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泉ヶ岳 △1,171.9m 仙台市泉区 歩行時間 3時間17分 歩行距離 5.9km 参考図書 山と高原地図 7 蔵王・面白山・船形山(昭文社) 行程 泉ヶ岳スキー場駐車場08:41→真ん中のリフト山頂駅08:58→兎平09:19→岡沼09:28→ひがら坂10:13→滑降コース分岐10:29→泉ヶ岳10:39/11:14→展望地11:19/11:23→さいの河原11:33→水神(北泉ヶ岳分岐)11:59→水神平(お別れ峠分岐)12:07→一本松12:14→清水坂12:19→登山口12:26→滑降コース入口12:31→駐車場12:37 山遊日 14/06/19 |
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東北道泉PAスマートICから国道457号線を経て県道223号線で北西に進み泉ヶ岳スキー場の大きな駐車場をスタート地点にしました。四つもコースがあるのですが深い考えもなく駐車場から一番近いカモシカコース入口からゲレンデへ向かいました。 |
![]() 各コースの案内看板も、しっかりと配置されていました。 |
![]() もちろん、地図もコンパスも忘れていません。ところが径がはっきりしないので係員に「カモシカコースはどの径ですか」と聞いたら「地図を見ろ」とのこと、「この看板も、自分の地図も見て、かつコンパスで方向も確認した。径がはっきりしないので聞いたのです」と言ったら「ゲレンデなので上に行かないとはっきりしない」との返事でした。 |
![]() ジシバリがいっぱい咲いていたのには目もくれずにいたのですが、もうアザミも咲いていたので写真に納めました。 |
![]() 右(東)から二つ目、左のリフトは見えないのですが、地図上による真ん中のリフトの上駅まで来ました。 |
![]() はっきりとはしないのですが、この程度の踏み跡はあります。もっと左(西)から登る踏み跡もあり、合流しました。 |
![]() 登ってきた南南東を振り返って見ました。 |
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そのままゲレンデを登ります。もう9時を過ぎたので右(東)側のリフトが動き始めました。始発の時間だけを聞き、料金は聞きそこなったのですが、乗った方が良かったのかなとも思うのでした。 |
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ゲレンデの北端まで来ました。右(東)のリフト方向へ向かう薄い踏み跡もあるのですが、こちらには用がありません。ネットの間の径を北へ進みます。 |
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Y字路になり古い道標で左がお別れ峠、右が兎平、山頂となっているので右に進みました。またY字路です。左が水神・滑降コース、右がカモシカコースとの新しい道標、さらに案内看板も立っているので、こちらがリフト上駅からの山径で、先程のY字路は昭文社の山地図では廃道となっている径のようです。 |
![]() ようやく泉ヶ岳が見えてきました。 |
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お別れ峠の案内を左に見送り、兎平の草原を抜け低木帯へ入ります。 |
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昭文社の山地図は結構誤りが多く、これを見つけるのも楽しみの一つです。「お別れ峠」が「お分れ峠」になっています。また、この場所は「鞍部、道標なし」と書いてありますが、道標はしっかりと立っており、ここから樹林帯を鞍部に下るのです。 |
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下りきった鞍部が岡沼でした。山径は沼に向かっており、迂回路の案内に従い左折します。 |
![]() 岡沼越しに北北西へ眺めた泉ヶ岳です。 |
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この迂回路が本日最大の不明瞭な径です。岡沼は雪解け水の沼で春から初夏しか水がないために迂回路を通るのはその時だけなので踏み跡が薄いのです。登山径に出てホッとしました。 |
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昭文社の山地図には無いのですが岡沼の先にもお別れ峠へ向かう分岐がありました(泉区役所発行の泉ヶ岳山歩きMAPにはちゃんと書いてあります)。東側が尾根で高くなっている所の西側を巻いて北北西に進みます。 |
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ブナの多い樹林帯を巻いて進み、もう直ぐ尾根という所で熊さんと出会いました。「熊さんがお散歩をしています」との看板があちこちにあったのですが人生上初めてのことで写真を撮る余裕はありませんでした。ようやく尾根径に出ましたが勾配のきつさは変わりません。 |
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ひがら坂まで来ました。急登の厳しさを和らげてくれるのが花々です。サラサドウダン。 |
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ヤマツツジにタニウツギ。 |
![]() 樹間の展望も同様です。左後方(南)側だったと思います。 |
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滑降コース分岐まで来ました。その先にベニサラサドウダンも咲いていました。 |
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ゲレンデ下部での係員、山中での熊さん以外、誰とも出会わなかったのですが山頂は10数人のグループで賑わっていました。三角点が見当たらないので尋ねてみたらリーダーの方が、神社の後じゃないかと教えてくれました。 |
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北泉ヶ岳へ向かう方に二等三角点泉ヶ岳が鎮座していました。神社の方へ戻って御幣の下がった木柱、さらに南側に何妙法蓮華経の石柱がありました。 |
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昭文社の山地図に「山頂は広く展望が良い」とありますが正解は「小広く展望は無い」です。軽食休憩を採り水神コースで南西に下り始めたらベニバナイチヤクソウが咲いていました。 |
![]() 低木帯になり下の景色も見え始めました。 |
![]() 何だこりゃ、絶景地です。ここで軽食休憩を、するべきでした。 |
![]() 東北学院大ワンゲル部寄贈の方位板ですが、文字が薄くなり読みにくいのが難点です。 |
![]() 南南東の泉ヶ岳スキー場は影になって見えないのですが、南南西に黒鼻山。 |
![]() 南西の蔵王連峰は薄くて見えません。西に奥羽山脈、右手前に後白髪山。 |
![]() 後白髪山から右の北西側に船形山、北泉ヶ岳。 |
![]() 北泉ヶ岳をズームアップで。 |
![]() 山梨と静岡の方々が冨士山を見て「オラ方が表であっちは裏」と言い張るように山形出身の小生は御所山なのですが、こっちから見ると確かに船の形をしているので船形山としておきましょう。 |
![]() 後白髪山。船形山もそうなんですが、こちらにも未だ雪渓が残っています。 |
![]() 奥白髪山の山裾越しに見える奥羽山脈の山は奥戸立山、戸立山、寒風山でしょうか。 |
![]() 黒鼻山。 |
![]() 下る途中のケルンにポールが立ててあります。このコースでは積雪時の登山も多いのでしょうか。 |
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展望地から10分ほど石原を降りた所に「さいの河原」の案内がありました。この部分全体を「さいの河原」と呼んでいるのでしょうか。さらに下った所に水神碑が立っていました。 |
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水神碑から、ちょっと下った所が北泉ヶ岳分岐で、両方とも振り返って撮った写真です。ここからは南東に下る遊歩道となります。さらに下るとお別れ峠分岐になります。 |
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カラマツ林の道端に黒松が立ち、一本松の道標がありました。さらに、その下には清水坂の案内がありました。 |
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登山ポストのある登山口です。直ぐ、その下が少年自然の家、ここからは左カーブで舗装道路を東に進みます。 |
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滑降コース入口を左(北)に見送り、先に進むと左側がキャンプ場になっていました。 |
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さらに、その先の左側に泉岳自然ふれあい館、先の右側が朝方お世話になったトイレ、その先が車を駐めた大きな駐車場となります。 |