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鬼面山 △1,481.6m 箕輪山 強風のため中止 福島市・摩耶郡猪苗代町境界 歩行時間 2時間 9分 歩行距離 3.5km 参考図書 新・分県登山ガイド 6 福島県の山(山と渓谷社)、山と高原地図 11 磐梯・吾妻・安達太良(昭文社) 行程 新野地温泉登山口07:02→ブナッ子路ピーク07:20→旧土湯峠07:29→鬼面山の肩07:50→鬼面山08:10/08:18→鬼面山の肩08:39→旧土湯峠08:56→ブナッ子路ピーク09:03→新野地温泉登山口09:19 山遊日 10/09/11 |
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最近、スキーのメインゲレンデを箕輪に換えたので土地感は十分です。冬は磐越道磐梯熱海ICから母成峠を越えて行くことが多いのですが、今回は東北道二本松ICで降りて国道459号線を通り岳温泉経由で土湯方面に進み、道の駅「つちゆ」から国道115号線、途中から磐梯吾妻スカイラインへ続く道へ入り、新野地温泉横の登山口へ向かいました。温泉宿の西側横に5台ほど駐められる駐車場があり間に南側に上る道があります。ここまでは知っていたのですが山道を歩いてびっくりブナの巨木が茂る道でした |
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登り切ったら笹原で、左折し東へ下ります。 |
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ブナッ子路の道標があり後ろが新野地温泉、先が野地温泉なのでオヤっと思ったのですが笹原の先の東側に鬼面山らしい山が見えてきました。 |
![]() そのまま進んだら高圧送電線の下に旧土湯峠の道標がありました。左(北)が野地温泉、右(南西)が横向温泉です。 |
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この辺は高度が1,300m程度しかないと思うのですが既に森林限界を超えています、風雪がかなり厳しいのでしょうか。笹原にコガネギク(ミヤマアキノキリンソウ)、オヤマリンドウ、ハクサンフウロ、ウメバチソウなどの秋の花が咲いていました。 |
![]() 右後ろを振り返ってみたら山が見えます。西南西の方向ですから磐梯山のようです。 |
![]() 真後ろの西側がブナッ子路のピークです。反射板が2枚見えますが昭文社の山地図にはテレビ反射板と書いてあります、そんなものが存在するのでしょうか。 |
![]() 左後ろ、北北西に見えるのは鷲倉山、高山、東吾妻山なのでしょうか。 |
![]() 後ろばかり振り返っていないで東南東の鬼面山に向かうことにしましょう。 |
![]() そんなことを云いながらも、またもや振り返ったら登り口の新野地温泉が見えてきました。 |
![]() 先に進むと2,000m級の山のような岩の転がる山径になってきました。 |
![]() 磐梯山の手前に横向温泉、その右後ろに横向大橋も見えてきました。 |
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先ほどまで鬼面山の頂かと思って向かっていた峰は肩でした。ここから左前方(北東)に福島市街が見通せます。いったん鞍部に降りて山頂を目指し登り返します。 |
![]() 登り切ったら鬼面山の山頂です。山頂標識の回りを見ても三角点が見つからないので先に進みました。 |
![]() 山頂部の南端まで進みましたが三角点はみつかりません。 ここから下り、登り返して箕輪山に向かうのですが、ガスがかかっており消えそうにありません。それと鬼面山に向かう途中から風が強くなってきていたので山頂に戻り様子を見てみることにしました。 |
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山頂標識の左(北)側奥(東)の灌木に赤テープが下がっているので行ってみたら、その先に三等三角点鬼面山がありました。 |
![]() 強風は治まりそうもありません。南の箕輪山はガスに包まれたままです。 |
![]() 西南西の磐梯山には日が差しており秋元湖も見えます。 |
![]() 西北西にはうっすらと西吾妻山、中吾妻山が見えます。 |
![]() 北北西には東吾妻山、高山、鷲倉山。 |
![]() 北には吾妻小富士。 |
![]() 午後からは崩れるとの天気予報もあり雨と強風、ガスとの三重苦は嫌なので箕輪山を次回に見送ることにしました。 帰りながら眺めた新野地温泉、野地温泉です。 |
![]() 肩の近くまで下ると右後ろ(北東)に福島市街が見えてきます。北側の蔵王連峰はちょっと無理なようです。 |
![]() 肩にある道標です。西側は晴れているのに風は一向に止みそうにありません。 |
![]() 磐梯山の頭上にかかっていた雲が取れて綺麗に見えるようになってきました。 |
![]() 旧土湯峠まで戻ってきました。 |
![]() 箕輪山は相変わらずガスに包まれたままです。 |
![]() 新野地温泉の名物である間欠泉の湯煙の先に見える鬼面山です。 |
![]() 道の駅「つちゆ」から見た箕輪山と鬼面山です。箕輪山の上部は相変わらずガスに包まれたままです。 |
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ここから眺める景色としては、やはり高山と吾妻小富士の方が迫力があります。なお、こちらの写真は早朝に立ち寄った時のものです。 |
鬼面山 特別付録
男沼・女沼・思いの滝 福島市土湯温泉町 山遊日 10/09/11 |
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土湯温泉の北側1〜2km位の所にハイキングコースがあるというので覗いて見ました。温泉の北側から入り込む狭い山道なので直線で1〜2kmでも曲がりくねっており思いの外に時間がかかります。不動湯の案内看板を見て砂利道に入り、しばらく進むと左(南東)土湯温泉、右(北西)男沼の道標がありました。路肩に駐車スペースがあるので、ここに車を駐めて北西に向かう小径に入りました。 ※注 昭文社の山地図(05年版)の不動湯に向かって東西に延びる車道は観光案内所でもらった地図によると旧道のようで、現在の車道はその北側にあります。古い地図を使っている方はご注意下さい。(当方のカーナビも古いままなので無印のところを走っていました) |
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ヒノキの植林を進むと男沼0.5km、土湯温泉2.3km、右折で女沼の道標が出てきました。径は間違っていないようです。左カーブで西に向きを変えて進み、ヒノキの植林からブナの自然林に変わると仁田沼分岐の道標が見えてきました。 |
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ようやく男沼が見えてきました。この間、約10分です。大きなこけしが立っていると思ったら、これが土湯八景の句碑で「落雁」なみたつる 男沼の岸に かけとめて 声もさやかに 落つる雁かね と記されていました。西岸を南に進みます。 |
![]() 男沼は南東に延びており、向こうの岸辺ではゴムボートが浮かび釣りを楽しんでいるようでした。 |
![]() さらに進んだら藪っぽくなってきたので引き返しました。 |
![]() 北東方面に車で10分足らず、左に駐車場を見送り左カーブで北西に進むと左(西)側に女沼が見えてきました。 行き止まりの所で路肩に車を駐めたら目の前に土湯八景のこけしの句碑がありました。 「女沼の帰帆」女沼こそ 水も澄むらめ 舵とりて 浪間に返る かづの釣船。 |
![]() 岸辺に降りて写真を撮ろうとしたら広くて一枚では収まりきれません。先ずは東南東方面。 |
![]() 次は右の南側を。 |
![]() こちらが、さらに右の西側です。 |
![]() 北側の岸辺を西に進んでみました。 |
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5分ほど歩くと女沼の西端で北に向かう遊歩道がありました。この先に思いの滝があるとのことです。中間点に道標があり展望台のような所に着くのですが滝がよく見えません。先の方を見たら滝へ下る径がありました。この間も約5分ほどです。 |
![]() 3分ほど下ると川岸にフェンスが張ってあり滝壺の近くへは行けません。上下二段の滝で肉眼では見えるのですが写真では上部が木の葉に紛れてしまいました。 |