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北奥千丈岳 2,601m 山梨市(旧牧丘町・三富村)・川上村(長野県)境界 国師ヶ岳 2,592m 山梨市(旧三富村)・川上村(長野県)境界
歩行時間 1時間40分 歩行距離 2.6km
参考図書 ヤマケイYAMAP H奥秩父・大菩薩・両神山(山と渓谷社)
行程 大弛峠11:30→夢の庭園分岐11:45/11:53→前国師12:20/12:29→三繋平分岐12:32→北奥千丈岳12:38/12:57→三繋平分岐13:01→国師ヶ岳13:08/13:26→前国師13:41→大弛峠14:04
山遊日 06/08/19

大弛峠の駐車場







 金峰山への実質歩行時間が4時間もかからなかったことと大弛峠の東(右)側が晴れていたので北奥千丈岳と国師ヶ岳にも足を伸ばすことにしました。登り口は駐車場の右横(東側)にありました。
大弛小屋










 直ぐに大弛小屋が見えてきます。小屋の右側を進むようになっているのですが、ここには清水が流れておりマルバダケブキやセリバシオガマが咲いていました。
シラビソ林の木道












 シラビソ林の中に木道が整備されています。
夢の庭園分岐








 15分ほどで「夢の庭園」の分岐になります。ここを通り抜けても国師ヶ岳に行けると書いてあったので夢の庭園(右側)に向かいました。
大弛峠











 シャクナゲが多いので展望も抜群、こちらが北西に見える大弛峠です。
甲府方面











 南側、甲府方面です。
夢の庭園










 一番奥は小さな広場になっておりベンチが置かれています。国師ヶ岳に向かう道を探しましたがはっきりしないので引き返すことにしました。
国師ヶ岳、夢の庭園分岐






 ここから東へ向かうのですが、なかなかの急登です。一山遊んできた後の足には木道の急な階段が応えます。つい降りてくる人に「後どの位ですか?」と聞いてしまいました。「前国師までが厳しいんですよ、もう直ぐです」の言葉に励まされて亀のごとくノタノタと登りました。
前国師岳









 ようやく前国師岳到着です。地形図やガイドブックも見ずに指導標だけを頼りに登ってきたために、北奥千丈岳と国師ヶ岳の二山は無理かも知れない、一つに絞ろうかなどと弱気になっていたのですが・・・
国師ヶ岳 北奥千丈岳
 ここで休憩を取りガイドブックを読んでみたら、なんと一山10分で済むことが分かり元気百倍です。
 左に見えるのが国師ヶ岳(2,592m)、右に見えるのが奥秩父で一番高い山の北奥千丈岳(2,601m)です。
三繋平分岐 北奥千丈岳山頂
 目の前にある階段を降りたところが三繋平です。取り敢えず右(南)に曲がり北奥千丈岳に向かったら、あっという間に山頂到着です。
西に見える金峰山











 西に金峰山が見えますが相変わらずガスは消えずに山頂は望めません。
右手前が国師ヶ岳、左奥に八ヶ岳










 北西から北にかけてはすっきりと見渡せます。右手前に国師ヶ岳、左は朝日岳の山裾、その奥に小川山、更にその背後に、うっすらと見えるのは八ヶ岳の北側でしょうか。
南の甲府方面











 南の剣ガ峰、乙女高原、甲府方面です。
一等三角点国師岳、後に北奥千丈岳








 北奥千丈岳で金峰山のガスが切れる瞬間を待ったのですが、切れそうで切れないので諦めて三繋平に戻り右折(北)国師ヶ岳に登りました。山頂標識の右に一等三角点、うしろに先ほど登った北奥千丈岳が見えます。
南の黒金山、乾徳山






 南には条件が良ければ富士山が見えるのでしょうが今日は残念ながらかないません。こちらに見えているのは黒金山、乾徳山あたりでしょうか。
 本日の山遊びも終盤を迎えたので、ここでビールタイム、日差しも出てきたのでキュウリをかじりながら美味しく飲むことが出来ました。
金峰山山頂と五丈岩
 ビールも飲んだし、本日の業務終了とばかりに帰ろうとしたら、びっくり大声を上げてしまいました。何と、あれだけ待ち望んでいた金峰山山頂のガスがいつの間にか消えていたのです。五丈岩もくっきりと見えます。ちなみに写真右端の松の枝の間に見える白い物は前国師岳の山頂標識です。
前国師岳山頂標識










 今頃になって西の方も天気が回復してきたようです。いまさら金峰山に登り返すわけにもいかないし、帰るしかありませんでした。

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