔵菩薩が見えてきます。回りの木立も背が低くなると草花も現れます。今年初めて見るヤマトリカブトです。猛暑は一向に収まらないのですが秋の花がもう咲き始めているのです。
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そろそろ眺めが良くなっても良いはずなのですがガスは未だ引きません。
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ウメバチソウ、キンミズヒキ、ツクシハギと秋の花が続きます。この他にもマツムシソウ、ツリガネニンジンなどが咲いていたのですがピンボケ写真となってしまいました。
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笹原の尾根径に変わり北東へ進みます。
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左（西）側の戸隠方面が少し晴れてきました。
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西登山道の分岐まで来ました。
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瑪瑙山や戸隠山も少し見えるようになってきました。
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最後の急登です。
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北西方向に高デッキ山や高妻山も見えてきました。
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登り着いた所の左（西）側に二連の鳥居のある飯縄大明神が祀られ、先に進むと広場の右（東）側に飯縄神社の赤いトタン屋根が見えました。
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山頂と間違ってしまいそうな南峰の広場です。北東端に祀られていた石仏には帽子とよだれ掛けが着けられていましたからお地蔵さんなのでしょうか。
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先ずは下に降りて飯縄神社へ参拝、どうも長野市を向いて祀られているようです。山路に戻ったら北東側の山頂も少し見えてきました。
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盛りを過ぎて頭頂部にしか花びらが残っていないヤナギランを眺めながら笹原の最低鞍部まで下ります。
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緩やかに登り返すと山頂でこんな大きな標識が立っていました。二等三角点飯縄山は欠けた部分をセメントで補修されたようでした。
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先ずは山頂の北側を。
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北東に霊仙寺山の山頂部、右端に霊仙寺湖は何とか見えるのですが奥に見えるはずの野尻湖や斑尾山は雲の間に溶け込んでいます。
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東には霊仙寺湖、猫又池、大池、背後にすっすらと志賀高原は見えるのですが苗場山までは望むべきもありません。
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南東に丸池、大座法師池、飯綱湖辺りでしょうか、湖沼群は見えるのですがガスが残っており長野市街すら見えません。
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南西の南峰。
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西の戸隠方面。本当はこっちに白馬三山が見えるはずなのに・・・
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北西側が一番晴れているようで戸隠山と高妻山が見えます。
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ビールとモロキュウは今日も旨い。食事休憩も済んだので山頂の北端に進み北東に霊仙寺山を眺めました。
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北側に黒姫山を見るのが精一杯、妙高や火打ちは無理です。
晴れるのを待っても無理なようなので帰ることにしました。
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南峰のお地蔵さんまで戻ってきました。
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南東に大池は見えるのですが長野市街は雲の中です。
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北東の戸隠山と高妻山ははっきりと見えます。
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西登山道分岐まで戻ってきました。戸隠牧場も見えたので高妻山に登った時のことが懐かしく思い出されました。
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登山口まで戻ってきたら車が大分増えていました。事情の分かる人はやはり近いこちらを利用するのでしょうか。帰りは間違わないようにとカラマツ林を通っていたら一ノ鳥居苑地駐車場に向かう「けもの道」が出来ており、こちらも車が増えていました。
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