日本列島 山だらけ     トップページへ戻る  山だらけメニューへ戻る

高柴山 884m 田村市(旧大越町・船引町・小野町境界)
歩行時間 1時間 歩行距離 2.5km
参考図書 新・分県登山ガイド6 福島県の山(山と渓谷社)
行程 牧野登山口13:21→若返り清水13:31→山頂14:04/14:18→若返り清水14:33→牧野登山口14:39
山遊日 06/06/03

高柴山登山道入口案内看板




 ヤマツツジの名所、高柴山は小野町の浮金コース、大越町の牧野コース、船引町の門沢コースと三つのコースがあります。
 ガイドブックには浮金から入り門沢に至るコースが乗っていたのですが、磐越道と併走している国道349号線を走っていたら、この看板を見つけたので、そのまま案内に従いました。
牧野コース案内看板







 途中の案内もしっかりしていたので迷うこともなく着くことが出来ました。
 丁度シーズンということもあり駐車場は、ほぼ満車状態、看板の前にも軽四が停めてあり真正面から写真を撮ることが出来ませんでした。
牧野登山口入口





 さて、ここは何処かと看板を見てみたら牧野登山口でした。
 格好のハイキングコースの様で、老若男女、山支度も様々です。
 さすがに午後ですから登る人よりも下る人が多くなっていました
若返り清水





 10分ほど杉木立の林道を進むと1回飲めば10年若返るという若返り清水に到着します。
 「引き水なので飲む場合は殺菌して下さい」との注意書きがしてありました。責任回避の時代だからしようがないのでしょうが、笑ってしまいました。ちなみに若返りの効果は定かではないのですが、美味しい水でした。
整備された山道







 車止めを越えて、整備された山道を登りますが、ここから先は杉木立から照葉樹林と植生が変わります。
モミジ坂









 モミジ坂と言われる一番勾配のきついところだそうですが、モミジが素晴らしいだけではなくて右側に白樺の木が生えているところが御愛嬌です。
コゴメウツギ








 山頂手前にコゴメウツギが咲いており、ヤマツツジとお似合いでした。
レンゲツツジとヤマツツジ









 広い山頂部に着いたらヤマツツジのオンパレードに圧倒されてしまいました。残念ながらピークを過ぎており少し白っぽいものが目に付きますが、レンゲツツジは一番の見頃でした。
展望台









 ヤマツツジの真ん中に展望台が見えたので早速行ってみました。
北東に見える鎌倉岳(常葉)









 方位板もあるのですが人だかりで側に寄れません。聞いてみたら、こちら北東の正面に見えるのが鎌倉岳(常葉)だそうです。左に避難小屋、真ん中手前にはテントまで張ってありました。
東に見える大滝根山









 こちらが東側です。正面より少し右の大滝根山山頂は雲に隠れてしまいました。
南側の展望







 ガイドブックには2万株、田村市の観光ガイドには3万株と書いてある山頂一帯のヤマツツジですが、明治の末期から昭和の初めにかけて放牧した馬が新芽を食べたために、このような整備したような姿になったのだとか、驚きです。
高柴神社 旧登山道
 山頂部を一回りしようとして南側に廻ったら高柴神社がありました。さらに廻ろうとしましたが、ヤマツツジの背丈が身長より少し高いので迷路のようで思うに任せません。諦めて展望台から避難小屋の脇を通り戻ったために山頂の三等三角点は見つけ損なってしまいました。下りは山道があまりに整備されすぎていて面白みがなかったので旧道を通ることにしました。
旧登山道 牧野登山口入口



 これが大正解、コナラかミズナラでしょうか。フワフワの落ち葉の道で砂利道とは比べものにならない快適な道です。何度か新道と交差するのですが若返り清水まで旧道が通じていました。
 一気に入口まで駆け下りたら、さすがに駐車してある車は半分以下に減っていました。

トップページへ戻る  山だらけメニューへ戻る  このページのトップへ戻る