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子持山 1,296m 渋川市(旧子持村、旧小野上村)・尾形原町(旧下川田町)境界 歩行時間 3時間30分 歩行距離 5km 参考図書 新・分県登山ガイドH群馬県の山(山と渓谷社) 行程 7号橋駐車場06:25→登山口06:29→尾根07:15→獅子岩07:43/08:14→柳木ヶ峰08:45→子持山09:03/09:28→柳木ヶ峰09:43→大ダルミ10:04→8号橋10:45→7号橋駐車場10:48 山遊日 06/11/25 |
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関越道渋川・伊香保ICから国道17号線に入り沼田方面に向かい、子持方面と名の付いた信号を左折し北上します。途中には子持山の案内も出ており、初めてでも困りませんでした。総合運動場を過ぎると大きな鳥居のある子持神社が見えてきます。神社を左に見送り、唐沢川沿いに林道を進み7号橋駐車場に車を停めました。 橋の右側には簡易トイレが設置されています。そのまま先に進むと右側に子持神社奥の院があり、すぐ先からは屏風岩が見えます。その直ぐ先が地図や登山カード入れがある登山口になっており右(北)に進みます。 |
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正面に屏風岩を見上げながら太鼓橋を渡り、小さな祠の所で右折します。円珠尼の歌碑がある所が屏風岩に登る道の分岐なのですが足場が悪く経験者向きとのことなので、カラ沢沿いに真っ直ぐ(北)に進みました。 |
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鬱蒼とした杉林の中の道で傾斜も段々と増してくるのですが、地元の中郷小学校の子供たちの案内看板が心を和めてくれます。やっとミズナラやブナの自然林に変わり明るくなってきました。尾根ももうすぐのようです。 |
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尾根にたどり着くと6号橋からの道(東側から来る尾根道)との合流点になっており、左折(北西へ)します。 |
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少し進むと左前方に獅子岩(大黒岩)が見えてきます。途中に獅子岩を避けるために右に巻いていく道もあるのですが急登の岩道を進むと獅子岩への分岐になり左折します。 |
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ここから鉄梯子を登り、さらに鎖を伝わって登り切ると最高の眺めになります。 |
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南側には渋川市街地を越えて遠くに奥秩父の山々、南西には浅間越しに榛名山、右後ろに雪を被った浅間山が、さらに西には小野子山、十二ヶ岳、後に四阿山、草津白根山、横手山、右手前には群馬天文台のアンテナ塔が見えます。 |
![]() 北北西には子持山の山頂、この後が谷川岳になるのでしょうか。 |
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北北東には沼田市街地越えに武尊山、左後ろには越後駒ヶ岳などの雪を被った越後三山まで見えます。北東には奥白根山、女峰山、男体山、皇海山、袈裟丸山が。こうして見ると利根川の河岸段丘がよく分かります。東には赤城山も見えるのですが太陽が邪魔をしています。 |
![]() あまりの景色の素晴らしさについつい長居をしてしまいました。先ほどの分岐点まで戻り、急降下すると獅子岩を避ける巻き道と合流します。 |
![]() 尾根道から振り返って見た獅子岩ですが地形図上では大黒岩となっています。どこから見るかによって違ってくるのでしょうが、ここから見る限りにおいては獅子岩が相応しいと思います。 |
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一山を登り切り、山頂かと思いきや未だ先でした。再び着いたと思ったら二つ目のピークの柳木ヶ峰でした。獅子岩から見た幾つものピークがある景色などは三歩も歩いたら忘れてしまうのです。 |
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何度も同じ事を繰り返すのが阿呆たる由縁です。三つ目のピークで、あれぇ〜次だ。四つ目のピークでも、未だだぁ〜〜。 |
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三度目の正直ならぬ、五つ目のピークの奥が山頂でした。登りがいはしっかりあるし、山頂には若干の木立があるにしても葉が落ちているので展望も最高です。1,300m足らずでも良い山だなぁーと己の選択に自己満足をしてしまいました。 |
![]() こんなに綺麗な浅間山を見たのは久しぶりのことで、これだけでも充分です。 |
![]() 草津白根山と横手山だと思うのですが、草津や志賀高原に行ったのは大昔のことで自信がありません。 |
![]() 白砂山、苗場山、谷川岳等々の上越国境の山々。この個々の名前が分かるのには、もうしばらくの経験が必要でしよう。アハァ− |
![]() 奥白根山、女峰山、男体山、皇海山。こちらには何故か自信があります。 |
![]() 柳木ヶ峰に戻り、ここからは右折し浅間に向かって南西に進みました。 笹原の急降下で一部はハゲ山になっており、滑って怖いところもあります。 |
![]() やっとなだらかになったと思って進むと大タルミです。ここで左折(東に向かう)し、獅子岩の足下の方へ降りていきます。 |
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下りきって自然林から杉林に変わるところで右にカーブし南に進みます。しばらく行くと、また自然林に変わります。 |
![]() カラ沢沿いの谷の道になります。ブナやミズナラの葉が落ちたフカフカの道で気持ちが良いのですが、吹きだまりで落ち葉が重なっており、岩の間の落とし穴に何度かはまってしまいました。 |
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ここが最初の一滴のようです。しばらく進むとこのような一人前の沢になり、生意気に小さな滝も出来ています。この辺から、また杉林に変わります。 |
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沢沿いを右や左に移りながら下るのですが、いつしか広い砂利道に変わり、しばらく進むとゲートのある林道終点に出てきます。 左に屏風岩が見えてきて8号橋を渡ったら右に東屋があり、見たことがあるような景色になったので、よく見てみたらもう登山口でした。ガイドブックには林道終点から10分と書いてあったのですが砂利道の始まりの所を言っているのでしょう。 |
![]() ![]() 出発時点では暗くて写真の撮れなかった子持神社奥の院です。 |
![]() 駐車場は小生が最初の1台目で、出発の時に次の1台が来ただけだったのが10数台も停まっており満車です。下の駐車場や路肩にも停まっていましたから相当の方が登っているのでしょう。それでも、周回コースをとったために出会った方は数人だけでした。 |