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水晶山 667.9m 天童市・東根市境界
歩行時間 1時間45分 歩行距離 3.8km
参考図書 無し 1/2.5万地形図(天童)
行程 水晶山登山口10:32→六角堂10:49/10:54→見晴らし台11:24→大和神社11:34→水晶山山頂11:40/11:45→大和神社11:48→見晴らし台11:54→六角堂12:13→登山口12:25
山遊日 08/01/03

水晶山登山口 水晶山登山口
 中学生の時に遠足で行った記憶があるのですが場所も形もうる覚えです。ネットで検索したら河原子口と猪野沢口の二つの登山口があるのですがポピュラーな河原子の方から登ることにしました。
 国道13号線から道満を抜けて国道48号線を横切り東に進み、それらしき山を目指したら途中で道が細くなってしまいました。雪掻きをしていた人に聞いてみたら、あの山は水晶山じゃないとのこと南隣の鵜沢山を目指してしまったようです。
 48号線まで戻り右折し北東に進み河原子で右折、天童カントリークラブの横を東に進むのが正解で何とか登山口にたどり着くことが出来ました。それにしてもトイレ付きの立派な駐車場で、整備が行き届いているのにビックリしてしまいました。
水晶山登山道 山姥・山の神入口
 それなのに新雪の上には野ウサギとカモシカ?の足跡があるだけで人が通った形跡はありません。信仰の深い山と聞いていたのですが誰も未だ初詣に行っていないのでしょうか。
 ヘアピンカーブの車道は未だ先まで続いているようですが真ん中をショートカットで東に伸びている登山道を進みました。
山の神 禊ぎの井戸
 杉林の中を進むと左(北)側に山の神がありました。先に進むと車道を横切り禊ぎの井戸へ向かいます。
六角堂 山道
 六角堂と名の付いた休憩舎の右(南)側に禊ぎの井戸があるようなのですが雪が深いので省略です。ここまで車道が続いており小さな駐車場もあり、これから先が本格的な登山道となります。
途中の指導標 あと668m
 手入れの行き届いた登山道で雪の中でも安心して歩けます。「水晶山の高さと同じあと668m」の手造り指導標がありました。行政が補助金を使って設置した物よりもこちらの方が有り難く感じます。
 この辺までが七曲坂と呼ばれる所で急勾配の斜面をジグザグに登ります。雪道なので滑り落ちたら大変と慎重に登りました。
雑木林の尾根道 見晴らし台
 尾根に取り付くと勾配が少し緩やかになり、雑木林の中を暫く進むと見晴らし台になります。
見晴らし台から見える西側の景色










 ベンチの置いてある見晴らし台からは西側の展望が開いているのですが残念ながら月山などは雲がかかって見えませんでした。
おつかれさまでしたの標識 大和神社
 見晴らし台から稜線を一登りすると山頂です。地元の山岳会なのでしょうか、ふもと会の「おつかれさまでした山頂です」のプレートが掛かっており正面奥に日本武尊由来の大和神社が祀られています。
 小さな広場になっており昼食休憩などにはうってつけの場所なのでしょうが回りは木立に阻まれ展望はありません。この標識を信じてここで帰ってしまっては山頂踏破の喜びは半分になってしまいます。
大和神社奥の院 三等三角点水晶山
 山頂三角点を見つけなくてはおめおめと帰れません。大和神社の奥がもっと高そうです、後ろに回ってみたら奥の院が控えていました。
 さらに、その後ろはもっと高そうです。雪を踏み分けながら後ろに回ったら三等三角点水晶山が見つかりました。
北東の景色








 山頂は北東から南東へかけて180度の視界が開けた絶景地です。北東には黒伏山から白髭山、御所山(船形山)などが見えるはずなのですが、どれがどれやらさっぱり分かりません。
南東の景色











 南東の大畑山、面白山などなのでしょうがこちらも残念ながら分かりません。
南の景色











 南から西は木立に阻まれてしまいます。
山姥 道しるべの碑
 帰り道は何となく余裕が出るもので山の神の隣にある山姥も見つけることが出来ました。1,792年と1,798年のものとのことですから江戸時代中後期から見守続けてくれているのでしょう。
 さらに下った所で道しるべの碑も見つけられ長い間、麓の村々から参拝者が訪れているのだと歴史の深さを感じることが出来ました。
天童カントリーの横から水晶山を











 帰り道で天童カントリークラブの横から水晶山を振り返って見ました。
古峯神社の石鳥居からの水晶山











 少し下った古峯神社の石鳥居の所からも見てみました。
荒井原集落からも











 別れを惜しんで荒井原からも。
谷地中橋から見た水晶山











 乱川に架かる谷地中橋左横の土手から見た水晶山が最高でした。

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