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男体山 2,486m 日光市
歩行時間 6.5時間 歩行距離 8.0km
参考図書 ヤマケイYAMAP P日光・那須・谷川岳(山と渓谷社)
行程 二荒山神社6:20→四合目7:22→五合目7:41→七合目8:37→八合目9:15→山頂10:20/11:30→七合目12:25→二荒山神社14:21
山遊日 05/09/01

二荒山神社前



 男体山は日光二荒山神社の御神体山で神社の持ち物です。裏から林道を通りタダかつ 距離短縮で登れる方法もあるのですが敬意を払い由緒正しく中禅寺湖畔の中宮祠から登 ることにしました。
 開門は6時ですから早めに到着し、準備万端で開門を待つのが最善の策なのですが、 いやはやどうも少々遅れてしまいました。
祈祷受付所



 ここで五百円也を奉納し記帳をすると簡単な案内書と首掛けの御守りがいただけます 。この首掛守は登山の安全と交通安全の御守りなので山中の木々に取り付けないで、お 持ち帰り下さいとの注意書きがありましたが言うことを聞かない人がいるようで境内の 木に、かなりの数の御守りがぶら下がっていました。
三合目の林道 四合目登り口
 男体山は標高差1,200mの一気登りです。尾根歩きなどの流暢なことは望めませ ん。自分の体力に合わせて黙々と登ることが必要です。
 一合目からづうっと表示があるので、これを目安に頑張れます。それにしても三合目 から四合目にかけてだけは林道の緩やかな道なので、ほっとしてシラヤマギク(野の花 参照)などの写真を撮る余裕がありました。
五合目


 登ること自体がお参りというか信仰なので「登拝」という言葉を用いており、年配者 や体の弱い方への配慮でしょうか、この山には五合目、七合目、八合目、山頂と四つも の避難小屋が用意してあります。
 軟弱中高年ハイカーの小生はしっかりと避難小屋毎に休憩をとりました。もっとも避 難小屋は綺麗とは言い難いので外での一服でしたが。
中禅寺湖






 六合目辺りから岩の多い地帯になり樹木も少なくなるので展望も開けてきます。
 こうして見る中禅寺湖もなかなかのものです。
岩だらけの登山道










 岩をかき分けながらの登りとなります。どっちへ行ったら楽かと考えながら進みまし た。
滝尾神社 八合目


 この滝尾神社は避難小屋を兼ねています。
 この近くで今年始めてのリンドウを見ることができました。
九合目を越えた登山道





 岩から砂礫に変わり森林限界を超えると九合目です。
 岩のかき分けよりも楽な筈なのに、なかなか足が進みません。
戦場ヶ原越しの日光白根山







 左手(西)に戦場ヶ原越しに日光白根山が見えてきました。
山頂目前





 一歩一歩重たい足を運び、目前の山頂に向かいます。
 この辺に来た所で硬い岩よりも砂礫の柔らかい方が大変なことに気が付きました。そ ういえば柔らかい砂浜を歩くのは大変なので、波打ち際の濡れた浜を歩いたんだっけと 今頃やっと気が付くのでした。
大国主命像 山頂の剣、この下に一等三角点男体山
 日光二荒山神社の主祭神は大国主命とのことですから、その像なのでしょうか。他で 見るだいこく様よりは凛々しく感じます。
 この像の右側に奥宮と避難小屋があり、さらに右側に剣を刺した山頂があり、この下 に一等三角点があります。
 奥宮の日陰でビールを一杯のつもりが、解凍時間の計算違いで半凍結状態、泡しか出 てきません。解凍待ちのおかげで、のんびり昼食、山頂ウオッチングとなりました。
太郎山、小太郎山





 山頂の剣の後ろで食事をしていたご夫婦から山の名前を教えてもらいました。北側に 見える山が太郎山、小太郎山、その右に真名子山、さらに右側は雲に隠れて見えない女 峰山等々。栃木県内の方で近くの山は殆ど登られたとのことでした。
太郎山神社 二荒山神社目前
 今度は山頂の左(西)の方へウオッチング。少し下った所にも祠があったので行って みたら太郎山神社でした。奥日光八峰が二荒山神社のものと案内書に書いてありました が太郎山に登らなくとも、ここで御利益を得られるということでしょうか。
 ビールも無事解凍し飲み干すことが出来たし、お腹も満タン、後は下るのみです。ゴ ール近くでよろよろ歩いている人に声を掛けたらバスの時間がもうすぐなのに足がいう ことを聞かないとか、何事にも余裕が必要です。ハイ
温泉寺庫裏 温泉寺の風呂場 温泉寺本堂
 残暑厳しき折の山遊びは汗だくになります。せっかく風呂に入るのだったらと思い湯 元まで足を伸ばしました。
 ここまで来たのなら月並みの日帰り温泉ではつまりません。一番奥(北側)にある温 泉寺へ行ってみました。名前だけは聞いていたのですが白濁の硫黄泉で満足することが 出来ました。

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