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(谷川岳) トマの耳 1,963m オキの耳 1,977m 利根郡水上町・南魚沼郡湯沢町(新潟県)境界 歩行時間 4時間10分 歩行距離 7km 参考図書 ヤマケイYAMAP P 日光・那須・谷川岳(山と渓谷社)、山と高原地図 O 谷川岳・苗場山・武尊山(昭文社) 行程 天神平07:19リフトにて天神峠展望台07:28→天神峠分岐07:46→熊穴沢避難小屋08:06→第一見晴08:26/08:43→天神ザンゲ岩09:31→肩ノ小屋09:43/09:54→トマの耳10:02/10:04→オキの耳10:23/10:33→トマの耳10:48/10:54→肩ノ小屋11:01/11:06→天神ザンゲ石11:13第一見晴11:39→熊穴沢避難小屋11:53→天神峠分岐12:12→天神平12:27 山遊日 07/06/17 |
![]() 上越道水上ICから国道291号線で北上し土合口のベースプラザ(屋内駐車場)に入りました。 何時も混雑しているという谷川岳ロープウエイ、完全な雪解け前を狙い、かつ土日運行開始時間の1時間前の6時頃に到着したために駐車場はガラガラです。 時間前に運行を開始するのかと思っていたのですが定時直前まで切符の販売(6F)も行いません。切符売り場前の一番先頭にザックを置いて外を眺めに行ったら天神平が小さく見えました。 |
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一番で切符(往復2千円)を買ったのに乗り場に移動したら団体が列を作っていました。小生より大分後に並んでいた人が切符を買って駆けつけ配っています。先頭を切りたい気持ちは分かりますが、みっともないルール違反です。 2台目のロープウエイに乗って天神平へ、最初は歩いて行こうと思っていたのですが正面の急坂を見たら天神峠展望台へ登るリフト(片道4百円)に切り換えてしまいました。真面目な人は右横を歩いて登っていきます。 |
![]() 展望台と名付けられるだけに天神峠は絶景地です。北北西に谷川岳が迫っています。 |
![]() 北北東には朝日岳、笠ヶ岳、白毛門、下にはロープウエイの出合口駅と先程の天神平駅が見えます。 |
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左前方(西北西から北北西)に万太郎山から谷川岳が見渡せますがあまりにも急激な傾斜で登れるのだろうかと考えてしまいます。 |
![]() 天神峠からは谷川岳を見上げながら急激に下ります。 |
![]() 何時登り返すのかと思いながら進んでいたのですが登り返す事もなく天神平からの道と合流です。どうも天神峠までリフトで登る必要はなかったようです。 それでも素晴らしい景色を見られたのだから良しとしましょう。 |
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ムラサキヤシオでしょうか花も姿を見せてくれたら、今度はこんな崖っ淵の細い道がでてきました。鎖を頼りに慎重に通りましょう。 |
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熊穴沢避難小屋が見えて来ました。小屋の左手に二俣から北東に登って来るいわお新道があり、そことの合流地点になっており、そちらから登ってくる人もいました。 |
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タニウツギも咲いていました。シラネアオイも見つけたのですが側に寄ることが出来ませんでした。避難小屋を過ぎると傾斜も段々きつくなってき、一部ロープが下がっているところもあります。 森林限界を超えると更に傾斜がきつくなります。ここの第一見晴、次に天狗の腰掛岩、天神ザンゲ岩と岩の小ピークが三つあります。未だ1時間位しか歩いていないのですがお腹も空いてきたので休憩としました。 |
![]() 早めの休憩にしたのは雲が出てこない内に周りの景色を写真に納めておきたかったのです。 左前方の東南東には日光白根山、武尊山、皇海山、袈裟丸山が見えます。 |
![]() 南南東には赤城山。 |
![]() 南には子持山。 |
![]() その少し右には小野子山、榛名山、後に奥秩父の山々、さらにその後には富士山。 |
![]() 南西に浅間山。 |
![]() 西南西に御嶽、乗鞍岳と絶景なのです。 |
![]() 天神ザンゲ岩の写真を撮ろうとカメラを構えていたら、お構いなしに少々(大分?)ひねたお嬢さん達が乱入、このたくましさには素晴らしいものがあります。 第一見晴、天狗の腰掛岩、ザンゲ岩はいずれも絶景地です。見晴らしが良かったら是非いずれかでの休憩をお薦めします。 |
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天神ザンゲ岩と肩の小屋の中間ぐらいに大きな雪渓が残っていました。柔らかくなっているのでアイゼンは必要ありません。 |
![]() 肩ノ小屋に到着です。 |
![]() 左(西)側の万太郎山の右に苗場山が見えます。左は白砂山でしょうか。 |
![]() 肩ノ小屋の横で小休止を取りトマの耳を目指します。 右のトンガリがそうです。左の石積には小さな祠が祀ってありました。 |
![]() トマの耳に到着です。 |
![]() 左(北)にオキの耳、北北東に巻機山、その右奥に越後駒ヶ岳、中ノ岳、右手前(北東)には朝日岳とここも絶景地です。 |
![]() 朝日岳の右側(東北東)には笠ヶ岳、白毛門、奥に平ヶ岳、会津駒ヶ岳、さらに景鶴山、燧ヶ岳、至仏山(山裾)と尾瀬の山が続きます。 |
![]() 尾瀬の山をズームで見てみましょう。 左のトンガリが景鶴山、燧ヶ岳、至仏山、右端のトンガリは笠ヶ岳でしょう。 |
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オキの耳に行く途中がお花畑になっていました。アズマシャクナケ、ミツバオーレン、ハクサンイチゲでしょうか。 |
![]() 本日の最終地点オキの耳です。ここまで来ると少し人が減っているようです。 |
![]() 西に万太郎山、その右後に苗場山。 |
![]() 北北西に茂倉岳、右手前に一ノ倉岳。 |
![]() 北北東に巻機山、越後駒ヶ岳、中ノ岳、手前に朝日岳、笠ヶ岳、右奥(北東)に平ヶ岳。 |
![]() 東の下にマチガ沢出合。 |
![]() 東南東に日光白根山、武尊山、皇海山、袈裟丸山。 |
![]() 南東の天神平の後には赤城山、子持山、小野子山。右手前はトマの耳です。 |
![]() そろそろ帰ることにしましょう。左はトマの耳、正面南は榛名山、右に万太郎山、その後が浅間山です。 |
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トマの耳の少し先の東斜面にシラネアオイが群生で咲いていました。 |
![]() 天神峠との分岐まで戻ってきました。当然ここで登り返してもしょうがないので天神平の方へ下ります。 |
![]() トマの耳とオキの耳を振り返って見ました。 |
![]() 天神平に向かう道はなだらかな下りです。短時間で山頂に向かいたいのならリフトは使わずにこのコースを採った方が良いのではないでしょうか。 |
![]() 天神平はもう目の前です。 |
![]() 天神平に着いたら丁度ロープウエイが登ってくるところでした。 |