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女峰山 2,483m 帝釈山 2,455m 日光市(旧日光市・旧塩谷郡栗山村境界) 歩行時間 6時間20分(6時間10分) 歩行距離 14km(13.5km) 参考図書 新・分県登山ガイド 8 栃木県の山(山と渓谷社)、山と高原地図 13 日光・白根山・男体山(昭文社) 行程 志津林道ゲート07:07→林道分岐07:18→馬立07:45→荒沢出合07:59→水場09:00→唐沢避難小屋09:19/09:26→道間違い09:36/09:39→女峰神社10:16→三角点峰10:21→女峰神社10:27→女峰山10:29/10:43→帝釈山11:19/11:21→富士見峠12:11→馬立13:17→林道分岐13:40→志津林道ゲート13:50 山遊日 09/06/27 |
![]() 太郎山へ登った時の記憶で日光宇都宮道路の清滝ICから中禅寺湖の横を通り戦場ヶ原を経て光徳駐車所へ、ここで地図を調べてみたら裏男体林道入口はもう少し手前でした。慌てて戻り南側の砂利道へ入り直ぐに左折し東に進むべき所を誤って南に直進、三本松農場へ入り込んでしまいました。農場の方に道を教えてもらい事なきを得たのですが30分のロスタイムです。 太郎山へ向かう分岐を左に見送り志津乗越へ着いたらもう満車状態でしたので心配しながら志津林道を先に進んだら思いの外に空いていてゲートの前に車を停めることが出来ました。 |
![]() 八海山での「足つり事件」で懲りていますのでやり付けないストレッチをしてから出発です。 ゲート前からは緩い下り道ですがしばらく進むと右後方(南西)の樹間に男体山が見通せます。 |
![]() 10分ほど下ると更に下る野州原林道との分岐になり、ここで左折し北北東へ向かいます。 |
![]() しばらく進むと正面(北東)に左からこれから向かう帝釈山、女峰山、さらに右には独標、赤薙奥社のある峰、赤薙山が綺麗に見渡せます。 |
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ヤマツツジが見えて来たと思ったら、もう馬立でした。ここで右折し急坂を東へ下ります。 |
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何処まで下るのかと思っていたら何と沢まで降りてしまいました。南北に走るカラ沢を渡ると荒沢出合で岩の淵にシロバナノヘビイチゴが咲いていました。 |
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荒沢出合から先ほど渡ったカラ沢へつながる右側の沢沿いにコメツガの樹林帯を東北東へ進むのですが段々と登りがきつくなっていきます。右側の砂防ダム越しに見えるのは女峰山と前女峰なのでしょうか。 |
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カラ沢に近づいたところでカラマツソウを見つけました。こまめに花写真を撮るのも「足つり」対策で、ゆっくりと登りました。 唐沢小屋の指導標に従いカラ沢を渡ると少し先の左側へ本当に水の流れる沢が現れ、その上流部が水場になっていました。 |
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水場の先からは特にきつい登りとなります。途中でイワカガミとゴゼンタチバナも見つけました。 |
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小屋から水場まで往復20分と山地図に書かれているのですが、ゆっくりとはいえ登りだけで20分近くかかってしまいました。ここで小休止です。 唐沢避難小屋は南向きのようで指導標に従い西へちょっと進み石像の前で右折し樹林の中を北北西に進みます。 |
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途中で振り返ったら南西の樹間に男体山と大真名子山が見えます。メジャーな山では山道がはっきりしており指導標も充実しているので、ついつい地形図を見ないで歩いてしまいます。今回もいい加減に登っていたら何と途中で道が無くなってしまいました。水が流れて出来た紛らわしい所を道と思って登っていたようです。 ここで慌てて地形図とコンパスを取り出し、場合によっては唐沢避難小屋まで戻ることも覚悟しましたが何とか3分下っただけで登山道を見つけることが出来、10分近いロスだけで済みました。 |
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もう一つ道を間違った原因は山頂右横(北)の肩へ向かったことです。ここのコースは山頂へ向かって一直線にガレ場を抜けて北北西に進むのですが、一般的には肩に出てから稜線で山頂に向かうケースが多いからです。いずれにしても地形図を良く読む、これが原則なのですが毎度のことで反省が出来ないのです。岩陰にミヤマキンバイが咲いていました。 |
![]() ガレ場で左後を振り返って見たら南西には男体山、左の南南西にはここまで登ってきた登山道横のカラ沢とその下の林道が見え、男体山の山裾越えに半月山、さらにその左に見える山陰は何なんでしょうか。皇海山は男体山の陰になりますのでここからは見えない筈です。雲が山陰に見えたのでしょうか。 |
![]() ここも結構きつい登りです。ガレ場ですから足を滑らせないように慎重に登ります。 |
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ツガザクラを見ながら最後の樹林帯へ入ります。 |
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樹林帯を抜けて振り返ると半月山から男体山、大真名子山から小真名子山、さらに右奥(西)には日光白根山が見渡せます。 |
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尾根に登り着いたら女峰神社が迎えてくれます。直ぐ左横(西)が山頂なのですが先に右横(東)の三角点峰に向かうことにしました。左奥(北東)にうっすら見える山は高原山のようです。 |
![]() いったん下って登り返す頃に三角点峰の右奥に赤薙山が見えます。 |
![]() ハイマツ、シャクナゲなどの灌木が茂る尾根道を登りきると二等三角点女峰山があります。 |
![]() 振り返ると女峰神社と山頂の人影が見えます。早速、山頂に向かいましょう。 |
![]() 狭い山頂は数人で一杯になってしまいます。 |
![]() 南西には男体山と大間名子山。 |
![]() 西には小真名子山、右奥に日光白根山、太郎山、右手前にこれから向かう帝釈山。 |
![]() 北西には燧ヶ岳、その右側の会津駒ヶ岳ははっきりしません。 |
![]() 北東には高原山。 |
![]() 東には三角点峰越しに赤薙山が。 南東の日光市街地は見事に撮り忘れてしまいました。 |
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山頂で絶景を楽しみながらビールタイム、もろきゅうの味噌で塩分もしっかりと補給したので日光三険のひとつ「馬の背渡り」で帝釈山へ向かいます。途中で山頂と三角点峰を振り返って見ました。 |
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ここでは高山植物が咲き競っていました。ミヤマダイコンソウ、ホソバイワベンケイとツガザクラ、コケモモ。 |
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さらにマイズルソウと、途中には鎖場があり専女山と云う地図にも書いていない山までありました。 |
![]() 帝釈山に到着です。 |
![]() やはりここでの見物は太郎山でしょう。左奥に日光白根山、右奥には燧ヶ岳も。 |
![]() 男体山、大真名子山、小真名子山を見ながら富士見峠へ下ります。 |
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剔れ道を急降下すると富士見峠の四差路になります。野州原林道(自動車道)終点の標柱があるのですが実際に車が通ることは出来るのでしょうか。 |
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富士見峠からは最初は南に進み、途中から南東に向きを変え、所々はつづら折りになって馬立に向かうのですが、この様に河原のような林道です。右横(西側)に小真名子山の頭が見えて来ました。 |
![]() 一部は舗装もされているのですがこんな穴ぼこも空いています。正面に見えるのは帝釈山です。 |
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大真名子山も見えて来たなぁと思って進んでいたら唖然としてしまいました。林道をカラ沢が横切っているのです。 |
![]() 左下の茶色の所が林道で、その下が抉られたカラ沢です。自然の力の大きさをまざまざと見せつけてくれます。水の流れに任せておけば直ぐにこうなってしまうのでしょう。 その上には帝釈山、女峰山、独標が見渡せました。 |
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ヤマツツジの並木が見えて来たら馬立です。直ぐ先の左側に馬立の指導標が立っていました。 |
![]() 正面(南西)に男体山が見えて来ました。 |
![]() 右前方(西北西)には大真名子山が。 |
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林道分岐まで来たら右折し西に進むと、しばらくしたら左前方に再び男体山が姿を現します。ここまで来ると志津林道ゲートはもう直ぐです。ゲートに着いたら一台の車がいなくなり代わりに別の一台とバイクが一台増えていました。 |