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(鳴神山) 桐生嶽 981.5m 仁田山岳 △979.7m 桐生市 歩行時間 2時間48分 歩行距離 5.5km 参考図書 新・分県登山ガイド 9 群馬県の山(山と渓谷社) 山と高原地図 20 赤城・皇海・筑波(昭文社) 行程 路肩06:48→樹徳高校大滝山荘06:51→大滝07:04→コンクリート道07:30→水場07:48→雷神岳神社前(肩の広場)08:12→桐生嶽08:19/08:52→仁田山岳08:57→椚田(裏の肩)09:13→コツナギ橋登山口09:50→石仏群09:56/09:58→路肩10:11 山遊日 12/04/20 |
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北関東道太田桐生ICから桐生バイパス(国道50号線)で市内へ入り、県道66号線、梅田南小学校前からは同343号線で高沢川沿いに北上します。登山口にある駐車場は樹徳高校大滝山荘のもので関係者以外駐車禁止になっており、二カーブほど手前の路肩に駐車しました。 |
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山荘の前を抜けて沢沿いに西へ進むと、左からの作業道と合流します。キャタピラーの跡がある悪路をジグザグに北西に進むと左前方に大滝が見えてきます。 |
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コンクリート舗装になりビックリしました。おまけに急坂です。その先をしばらく進むと山径になり狭くなります。 |
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左カーブし、西に向きを変えた頃、沢の右(北)面にカタクリが咲いていました。 |
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水場の案内標識が見えてきました。この辺から沢沿いではなく、岩の転がる沢を歩くようになります。樹木も杉林から自然林に変わります。 |
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沢からカラ沢に変わり、その先で自然林から再び杉林となり、急坂を喘ぎながら登っていたら「カッコウソウ群落の復活を願って」との看板がありロープが張られていました。 |
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登り着いた南北に延びる尾根が雷神岳神社前(肩の広場)でした。左(南)に見える大岩の右(西)下に湯山沢ノ頭を経て吾妻山に至る縦走路が延びています。 |
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右(北)側に進むと、右前方(北東)に雷神岳神社があります。ここの狛犬はオオカミで秩父の影響がここまで広がっているのでしょうか。先に二つの鳥居が見えます。左側の鳥居は北に向かって仁田山岳へ、右の鳥居が北東の桐生嶽へ向かっているようです。 |
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神社裏の岩の間を北東に登ると仁田山岳との分岐になります。 |
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ここは右折で南東から南に回り込み、一登りすると桐生嶽の山頂で、四つの石祠が並んでいます。 |
![]() 大きな山座指導標が立ち、桐生嶽の名の如く桐生(南)側を向いた石祠の前に、「群馬百名山鳴神山」の山頂標識が置いてありました。 |
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山頂にあるのは三角点ではなくて桐生市基準点No114の石柱でした(帰って調べてみたら三等三角点岳山は亡失とのこと、国土地理院の地形図から見ても三角点は西峰に近いので仁田山岳、ここの標高はガイドブック「群馬県の山」に従い981.5mとしました)。期待していたアカヤシオは一週間ほど早かったようです。 |
![]() 南東に筑波山と云っても、今日は見えるはずがありません。 |
![]() 南に桐生市街。 |
![]() 西北西の赤城山すら、良く見えません。 |
![]() 北に仁田山岳。何と云っても、これだけは見えます。 |
![]() この時は北東に根本山、熊鷹山かと思ったのですが、調べてみたら手前の残馬山のようです。 |
![]() こちらが登ってきた東側です。 |
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食事休憩後、先ほどの分岐まで戻り、北の仁田山岳に向かいます。山頂は石垣で補強され、西向きに二体の石祠が祀られていました。 |
![]() 未だ蕾の堅いアカヤシオを見ながら北に急降下するのですが、途中に赤城山の展望所がありました。 |
![]() もう少し下ったところには残馬山展望岩もありました。 |
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さらに自然林の尾根径を下ると鞍部が椚田(裏の肩)になり十字路となっています。 |
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右折で東のヒノキ林を急降下します。ここにもカッコウソウの移植地がありました。やがてカラ沢を下るようになり、さらに沢となって左岸から右岸に徒渉します。 |
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この辺りは杉林に変わっていたのでしょうか。今度は右岸から左岸に徒渉、先には橋もありました。よく考えたら上りの大滝登山口から左岸しか歩かなかったのは、かなり上部まで続く作業道の性だったのでしょうか。 |
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こんな崩落地もありました。ここから先は作業道で道幅が広くなります。 |
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程なくしてコツナギ橋登山口となります。ここからは右折で南下します。コツナギ橋の脇にも2〜3台ほどなら駐車出来そうです。 |
![]() 高沢川に小さな滝が出来ていました。 |
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登山口から5分ほど進むと左(東)側の岩壁に、すり減った道祖神がありました。さらに、その先1分ほどの所に石仏郡が並んでいました。 |
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おびただしい数が並んでいます。何とか読める文字を拾ってみたら高澤村講中、宝暦三年と云う文字が何とか読み取れました。江戸時代中後期の物のようです。 |
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石灯籠もありました。その先では御幣が備えられていましたから神様の石柱もあるようです。 |
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2分ほど進むと今度は庚申堂の石柱がありました。ここに庚申堂があったのでしょうか。さらに5分ほど進むと、今度は右(西)側の岩壁に庚申塚が立っていました。 |
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大滝登山口がある大滝山荘の先に北西に向かう作業道がありました。ここから登っても良かったのでしょう。 |
![]() 車を駐めた路肩の手前にも庚申塚がありました。 |
![]() 帰りがけに梅田南小学校の手前から北北西に振り返って見た鳴神山です。 |