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志賀山 △2,035.5m 裏志賀山 ・2,037m 下高井郡山ノ内町
歩行時間 2時間55分 歩行距離 6km
参考図書 新・分県登山ガイド 15 長野県の山(山と渓谷社) 花の百名山登山ガイド 上 (山と渓谷社) 山と高原地図 17 志賀高原・草津白根山・四阿山(昭文社)
行程 前山ペアリフト乗り場07:49→前山湿原(リフト上駅の下部)08:07→渋池08:12/08:15→志賀山分岐08:30→山頂手前の方位板09:05/09:09→志賀山09:13→裏志賀山分岐09:36→裏志賀山09:40→山頂手前のベンチ09:44/09:57→裏志賀山分岐09:59→大沼池分岐10:12/10:13→四十八池の東屋10:23/10:39→志賀山分岐10:53→渋池11:05→前山湿原11:08→リフト乗り場11:21
山遊日 11/08/06

右カーブで北へ


 上信越道の信州中野ICから志賀草津道路(国道292号線)で南東に進み、志賀高原に入ったら南下、硯川の前山スキー場ペアリフト乗り場を出発点にしました。(階段下の道路脇にトイレも完備されています)
 片道300円、往復540円也のペアリフト出発時間は8時と思っていたのですが何と8時20分とのこと、見上げてみたら、たいした距離ではないので、少々迷ったのですが歩いて登ることにしました。
西南西に笠ヶ岳








 後ろ(西南西)側を振り返るとプリンスホテルの上に熊ノ湯スキー場越しの笠ヶ岳が見えます。
硯川ホテル前を東へ






 いったん国道まで降りて、指導標に従い硯川ホテルの前を左(東)へ向かいます。
ゲンノショウコ ミヤコグサ ヤナギラン ヨツバヒヨドリ
 スキー場のゲレンデを北東に登っていくようです。ここも花のオンパレード、ゲンノショウコ、ミヤコグサ、ヤナギラン、ヨツバヒヨドリ。
アザミ ヤマハハコ イタドリ ギボウシ
 さらに、アザミ、ヤマハハコ、イタドリと続きます。ヘヤピンカーブで西北西に向きを変えると前山湿原に入り笹原に変わります。そこにはギボウシも咲いていました。
前山ペアリフト上駅







 前山ペアリフト上駅の下まで来ました。ここにリフトを降りた人がいるとガッカリするのですが、未だ20分ほどの余裕があったようです。ヤレヤレ・・・
北東に志賀山









 前方(北東)に見えるのが志賀山でしょうか。
渋池









 直ぐに渋池へ到着です。
ワタスゲ モウセンゴケ ミヤマホタルイ
 水辺ですから、盛りの過ぎたワタスゲ、モウセンゴケ、初めて見たミヤマホタルイ。
コメツガの遊歩道 志賀山・四十八池分岐
 コメツガの遊歩道を北東に進むと志賀山・四十八池との分岐になります。
笹原の木道 最低鞍部
 左が志賀山へのコース、笹原の木道を下ると最低鞍部になり、ここで左カーブし北に向きを変えると山径らしくなってきます。
岩の多い急登 岩の山頂
 岩をかき分けて進む急登となります。右前方(北)に見える岩壁が志賀山の山頂なのでしょうか。
タニギキョウ モミジカラマツ クロズル
 この間の花は、遊歩道南東側の木陰にひっそりとタニギキョウ、湿地の木道の横にモミジカラマツ、岩山に登ったらクロズルが咲いていました。
南に沼









 後ろ(南)側を振り返ったら沼が見えました。
ガスで何も見えず









 山頂にたどり着いたようですがガスで何も見えません。
方位板とベンチ 山頂の木立
 ベンチの前に方位板があり志賀山と書かれているのですが回りは木立で展望は少なく、有るはずの三角点も見つかりません。
先に向かう山道 三等三角点志賀
 回りを見渡したら、もっと先の方が高そうです。右カーブで東へ進んだら三等三角点志賀がありました。
ガスで何も見えず








 北信五岳や志賀高原の山々が見えるとのことですが、このガスでは・・・
足下に沼が









 足下に先ほどの沼が見えるだけです。
急降下






 裏志賀山に向かう、こちらの下りも急降下です。
こちらにも沼が









 右(南)側に沼が見えてきました。
後ろ(西)に志賀山









 ガスが少し切れたので後ろ(西)に志賀山を振り返ってみました。
東の裏志賀山は見えず









 先(東)の裏志賀山はガスで見えません。
コガネギク タテヤマウツボグサ ホツツジ
 この辺りは本来、日当たりの良い場所ですのでコガネギク、タテヤマウツボグサ、ホツツジなどが咲いていました。
南に沼








 また右(南)側に沼が見えてきました。この辺が鬼ノ相撲場でしょうか。
鞍部を過ぎて登り始め 裏志賀山分岐
 鞍部を過ぎて登り始めると、直ぐに裏志賀山・四十八池の分岐になります。
山頂の石祠






 北に向かって、ひと登りで山頂になり、石祠が祀られています。
こちらもガスで見えず




 山頂は木立で何も見えないのですが、少し先に進んだ地点が東に大沼池、赤石山の展望地とのこと、行ってみましたがガスで何も見えません。
 通せんぼのロープが張ってあるのですが、しっかりとした下りの山径が続いています。尾根伝いに大沼池に向かう径があったのでしょうか。
山頂手前のベンチ ツリガネニンジン シナノオトギリ
 山頂手前にベンチがあり展望が開けていたのでモロキュウとビールの休憩とし、ツリガネニンジンとシナノオトギリの写真を撮りながらガスが切れるのを待ちました。
北に裏志賀山









 少しガスが切れて左(北)側に裏志賀山。
正面東側









 正面の東側は見えるのは手前だけ、赤石山は見えません。
南に四十八池









 右(南)に四十八池が見えてきました。
裏志賀山・四十八池分岐









 分岐まで戻り、四十八池へ下ります。
ロープの下がる急坂






 こちらの下りも急でロープが下がっています。
四十八池と鉢山








 四十八池の右に鉢山が見えてきたのですが左後ろの横手山は半分以上がガスの中です。
裏志賀山を振り返って









 裏志賀山を振り返って見ました。
鳥居 大沼池分岐
 下りきったら鳥居が見えてきました。その先が大沼池との分岐でした。
志賀山神社の鳥居






 鳥居は志賀山神社の物でした。反時計回りに進むのが表参道なのでしょうか。
鉢山に向かって









 南の鉢山に向かって進みます。
四十八池のベンチ









 ここが四十八池の中心部なのでしょうか。
キンコウカ コバイケイソウ、モウセンゴケ イワショウブ
 水辺にはキンコウカ、コバイケイソウ、モウセンゴケ、イワショウブ。
池塘越しに志賀山、裏志賀山









 池塘越しに見る志賀山、裏志賀山です。
ワレモコウとニガナ マルバダケブキ




 マルバダケブキ、ワレモコウ、ニガナ。
東屋横のトイレ






 四十八池の東屋で昼食休憩にしました。奥に見えるのは新築で綺麗なトイレです。
四十八池の先に志賀山、裏志賀山








 もう一度、四十八池の先に志賀山と裏志賀山を眺めてから出発しました。
ギンリョウソウ 志賀山分岐 渋池
 日陰の藪の中にギンリョウソウが。志賀山分岐を過ぎて渋池と進む、この道は山路と云うよりは観光地の遊歩道です。
前山湿原






 前山湿原のペアリフト上駅まで来ましたが料金をケチって歩いて下りました。
笠ヶ岳









 登る時にはしっかりと見えていた笠ヶ岳も雲で半分しか見えません。
ペアリフト乗り場






 国道まで降りなくとも駐車場を横切ればペアリフト乗り場でした。

特別付録

地獄谷温泉・野猿公苑
所要時間 45分

駐車場横 ここから10分
 有料(500円)の駐車場に車を駐めて、ここから歩きになります。野猿公苑まで徒歩10分の案内を見て左(北)へ階段を登ります。
徒歩5分 地獄谷温泉
 右カーブで東へ進むと先ほどの徒歩10分の案内から2〜3分と思うのですが5分の案内になります。横湯川沿いに進むと先に地獄谷温泉が見えてきます。
川向こうの建物 地獄谷温泉後楽園
 川向こうにも建物が見えます。地獄谷温泉後楽館の建物の中を通って先に進みます。
噴泉









 後楽館横の橋を通って川向こうへ渡る時に噴泉が見えます。
南へ登る階段 東へ進むと野猿公苑
 少し西へ戻り南に向かう階段を登り、左折で東へ進むと野猿公苑(有料500円也)になります。徒歩10分の案内から、ここまで12分、噴泉で少し時間をとったので、ほぼ正確でしょう。としたら徒歩5分の案内は後楽館付近に立てるべきです。
野猿の群 親子
 います、います。直ぐに野猿の群が現れます。これは親子でしょう。
恋人ならぬ恋猿 黙々と食事中
 恋人ならぬ恋猿かな。こっちは我関せずと黙々と食事中です。
河原の群 猿と同化したい人間
 人の近寄らない河原で過ごす群もいます。猿と同化したい人間もいて係員から注意を受けていました。
温泉の猿 温泉の猿
 温泉に浸かる猿として有名な場所ですが。どうも「良い風呂じゃい」と云う雰囲気ではありません。暑い性でしょうか。温度を確かめたら、かなりのぬるめになっていました。
双子の赤ちゃん 双子の赤ちゃん
 双子の赤ちゃんです。
双子の赤ちゃん 双子の赤ちゃん
 こうして見ているとキリがありません。
野猿公苑から見下ろした後楽館













 野猿公苑の建物から見下ろした後楽館です。真ん中の下部に噴泉、その右上で細長い池状に見えるのが人間と猿が混浴をすると云う露天風呂のようです。

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