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小仙丈ヶ岳 ・2,864m 仙丈ヶ岳 △3,032.9m 南アルプス市(旧中巨摩郡郡芦安村)・長野県伊那市(旧上伊那郡長谷村)境界 参考図書 新分県登山ガイド 14 山梨県の山(山と渓谷社) 山と高原地図 41 北岳・甲斐駒・南アルプス(昭文社) 1日目 歩行時間 3時間34分 歩行距離 4km 行程 北沢峠07:31→二合目08:06→岩の腰掛け08:16/08:31→三合目08:46→四合目09:02/09:09→五合目(大滝の頭)09:32/09:41→六合目10:07/10:23→小仙丈ヶ岳10:59/11:24→八合目11:43/11:54→仙丈小屋・山頂分岐12:19/12:28→仙丈小屋12:37 2日目 歩行時間 3時間23分 歩行距離 5km 行程 仙丈小屋04:00→仙丈ヶ岳04:26/05:00→仙丈小屋05:15/05:49→丹渓新道分岐06:22/06:27→馬ノ背ヒュッテ06:36/06:51→大滝の頭分岐07:03→ロープ07:31/07:41→丸木橋07:53/08:04→大平山荘08:57→北沢峠09:12 山遊日 15/08/06〜07 |
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昨年の9月に同行者が熱を出したために仙丈ヶ岳を変更し北沢峠周辺の散策(仙水峠)にしたリベンジです。今回はハイシーズンなので芦安が5時30分、広河原から北沢峠へ向かうバスは6時50分の出発です。前回は広河原の写真を撮り損なっていたので載せておきます。 |
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広河原から北沢峠は25分。前回同様に北岳、仙丈ヶ岳、東駒ヶ岳を眺めている間に到着です。トイレの前に掛かっている温度計を見たら12度C、標高が2,000mを越えているのだから連日の真夏日を過ごしていた身には別天地です。 |
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トイレの左横が尾根コースの登山口で西へ向かい尾根に取り付きます。 |
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15分ほどで尾根の北東端に着き、南西方向に向かいます。数分後に本日初めての下り、緩い登り下りだからルンルン気分で歩くことが出来ます。 |
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さらに15分ほどで二合目です。ルンルン気分はここまで、同行者と1時間毎に5分程度の休憩と決めていたのですが勾配が少しきつくなったこともあり45分で休憩の要求です。座り心地の良さそうな岩を見つけたら、軽食もと云う事で15分以上の休憩となってしまいました。 |
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三合目に着いたら、またしても休憩の要求、未だ15分しか歩いていないので、むりやり引っ張って四合目に、それでも30分毎の休憩となってしまいました。 |
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マルバダケブキの群生地がありました。その他にソバナ、シナノオトギリなども見つけました。 |
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五合目の大滝の頭まで来ました。ここから、また勾配が増してきます。下ってくる人が「六合目からは眺めが良いですよ」と声を掛けてもらいました。 |
![]() 確かにその通りで六合目の手前で東駒ヶ岳(甲斐駒ヶ岳)を背後(北東)に見ることが出来ました。 |
![]() 六合目に到着です。 |
![]() 右(西)側の山腹に山小屋が見えます。仙丈藪沢小屋小屋か馬ノ背ヒュッテのどちらでしょうか。 |
![]() 後を振り返ると北に鋸岳。 |
![]() 北東には東駒ヶ岳と栗沢山。 |
![]() 東にアサヨ峰と木立が邪魔をしていますが鳳凰三山。 |
![]() 左側の南東には北岳が見えました。 |
![]() 休憩は程々にして当面の目標、小仙丈ヶ岳に向かいましょう。 |
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と云っても花が咲いていれば止まってしまいます。チングルマの花穂、シラネニンジン、ウサギギクです。 |
![]() ようやく小仙丈ヶ岳に到着です。 |
![]() 北に鋸岳。 |
![]() 北東には東駒ヶ岳。 |
![]() 東北東には栗沢山とアサヨ峰。 |
![]() 東に鳳凰三山。 |
![]() 南南東には白嶺三山。 |
![]() 南西に小仙丈沢カールを眺めながらビール休憩です。 |
![]() 小仙丈ヶ岳を下ってから振り返って見ました。 |
![]() この辺は平らなのですが小仙丈沢カールを見ながら岩径を急降下します。 |
![]() 急降下後、また平らになり、そろそろ登り返そうかという所が八合目です。 |
![]() 少し勾配のきつい所もあります。 |
![]() その先に山頂と仙丈小屋の分岐がありました。 |
![]() 山腹の岩径を西に下ったら足下に仙丈小屋が見えてきました。 |
![]() 小屋の南西が仙丈ヶ岳でこちらもカール状になっています。 |
![]() 早速、一泊二食付きで8,500円成りの宿泊手続きです。 |
![]() 小屋前の庭で後に鋸岳と東駒ヶ岳、正面に仙丈ヶ岳を眺めながら昼食を兼ねたウイスキー宴会です。しかし、その後、南アルプス名物の午後の雷雨、食堂に場所を移して宴会を続けていたら、基本は曇りで時々雷雨と晴、めまぐるしい変化が続いていました。 |
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深夜にトイレへ行ったら星と月が出ていました。これで安心して仙丈ヶ岳に登れます。ヘッドランプを着けて4時に山小屋を出ました。西へ向かって尾根に取り付き、尾根に出たら左折で南に向かいます。山頂近くになったら渋滞です。 |
![]() 前の二枚はシャッター速度が8秒、まともな写真になりません。山頂に着いて岩の上にカメラを固定で撮ったら、今度は人が動いてしまいました。 |
![]() ここの一番ウリは富士山と白嶺三山だとか、最初にカメラに納めました。もちろん岩の上固定でシャッター速度は2秒でした。 |
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ご来光までの時間稼ぎに先ずは無難な物を撮っておきましょう。二等三角点前岳。南に大仙丈ヶ岳があるので、こんな名前になったのでしょうか。南側に廻って山頂標識。間にある岩が一番高い所でカメラの三脚代わりになったり、周りを撮る時には脚立代わりと大いに役立ってくれました。 |
![]() そろそろ、ご来光という時間になって、まともな写真が撮れるようになってきました。北東の鋸山と東駒ヶ岳の後に八ヶ岳。 |
![]() 北北東には東駒ヶ岳、栗沢山、アサヨ峰、鳳凰三山。 |
![]() 南東に鳳凰三山、冨士山、北岳。 |
![]() 南には白嶺三山と塩見岳、荒川三山。 |
![]() 南南西に大仙丈ヶ岳と南アルプス南部の山々。 |
![]() 西には中央アルプス。 |
![]() こちらが北側で、これで一周です。 |
![]() 主要な山々をズームで、先ずは鋸岳と後に八ヶ岳。 |
![]() 東駒ヶ岳と摩利至天。 |
![]() 栗沢山とアサヨ峰。 |
![]() 鳳凰三山。 |
![]() ピンボケの冨士山と北岳。 |
![]() 白嶺三山と塩見岳の間に笊ヶ岳も見えました。 |
![]() 塩見岳と荒川三山。 |
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4時59分に、ご来光です。栗沢山とアサヨ峰の後方、金峰山と国師ヶ岳の間から太陽が昇ってきました。 |
![]() 未だ名残を惜しんでいる方が大多数ですが・・・ |
![]() せっかちの小生は先頭で仙丈小屋を目指しました。 |
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途中で雷鳥の子供らしい物を見つけたのですが旨く写真に納まりませんでした。小屋に入る前に近くに咲いていたヨツバシオガマ、イワツメクサ、トウヤクリンドウをゲットです。 |
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仙丈小屋で朝食を済ませ下山です。どのコースを採ろうかと迷ったのですがオーソドックスに大平山荘を目指すことにしました。少し下り始めた所に水場があり、ここから山小屋に引っ張っているようでした。 |
![]() 葉っぱはミヤマキンポウゲと似ているのですが花が白い。何なんでしょうか。 |
![]() 西側ですから地蔵尾根でしょうか。中央アルプスは霞んでいます。 |
![]() 仙丈小屋から北に下っていたのですが、この先で右カーブし北東に向かいます。 |
![]() 別れを惜しんで仙丈ヶ岳と仙丈小屋を振り返って見ました。 |
![]() 鹿の食害を防ぐネットが張ってありました。 |
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北に下る丹渓新道との分岐から東に10分ほど進むと馬ノ背ヒュッテです。ここでトイレ休憩、料金200円を払い鍵を借りるシステムでした。 |
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ヒュッテからさらに10分で仙丈藪沢小屋を経て大滝の頭へ向かう分岐、ここは直進で沢沿いに北東に沢沿いを下ると30分ほどでロープの下がる危険地帯が現れました。でも前方に東駒ヶ岳、沢の向かい側には雪渓、途中には小さな滝もあり眺めの良い所でした。 |
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さらに10分ほどで丸木橋を渡りますが、この辺が中間点でしょうか。その先に登山道崩落のために迂回の案内がありました。 |
![]() 沢沿いの径は、なだらかなのですが、沢を離れると急降下になります。 |
![]() 左前方が開けた所があり北側に鋸岳、右前方の山は双児山でしょうか。 |
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展望地の先は、なだらかになり小さな滝やハシゴ径を経ると左側に車道が見えてきます。 |
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大平山荘に到着しました。前が車道で北に延びているのですが、北沢峠には右カーブで大回りになっています。北東に向かう山径に入って・・・ |
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一登りすると、再び車道に合流します。 |
![]() 南東に5分ほど進むと北沢峠です。広河原に向かうバス乗り場は工事中のために、さらに5分ほど下った仙水峠分岐の手前になります。 |