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両神山 1,723m 小鹿野町(旧両神村)・秩父市(旧大滝村)境界 歩行時間 6時間 歩行距離 12km 参考図書 ヤマケイYAMAPH奥秩父・大菩薩・両神山(山と渓谷社) 行程 日向大谷第二駐車場06:32→登山口06:46→会所07:13→八海山08:01→清滝小屋08:39/08:52→産体尾根09:13→両神神社本社09:44→両神山10:11/10:42→両神神社本社11:01→産体尾根11:25→清滝小屋11:36/11:47→八海山12:10→会所12:50→登山口13:18→第二駐車場13:31 山遊日 06/10/28 |
![]() 関越道花園ICから国道140号線で秩父方面を目指します。皆野、寄居有料道路が出来ているようですが小生のぼろナビでは、対応できないので旧道を走り皆野町、旧吉田町経由で旧両神村へ向かったら両神山の案内看板があり何とか薄川沿いに走り到着しました。それでも早朝にも関わらず花園ICから1時間半ほどかかってしまい、第1駐車場は満杯、200m程下の第二駐車場になってしまいました。なお、100m位下には第三駐車場があり、どちらも20台近く停められます。 |
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この道は林道ではなくて山村の集落に通じる道の一番奥のようです。右側の上部には両神山荘が見え、そのまま進むと左側に公衆トイレがあり、さらに100m程先に進むと東屋のある第一駐車場があり、ここには10台ほどしか停められません。右にカーブし両神山荘に向かう途中の右側には新しいトイレがあります。山荘の駐車場も10台ほどで、ここは有料になり5百円かかります。 |
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両神山荘前を通り西に向かいますが、ここに登山カードのポストがあります。直ぐ先に両神山頂5.6km、清滝小屋3.8kmの道標を右に見て進みます。 しばらく進むと信仰の山らしく最初の鳥居とお宮が現れてきます。さらに先で小さな沢を左に徒渉します。 |
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ここで最初の鎖場が現れてきます。と言っても危険な場所ではなく、あった方が安全という程度で掴まる必要もありません。 七滝沢と薄川とが合流するので会所と名付けられた場所が七滝沢コースとの分岐になります。こちらは上級者用の難コースとか左の薄川の方へ下ります(実際は真っ直ぐに感じます)。ここで七滝沢を丸太の木橋で左岸に渡ります。 |
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会所までは平らか下り気味でしたが、ここからは、そこそこの登りになってきます。川の流れも穏やかではなく、小さな滝が幾つも見られます。 薄川を左岸や右岸に移りながら遡るのですが、ここで左岸に徒渉し、少し登り、また右岸に徒渉します。 |
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また左岸に徒渉します。ここからの路肩は一部に崩れ落ちた跡があり、ちょっと注意が必要です。さらに右岸に徒渉します。 今まで右岸は穏やかな登りだったのですが、ここは急登のカラ沢です。そこを登るのかとちょっと躊躇してしまいました。 |
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心配ご無用、少し登ると直ぐに左に折れるようになっていました。しかし、ここからの勾配は厳しくなって、ジグザグに登ります。 いかめしい形相をした石像がある八海山です。大頭羅神王というのだそうです。さらに進むと白藤ノ滝の分岐になりますが、そのまま直進しました。 |
![]() かなり登りが厳しいので苦しくなりますがブナの原生林が気持ちを和めてくれます。 |
![]() 再び沢沿いの道になるのですが、もう水の流れはありません。 |
![]() 右(北)側が尾根なので途中で三カ所ほどカラ沢を渡ります。水源はやはり尾根から降りてくるのでしょう。左隅に塩ビのパイプから清水が流れており、右上には弘法大師の石像がありました。ここの水も試しに口に含んでみましたが美味しい水でした。 |
![]() やっと清滝小屋到着、ここで紅葉を眺めながら小休止です。 |
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小屋の後は断崖絶壁になっており、水量が少ないのですが高いところから滝が流れ落ちていました。ここをどうやって登るのかなと思っていたら右(北)側に回り込みジグザグに巻いて登っていくようです。 息を切らす程ではないのですが、づうっと登りが続いていたので休憩後といってもつらい登りです。程なくして七滝沢コースと合流します。 |
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やっと尾根上に出てきました。このガスですから西側には何も見えません。 |
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登ってきた小屋の方(東)を振り返って見ました。なかなかの急勾配で、きつかった訳です。尾根道で楽になると思ったらなかなか思うようにはいかないようで、左(南)に向かう先の勾配もきつそうです。 |
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鎖場のオンパレードで三回も続きます。といってもたいしたことはなく木の根っ子や岩の手掛かりがあるので鎖に頼る必要はありません。 |
![]() 小さな祠のある横岩という大岩が現れてきます。ここから左に向かい一登りし、右(西)に向かいます。 |
![]() ここからは、やっと穏やかな杉並木の尾根道となり楽な歩行になります。 |
![]() 直ぐに両神神社本社があり、左側にはベンチもあります。 |
![]() 左後には御嶽神社本社もあります。どちらの狛犬もオオカミでびっくりしました。 この方は神社の管理をされている方のようでお供えをしてから周りの手入れをしていました。 |
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この先で梵天尾根に登り、ベンチの所を右(北)に向かうと山頂が目の前に見えてきます。ここで沢沿いの道の後半部で追い越した方が早々と降りてきました。3人に追い越されて4人を追い越したのだから中年軟弱ハイカーの小生としたら、こんなものでしょうか。 |
![]() 最後の鎖場を登ると山頂です。狭い山頂の真ん中に、このような大岩があり大賑わい、無人の写真を撮るのには一苦労でした。 |
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大岩の裏(北)側で首の欠けたお地蔵さんを眺めながらビールタイム。一息ついて後(南側)を見たらこのような有様です。 |
![]() こちらが登ってきた南側の梵天尾根方面です。 |
![]() ガスは東から西の方に流れてきており切れそうで切れません。こちらが八丁峠から落合橋にかけてですから、近くの山が西岳、遠くの山は南天山や御巣鷹山なのでしょうか、八ヶ岳まではとても見渡せません。 |
![]() 混み合っている山頂を避けて北側の岩山で食事をしている人や三脚を立てて写真を撮っている方もいます。 |
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これだけ混んでいると長居も出来ません、そろそろ帰ることにしましょう。 |
![]() 山頂目前でこの通行止めの筈の梵天尾根から登って来られた方とビールタイムの時に話す機会があったので聞いてみたら人数制限のもと有料で通しているとのこと、元々はこちらの方が主だった道で地主と埼玉県との話し合いがこじれて通行止めになったとか残念な話です。 |
![]() 御嶽神社の奇特な方はまだ手入れを続けていました。有り難いことで頭が下がります。 |
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帰りも清滝小屋で休憩をとりました。お世話になりました。八海山では大きなザックを持った集団と出会いました。縦走でどこまで行くのでしょうか。 清滝小屋よりも上で会った人は日帰りが可能でしょうが、それ以降の人は山小屋泊まりと思われますが、この下でもかなりの人数の方と出会いましたから人気の山なのでしょう。 |
![]() 八海山までは標準時間以内で順調に歩いていたのですが会所までは5分、登山口では3分のオーバー、以外ときつい歩きで両神山荘を見てほっとしました。 |