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(南蔵王) 前山 ・1,684m 杉ヶ峰 △1,744.9m 屏風岳 △1,817.1m 刈田岳 △1,758.0m 刈田郡蔵王町・七ヶ宿町境界 歩行時間 3時間30分 歩行距離 9.5km 参考図書 花の百名山登山ガイド 上 (山と渓谷社) 山と高原地図 7 蔵王・面白山・船形山 (昭文社) 行程 蔵王ハイライン入口前駐車場09:20→エコーライン刈田峠09:23/09:26→刈田峠避難小屋分岐09:41→前山10:06/10:09→杉ヶ峰10:29/10:39→烏帽子岳分岐11:10→屏風岳11:24/11:51→烏帽子岳分岐12:03→杉ヶ峰12:33→前山12:47→刈田峠避難小屋分岐13:08→エコーライン刈田峠13:18→ハイライン入口前駐車場13:21 蔵王ハイラインを車で移動し刈田岳山頂駐車場へ・レストハウスで休憩 レストハウス横14:00→御釜展望所14:03/14:06→刈田岳14:10/14:20→山頂駐車場14:25 山遊日 11/09/10 |
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東北道白石ICから国道4号線、県道12号線で北上し、東北道の下を潜り、その先の蔵王町役場辺りで左カーブし西へ進みます。遠刈田温泉の先で県道12号線は蔵王山を越えて山形に通じる蔵王エコーラインと名を変えます。 エコーライン最上部、蔵王ハイライン入口の手前左(南)側に10数台ほどの駐車場があります。東北道の工事渋滞などがあり遅くなったので満杯状態ですが何とか車を駐めて西に進むと右(北)側がハイラインの入口となります。ここにトイレは無いのですがエコーラインの途中に数ヶ所トイレ付きの駐車場があります。 |
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道端にイワギク、ヤマハハコ、タカネニガナなどが咲いていました。 |
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ハイラインの到着先、刈田岳は雲の中です。左(南)側が刈田峠の入口となります。 |
![]() 最初は山登りならぬ山下りです。 |
![]() ガスではっきりしないのですが左前方(南東)に見えるのは後烏帽子岳、その右手前が、これから向かう屏風岳のようです。 |
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さすがに花の百名山、この時期ですから盛りを過ぎていますが思いの外に見ることが出来ました。オヤマリンドウ、シロバナトウウチソウ、コガネギク、ヤマアジサイ。 |
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ユウガギク、アザミ、ミヤマシャジン、オノエイタドリ。 |
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シラネニンジン、イワオトギリ、ゴゼンタチバナ。 |
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一番目立ったのはオヤマリンドウとゴゼンタチバナの実でした。 |
![]() 刈田峠の避難小屋は、ここの左(東)側にあります。 |
![]() 一瞬ガスが消えて正面(南)に前山が見えてきました。 |
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樹氷のエビの尻尾と同じような状態のアオモリトドマツです。西風が強いのは冬だけでは無くて一年中なのでしょうか。今日も山形側からガスが押し寄せています。前山に到着しました。 |
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本来は西側が見通せるのでしょうがガスで何も見えません。いったん鞍部へ降りて登り返し南南東の杉ヶ峰を目指します。 |
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ウメバチソウやウスユキソウも咲いていました。 |
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ちょっとした急坂を登り切ると杉ヶ峰の小広い山頂です。山頂標識の側に三等三角点杉峰があります。 |
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軽食休憩としましたが、ここもガスで何も見えません。南東に下ると木道が現れます。 |
![]() ここが芝草平の北端で右前方(南)へ湿原が広がります。 |
![]() ここだけを目的にして来るハイカーもいるとか南の中央部へ向かう木道もあります。 |
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当然、この時期ですから咲き終わっていますがキンコウカにイワショウブ、チングルマ、アカモノと凄いお花畑になるのでしょう。 |
![]() 湿原の先に屏風岳が見えるのでしょうがガスではっきりしません。 |
![]() 湿原は未だ続きます。こちらには池塘が見えます。 |
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芝草平を過ぎて屏風岳に向かう登り返しは最初がきついのですが遊歩道状に整備されています。程なくして後烏帽子岳の分岐となります。 |
![]() 屏風岳の山頂部はなだらかな尾根道となっています。 |
![]() 少し下ったのかなと思う所に左前方(南東)が開けた展望所がありました。水引入道、馬ノ神岳のようです。 |
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その直ぐ先が屏風岳の山頂でした。山頂標識の左手前に一等三角点屏風岳があります。 |
![]() 南端にも山頂標識があり、こちらの方が立派です。 |
![]() 南東側ですが、さっきの展望所より眺めが悪くなってしまいました。 |
![]() 南側の不忘山は見えません。木々の葉が黄葉し、もう秋のたたずまいを見せ始めています。 |
![]() 北側ですが、やはり、こちらの方が高く感じます。 |
![]() 東側はこのように切り立っています。これが屏風岳という名前の由縁でしょうか。 |
![]() しばらくガスが切れるのを待ったのですが諦めて帰ることにしました。 |
![]() 改めて山地図を確認してみたら、やはり山頂標識の北側の方が少し高くて・1,825m地点となっていました。 |
![]() 後烏帽子岳分岐を過ぎた頃は未だ未だガスがかかっていたのですが・・・ |
![]() 芝草平が近づいてきたら少しずつガスが薄くなってきました。 |
![]() 芝草平に入ったらすっきりとガスが消え杉ヶ峰の山頂も見えてきました。 |
![]() 右(北東)側にはエコーラインのつづら折りも見えます。 |
![]() 後を振り返ると屏風岳がすっきりと見えます。その右が南屏風岳でしょうか。 |
![]() 芝草平を眺めながら杉ヶ峰を目指します。 |
![]() 後を振り返ると後烏帽子岳と屏風岳。 |
![]() その右の南屏風岳がさらにはっきりとしてきました。 |
![]() 杉ヶ峰山頂から見た前山と刈田岳です。刈田岳がすっきり見えれば文句がないのですが。 |
![]() 北東にはエコーラインのつづら折りが。 |
![]() 東には後烏帽子岳が見えます。 |
![]() 前山まで戻ると。 |
![]() 南西に宮城・山形県境の山々。 |
![]() 西側には山形の山々が。 |
![]() 北北西の刈田岳は未だガスが消えません。 |
![]() さらに先に進むと刈田岳も見えるようになってきました。 |
![]() 刈田峠を過ぎてエコーラインとの中間辺りで振り返ると後烏帽子岳。 |
![]() 屏風岳、杉ヶ峰、前山と確認が出来ました。 |
![]() エコーラインへ戻り刈田岳を見たら青空まで出て来ました。 |
![]() 駐車場から見た前山、杉ヶ峰、屏風岳。 |
![]() 屏風岳と後烏帽子岳。 |
![]() 蔵王ハイラインは片道2.5kmで往復の料金が520円です。登山道を直登でも僅か500mとのこと、有料道路と考えるよりも刈田岳直下の有料駐車場と考えた方が妥当なのかも知れません。 |
![]() 県営レストハウスの右(東)側に刈田岳の山頂が見えます。 |
![]() レストハウスで少し休憩を取ってから左(西)側を北に進みました。 |
![]() 刈田岳と熊野岳を結ぶ馬の背は北北西に延びているのですが、そのまま北北東の火口へ少し下ると御釜の展望所となります。 |
![]() 多くの方が御釜をバックに記念撮影をしています。残念ながら北北西の熊野岳は雲の中で見えません。 |
![]() 北に御釜、北東に五色岳。 |
![]() 東は刈田岳の山裾になります。 |
![]() 御釜をアップで、何年ぶり?、いいえ何十年ぶりに眺める御釜です。 |
![]() 南に刈田岳の山頂と刈田神社の屋根が見えます。早速向かうことにしましょう。 |
![]() 足下のシラタマノキに実がついていました。 |
![]() 南西へ戻り稜線に出てから南東の刈田岳に向かいます。 |
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山頂は何処かと、先ずは刈田嶺神社を右に見送り、標柱やケルンの建つ東側へ進んでみました。目立っていた石柱は伊達宗高公命願之跡碑で、回りを探してみましたが山頂標識や三角点は見つかりません。通りすがりの山姿をした何人かに聞いたのですが無駄でした。やはりここは観光地、人に頼っては駄目だと、おもむろに山地図を広げて見たら神社の近くと分かりました。 |
![]() 右(北)側に御釜を見ながら神社の方へ戻りました。 |
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途中で「蔵王山メートル指導標」なる珍しい物も見つけました。三等三角点刈田岳は刈田嶺神社奥の院の東にあり、確かにここが一番の高所の様です。 |
![]() ここから御釜も眺められます。 |
![]() 今頃になって思い出したように刈田嶺神社に参拝をして山頂を下りました。 |
![]() 途中でもう一度御釜を。 |
![]() 駐車場へ戻ったら、この時間でも未だ未だ人が押し寄せていました。 |