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(斑尾山)北峰 約1,350m 飯山市・新潟県妙高市(旧中頸城郡妙高村)境界 十三藥師 △1,381.8m 飯山市・上水内郡信濃町境界 大明神岳 約1,360m 信濃町
歩行時間 2時間57分 歩行距離 5km
参考図書 新・分県登山ガイド 15 長野県の山(山と渓谷社) 山と高原地図 18 妙高・戸隠・雨飾(昭文社)
行程 テニスコート脇07:08→レストランチロル横登山口(かえでの木トレイル)07:11→第5リフト上駅07:21→大池分岐07:26→スーパークワット上駅07:52→第3Aリフト上駅08:16→最上部リフト上駅08:26→北峰(万坂峠分岐)08:29→十三藥師08:42/08:48→大明神岳08:55/09:36→十三藥師09:44→北峰09:55→最上部リフト09:59→第3Aリフト10:05→スーパークワット10:21→大池分岐10:32→第5リフト10:34→登山口10:41→テニスコート脇10:44
山遊日 10/11/06

北東側から見た斑尾山
 四方から登れるようですが一番安直な斑尾高原ホテルの南側から上るコースを選択し、上信越道豊田飯山ICから国道117号線、県道96号線で北東、北へと進み飯山高校の側で左(西)の斑尾高原スキー場へ向かう道を入りました。県道97号線の南の道です。
 スキー場も近づいた頃、斑尾山は当然としても思いがけずに雪を被った妙高山を見て感激してしまいました。
 宿泊施設が建ち並ぶ中、登り口を探すのに少々苦労したのですがチロルの所が登山口という案内を見つけて、たどり着きました。
レストランチロル





 チロルはゲレンデ下の大きなレストラン、その前が関係者以外通行止めとなっていたので、手前の路肩(テニスコートの脇)に車を駐めてチロルの前へ向かいました。
登山口(かえでの木トレイル)








 チロルの前を西に進んだ角が登山口で「かえでの木トレイル」と名の付いたトレッキングコースとなっており南西に向かいます。
最初の分岐は左へ






 スキーの林間コースか管理道路なのか分かりませんが分岐になったので「かえでの木トレイル」の案内に従い左の道を進みます。
第5リフト上駅 万坂峠、大池分岐
 ゲレンデの右(北西)端を真っ直ぐに進むと第5リフト上駅の横に出ます。さらに進むと右が万坂峠、左が大池の分岐になりますが、ここも、そのまま真っ直ぐに進みます。
なだらかなゲレンデ







 レストランチロルの前から、この辺までは初級者コースなのでしょうか、なだらかな傾斜が続きますが一直線に登るので思いの外に負担がかかります。
傾斜の増した茅の原 山頂まで約40分
 この辺は中級者コースでしょうか、傾斜も増して苦しくなってきたのですが、良くできているものでゲレンデの横幅一杯を使った大きなジグザグで進むように変わると山頂まで約40分の案内が出てきます。もっとも40分で行けるのは山頂手前の北峰まで、さらに10分が必要でした。
スーパークワット上駅








 山頂まで40分の案内標識の先にスーパークワット上駅がありました。
北東に登ってきたゲレンデ





 ここまで来ると下(北東)のゲレンデも眺めが、だいぶ良くなりました。
 宿泊施設街の先に見えるのは左から黒岩山、後ろに黒倉山、鍋倉山、右奥にうっすらと菱ヶ岳、さらに右は野沢スキー場の毛無山でしょうか。
東には奥志賀の山々







 東には毛無山、八剣山、後ろに鳥甲山、さらに右に高標山、右後ろに烏帽子岳、奥岩菅山、岩菅山、その手前に高社山、右後ろに東館山、寺子屋峰。
志賀高原から草津白根山








 南東には赤石山、横手山などの志賀高原の山々、さらに草津白根山と続きます。
未整地 穴ぼことコブ
 この辺は傾斜がきついのでブルドーザーも入れないのでしょうか。未整地のままで木の根を掘り起こした跡なのか穴ぼこが開きっぱなしでコブまであります。当然ここはエキスパート用のコブ斜面になるのでしょう。
斑尾山0.7km 第3Aリフト上駅
 正面に斑尾山0.7kmの指導標が現れ、この先から山径に入るようです。右(北西)端に第3Aリフト上駅が見えます。
北東に下るゲレンデ









 後ろを振り返ったら、この通り北東に下るゲレンデは急勾配です。
ブナの林







 ブナの樹林帯を進むのかと思ったら直ぐに木立は、まばらになってしまいました。
西北西に妙高山と火打山








 ゲレンデ上部に出たら、何時になったら見えるのかなと楽しみにしていた雪を被った妙高山が西北西に見えてきました。右後ろに見える火打山は真っ白です。
最上部リフト上駅 尾根を南西に
 直ぐ先の右側に最上部リフト上駅が有りました。リフト上部の尾根を南西に進みます。
北峰(万坂峠分岐) 妙高山、火打山
 ひと登りで北峰山頂(万坂峠分岐)です。右(西北西)の樹間に妙高山と火打山が見えます。
正面に十三藥師 右前方に飯縄山、戸隠山、黒姫山
 正面(南)の樹間に十三藥師を見ながら鞍部へ下ると、途中の右前方(南西)に飯縄山、戸隠山、黒姫山が見えてきます。
最低鞍部から十三藥師を









 最低鞍部から見た十三藥師です。
左に岩菅山、手前に高社山









 左(東南東)に岩菅山、手前に高社山。
十三藥師 一等三角点斑尾山
 十三藥師は南北に延びた山頂で真ん中に山頂標識と一等三角点斑尾山があります。
北東に毛無山(野沢スキー場)









 山頂は樹木に覆われて見通しが悪く北東に毛無山(野沢スキー場)が見えるぐらいです。
大明神岳、大池分岐 十三藥師
 山頂は西南西の大明神岳、東南東の大池の分岐でもあるのですが、ここでは大明神岳に向かいます。右側、北西の角に十三藥師が祀られ、本来、藥師様は十二体なのに何故ここでは十三体なのかと曰く因縁が記されていました。
緩い下り 大明神岳
 緩く、ひと下りすると大明神岳です。
南に続く尾根、雲海の先に長野市街






 十三藥師に引き替え、こちらの大明神岳は絶景地です。
 南に続く尾根、雲海の先が長野市街なのでしょう。さらにその後ろにも、うっすらと山陰が見えますから四阿山、八ヶ岳、美ヶ原辺りなのでしょうか。
南西に飯縄山、戸隠山、西に黒姫山





 南西に飯縄山、左後ろに雪を被った峰が見えますから穂高、槍などの北アルプス南部の山々のようです。
 さらに飯縄山の右奥は鹿島槍ヶ岳、右に戸隠山、黒姫山の左後ろには少しですが高妻山も見えます。黒姫山の右後ろの三角は金山でしょうか。
左手前に野尻湖、右後ろに妙高山、火打山









 左手前(西)に野尻湖、右後ろ(西北西)には焼山、妙高山、火打山。
北側に電波塔









 北側には電波塔。
北西に十三藥師









 北東に先ほどの十三藥師。
東南東に高社山、岩菅山









 東南東には高社山、岩菅山。
最上部リフト上駅からゲレンデを






 明神岳で、ゆっくりと食事休憩も済ましたので戻ることにしました。
 リフト上駅の側へ行くと、どうしても台の上から眺めたくなってしまいます。最上部リフト上駅からゲレンデを眺めてみました。条件が良ければ日本海が見えるのでしょうか。
岩菅山と烏帽子岳の間に佐武流山?






 スーパークワット上駅の横から東側の山並みを眺めてみました。
 右から岩菅山、裏岩菅山、烏帽子岳と続きますが、その間に山陰が見えます。白砂山、佐武流山のどちらなのでしょうか。
鳥甲山の右奥に苗場山









 左に移り、鳥甲山の右奥にも見えますが苗場山でしょうか。
レストランチロル







 レストランチロルまで戻って来ました。
テニスコート脇の黄葉







 車に戻っても未だ11時にもなっていません。紅葉を眺めながら野尻湖を廻って信濃黒姫から高速に入ろうと思っていたのですがタングラムの所で通行止めとのこと、「まだらお高原山の家」で情報を仕入れることにしました。
希望湖から妙高山を







 沼ノ原湿原は今の時期では枯れススキが茂るだけと希望湖を進めてくれました。
 思いの他の絶景地で西北西に妙高山を眺めることが出来ました。
南南西に斑尾山









 南南西に斑尾山。
希望湖の中州









 希望湖の中州。
中州の石碑と石祠







 中州の石碑と石祠の前で妙高山を眺めながら昼食を採りました。

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