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山王帽子山 2,077m 小太郎山 2,328m 太郎山 2,368m 日光市 歩行時間 5時間40分 歩行距離 7.5km 参考図書 新・分県登山ガイド8栃木県の山(山と渓谷社)、山と高原地図L日光・白根山・男体山(昭文社) 行程 山王峠06:18→山王帽子山07:18/07:21→鞍部07:47→ハガタデ薙分岐08:06/08:16→小太郎山09:05/09:15→太郎山09:44/10:24→小太郎山10:48→ハガタデ薙分岐11:27→鞍部11:44/11:50→山王帽子山12:19→山王峠13:06 山遊日 06/09/23 |
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奥日光戦場ヶ原で光徳入口から北に向かうと日光アストリアホテルの先の右側に大きな光徳駐車場がありトイレも完備されています。 本来はここから左側の光徳牧場を抜けて山王峠に向かうのですが奥鬼怒林道の路肩に駐車スペースがあるので峠まで車で行くことにしました。 |
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コメツガが主体ですがダケカンバも目立ちます。鬱蒼とした樹林ではなく笹原が広がっているため比較的に明るい山道です。 初めはたいしたことがなかったのですが段々ときつい登りになっていきます。登るにつれて背後には三岳越しの日光連山が大きく姿を現してきます。 |
![]() 日光白根山や金精山が気になって後を振り返ってばかりいたのですが右(南)側に男体山の頭が見えてくると山王帽子山の山頂はもうすぐです。 |
![]() 1時間ほどで山頂到着です。ここで小休止としました。 |
![]() 山頂から先に進むと正面(東)に待望の太郎山、小太郎山、右後ろに大真名子山が見えてきます。 |
![]() 右(南)に頭しか見えなかった男体山は山裾まで姿を現してきました。 |
![]() ここでちょっと悔しいのは急坂を苦労して登ったのに急勾配で下ってしまうことです。おまけにこっちは笹の刈り込みが悪く朝露でびしょびしょになってしまい、降りきった鞍部で恨めしく山王帽子山を振り返るのでした。 |
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再び急坂を登ります。シャクナゲの群生を見つけたと思ったらハガタデ薙分岐に到着です。これは山王帽子山を通らず最短で小太郎山に向かうコースなのですが崖崩れのために通行禁止になっています。1時間も経っていないのに再びここで小休止、いやはや急登には悩まされます。 |
![]() この先も急登が続きますが色づき始めた木々に心が和みます。後の朱色に染まった樹木はナナカマドなのですがこの赤いのはドウダンツツジだったように思います。 |
![]() こんな岩が見えてきたら稜線はもうすぐで、厳しかった急登も穏やかになります。 |
![]() ようやく小太郎山山頂です。正面(東)には帝釈山、重なって少ししか見えないのですが後に女峰山、右に小真名子山、大真名子山が間近に見えます。 |
![]() 右(南)には男体山が見えます。山裾には中禅寺湖、その右(西)に戦場ヶ原、小田代ヶ原、背後には日光連山と素晴らしい眺めです。 |
![]() 北東に向かう稜線の先には太郎山が目の前に迫っています。 |
![]() ![]() 今まで通ってきた山道からは考えられないような切り立ったヤセ尾根です。ここだけは注意深く通らなければなりません。 |
![]() 小太郎山の方を振り返って見ました。写真では上部しか収まらなかったのですが、下までずうっと切り立っている絶壁です。 |
![]() 岩稜を過ぎればシャクナゲの茂る穏やかな道になります。右(東)にお花畑が見えますが、これは湿原ではなくて火口跡だとのことです。 |
![]() 裏男体林道から新薙を通って登るコースとの分岐です。ここまで来れば山頂は直ぐです。 |
![]() 太郎山山頂です。二体の石祠と三等三角点があります。ここで面白いものを発見、三角点の台座が壊れてグラグラになっており、ちゃんと東西南北を向いていないのです。代わりに石祠が正確に南を向いていました。 |
![]() 西には今日一日お供をしてくれている日光連山。真ん中に前白根山、湯元からの登山道も見えます。後に日光白根山、手前に山王帽子山と三岳、右に金精山です。 |
![]() 北西には根名草山、鬼怒沼山、背後には燧ヶ岳、更に右後ろに会津駒ヶ岳が見えます。 |
![]() 北には帝釈山、田代山、荒海山、さらに背後に見える山は会津の山になるのでしょうか。 |
![]() 北東方面は塩原や那須になるのですが山の形を知らないので確認できません。 |
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東から南にかけては女峰山、帝釈山、小真名子山、大真名子山、男体山、中禅寺湖と続きます。飽きることのない展望を楽しみ、例のごとくビールを飲んでゆっくりしてから帰りました。 |
![]() 三本松の駐車場から太郎山を振り返って見ました。山頂に雲がかかってなかなか消えないのが残念です。 |
![]() 同じ場所から男体山を見てみました。見る場所によって随分と雰囲気が変わるものです。富士山型のイメージが強いので燧ヶ岳から見た台形の姿には戸惑ってしまったものでした。 |