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岩櫃山 △802.6m 吾妻郡東吾妻町(旧吾妻町)
歩行時間 2時間 5分 歩行距離 3.05km
参考図書 新・分県登山ガイド 9 群馬県の山(山と渓谷社)
行程 一本松駐車場07:13→本丸跡分岐07:16→本丸跡07:26/07:41→沢通り分岐07:43→天狗岩07:56→赤岩通り分岐08:12→沢通り分岐08:14→六合目08:16→八合目08:28→九合目08:37/08:41→岩櫃山08:47/08:53→九合目08:58/09:03→六合目09:20→沢通り分岐09:21→五合目09:28→本丸跡分岐09:39→一本松駐車場09:48
山遊日 15/04/16

一本松駐車場 一本松登山口
 吾妻川沿いの国道145号線は何度も通っているので岩櫃山の存在は知っていたのですが、万座温泉でのスキーの後に出来たての「道の駅やんば館」と「道の駅あがつま峡」に寄った際に「岩櫃城跡」のパンフレットを入手し、帰り道で山頂を眺めながら思いが増して新緑の頃に来ようと決めていました。
 先ずは安心して車が駐められる一本松登山口からと云う事で行ってみました。最初の大きな駐車場はガラガラ、先に進むと10台位の駐車場になるのですが、ここにも車はありませんでした。案内板と休憩所を眺めながら西へ進みました。
本丸跡分岐 杉林 中城後
 一番安直な沢通りは西に延びているのですが岩櫃城跡に興味があるので最初の分岐を左折で南下しました。杉林の中を進むと中城跡の標識が出て来ました。
中城跡 北西へ
 城跡はあまりはっきりしなかったのですが右カーブで南西に進むと右側に城跡が広がっていました。その先で右折し北西に進みました。
ラッパスイセン ベンチ
 足下にはラッパスイセンが咲いています。途中の国道は桜が満開でしたから暖かい千葉とは半月以上の差があるようです。先に進んだら南東方向が開けてベンチがありました。
榛名山









 方向と山の格好から見ると榛名山のようです。
北西に登る階段径 東に二の丸跡
 北西に階段径を登ると右(東)側が二の丸跡で空堀を越えた左(西)側が本丸跡のようです。
竪堀 東屋
 本丸跡の方へ進んだら左(南)側に「竪堀」の案内がありました。この先が榛名山を眺めたベンチのあった所です。北側に東屋が建っていました。
北東方向








 その先が展望地になっていました。こちらが北東方向です。
北側









 北側の眺めです。
本丸跡の案内 尾根通り
 本丸跡の案内をしっかり読んでから尾根通りを西南西へ進みました。
沢通り分岐 上りの階段径
 沢通りとの分岐の案内が出て来ました。ここは左側の階段径を登りました。
岩櫃山 岩櫃山
 先に岩肌の山頂らしきものが見えてきたのでズームで引っ張りました。岩櫃山の山頂なのでしょうか。
細尾根 岩櫃山
 途中にこんな細尾根もありました。また山頂らしきものが見えてきました。
天狗岩 迂回路分岐
 天狗岩を過ぎて先に進んだら岩場を避ける迂回路の分岐となりました。
迂回路 尾根
 何もあえて危険な目に合う必要は無いと迂回路を通り尾根に出て来ました。
赤岩通り分岐 沢通り分岐
 赤岩通り分岐まで来ました。ここから右カーブで北に向かうと、その直ぐ先が沢通り分岐で・・・
天狗の蹴上げ石 六合目
 目と鼻の先に天狗の蹴上げ石(櫃の口)があり、同時にそこは六合目でした。
ハシゴ クサリ







 そこから先は岩の間を北西に向かう急登となるのですがハシゴやクサリがあるので見かけよりも安心して進めます。
カラ沢上部のクサリ場 八合目
 登り切った所が、なだらかなカラ沢ですが上部がクサリ場になっており、その上が八合目でした。
西側の岩場 巻き径で南西へ
 西側の岩場を登るのかなと思ったのですが巻き径で南西へ向かいました。
榛名山








 岩場の小広場に出ました。左前方(南東)に榛名山が見えます。
岩櫃山







 右前方(南西)にある岩山の右後に浅間山が見えますから、ここが九合目で岩山が岩櫃山の山頂のようです。
密岩通り分岐 二本のクサリが下がる岩壁
 いったん岩場を急降下し、登り返すと密岩通り分岐になりました。二本のクサリが下がる岩壁を登ると山頂直下でした。
山頂直下 禿げた方位板
 山頂直下からクサリを頼りに一登りすると岩櫃山の山頂です。360度の視界が広がっており方位板で周囲の山々を確認しようとしたら禿げており何も見えませんでした。
薬師岳、苗場山、高田山、谷川連峰







 左前方(北西)に薬師岳、その右(北北西)に佐武流山、苗場山、北側の手前に高田山、その右(北北東)に谷川連峰。
北東に九合目









 北東には先程の九合目。
東北東に十二ヶ岳、小野子山、子持山









 東北東に十二ヶ岳、小野子山、子持山。
東の赤城山









 東の赤城山はぼやけて見えません。
南東に榛名山









 南東には榛名山。
南西の浅間隠山、浅間山









 南西の浅間隠山、浅間山。
西側に四阿山









 西側に四阿山。
西北西の草津白根山、横手山








 西北西の草津白根山、横手山を見て薬師岳に戻ると、これで一周です。
佐武流山、白砂山、苗場山








 主要な山々をアップで。先ずは佐武流山、白砂山、苗場山など。
谷川連峰









 谷川連峰。
十二ヶ岳、小野子山、子持山









 十二ヶ岳、小野子山、子持山。
浅間山









 浅間山。
草津白根山、横手山









 草津白根山、横手山。
沢通り分岐 沢通り
 パルコール嬬恋スキー場が見えていた四阿山のズーム写真、四等三角点岩櫃山の確認を忘れたのに気付いたのはホームページの作成時でした。毎度のことです。六号目先の沢通り分岐まで戻り、左折で沢通りを東北東に下りました。
沢通りの指導標 五合目の標石
 沢の山径は不明瞭な場合が多いので、あまり好きではないのですが、しっかりと指導標が立っているので安心して歩けます。途中に五合目の標石が立っていました。
沢を離れる 本丸跡分岐
 沢を離れて杉林に入ると本丸跡分岐になりますが、ここは、そのまま沢通りを下りました。
志摩小屋(水曲輪) 一本松駐車場
 志摩小屋(水曲輪)の案内を左に見送り、先に進んだら一本松駐車場が見えてきました。本丸跡分岐は、この直ぐ先です。
岩櫃山








 国道をJR吾妻線郷原駅の先まで行き、吾妻側の対岸へ渡り岩櫃山を写真に納めました。

特別付録

吾妻峡C・Dコース 吾妻郡東吾妻町(旧吾妻町)
山遊日 15/04/16
所要時間 1時間(往復2.8km)

十二沢パーキング トイレ
 国道を更に長野原町の方に走ると八ッ場バイパスに入るのですが道の駅あがつまの案内に従い旧道の方へ南下します。道の駅の手前を右折し旧道で長野原町の方へ向かうと先は八ッ場ダムの工事で通行止めになるのですが、その手前の吾妻峡橋を渡り吾妻川の対岸に出て右折、川沿いの町道を上流(南西)側に進むと右側にトイレも設置された十二沢パーキングがありました。
 道の駅でもらった吾妻峡ハイキングマップは持っているのですが駐車場に案内は何もありません。トイレの後から河原の方へ降りるのかなと思って戻ったら何と右の山側に遊歩道の案内がありました。
遊歩道出口 遊歩道入口
 怪訝に思いながら先に進んだら何と町道の上流側に出て来てしまいました。町道を横切って西側に遊歩道が延びています。これなら駐車場を南西の上流側に進めば良かったのです。
杉林 支流の橋
 杉林に入り支流を橋で渡ります。
杉林 落葉樹林
 杉林から落葉樹林に変わると先が急勾配でミツバツツジを眺めながらジグザグに下ると吾妻川が見えてきました。
鹿飛橋









 写真の左側に見える赤い橋が鹿飛橋です。
案内図






 駐車場から、この橋までがCコース、ここから上流(南西)に進み、見晴台までがDコースとなるのです。
吾妻川













 所々にミツバツツジが咲いているのですが写真では、はっきりしません。新緑にもちょっと早すぎでした。
見晴台の案内 山側の沢
 見晴台の案内を見て先に進みます。山側から落ちる幾つかの沢も越していきます。
吾妻川








 新緑には早いと言っても、なかなか良い眺めです。
吾妻川













 それでも紅葉の時が一番良いのでしょうか。
発破作業の案内 見晴台入口
 発破作業のお知らせがあり今日は12時10分の予定と書いてあります。現在の時刻は11時22分、のんびりしておられません。直ぐ先が見晴台の入口でした。元々の遊歩道は川原湯まで延びていたのですが現在はここ迄となってしまいました。
東屋 椅子
 見晴台には小さな東屋が建ち椅子が置いてありました。
八ッ場ダム建設地








 あそこに八ッ場ダムの堰堤が出来るのですから、この景色も見納めとなります。
ミツバツツジ








 問題が多い八ッ場ダムを作るよりも自然の方が大事だと思うのです。
鹿飛橋での写真撮影












 帰り道の鹿飛橋の手前で面白いものを見つけました。大木の根元で望遠レンズのカメラを構えています。
ゆるキャラ









 ゆるキャラの撮影でした。
十二沢パーキング






 今度は遊歩道からちょっとヤブを抜けて十二沢パーキングへ入りました。この時、12時ちょっと前で発破の爆音を聞くこともありませんでした。

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