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蓼科山 2,530m 立科町・茅野市境界 歩行時間3.5時間 歩行距離6.5km 参考図書 ヤマケイYAMAP A八ガ岳・北八ガ岳・蓼科山(山と渓谷社) 行程 大河原峠08:10→赤谷分岐09:13→将軍平09:23/09:27→山頂10:02/10:35→将軍平11:00→赤谷分岐11:10/11:25→大河原峠12:14 山遊日 05/11/03 |
![]() 長野道の佐久インターから行くか中央道にするか、ちょうど中間地点なので迷いましたが渋滞の多い首都高速を避けて外環と直接つながっている長野道にしましたが、これが大失敗。春日温泉の先が工事中のために通行止め、迂回路を探して望月町の入口まで戻る羽目になり大河原峠への到着が2時間近く遅れてしまいました。 |
![]() 曇り時々晴れの天気予報だったために展望はあまり期待していなかったのですが、そ れ以上に良くありません。佐久方面に見えるはずの浅間山も微かにしか見えません。 |
![]() 大河原峠で、もうすでに標高が2,093mもあります。ここから笹原の道を登り始 めますが前掛山が邪魔をして蓼科山は見えません。 |
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勾配が段々ときつくなるのにしたがい、まるで賽の河原のような石だらけの登山道に
変わります。それでもきつい登りは30分程度ですみ、なだらかな道に変わります。 なだらかな道を進むと、所々にシラビソの立ち枯れたところが表れてきます。育って いるシラビソは背丈が低いので、この辺が森林限界になるのでしょうか。 |
![]() 立ち枯れたシラビソの間にやっと蓼科山が見えてきました。 |
![]() ちょっとぬかるんだ所に立ち枯れしたシラビソを利用したのでしょうか、丸太が敷い てあります。角材や厚板の木道ならともかく、丸太では不安定で歩きにくくてしょうが ありませんでした。 ここを抜けると緩やかな勾配の下り道になります。 |
![]() 下り着いた所が将軍平です、七合目から登る道や天祥寺原へ下る道の分岐点で山小屋 も有るので、ここで小休止をしました。 |
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将軍平から先は大きな岩を越えての急登となります。岩と岩の間には何時降ったので
しょうか雪が残っていました。 |
![]() ここで慌てることもないので振り返って見たら、なかなか良い眺めです。こちらが佐 久方面ですから天気さえ良ければ浅間山が見えるのでしょう。 |
![]() 少し右を向くと先ほど小休止した将軍平の山小屋が下に見えます。正面の山が前掛山 です。 |
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前掛山の山裾越えに見えるのは双子山、右側に見えるのは横岳なのでしょうか。 |
![]() 山頂まで5分と書いてある大岩の所から左に巻ながら進み、本当に5分ぐらいで山頂 入口の山小屋の所に行き着きました。 さっそくビールですが寒くて500mlが飲み切れません。荷物を置いて山頂ウオッ チングとしました。 |
![]() 山頂は薄くガスがかかっており周りの山は何も見えません。何とか先ほどの山頂ヒュ ッテと左の方に立科神社の奥の院が見えるだけです。 |
![]() 歩きにくい岩だらけの山頂ですが黄色い矢印を頼りに奥の院の祠に到着しました。 この先の西側の端に山頂展望を記した方位板が有るというので行ってみました。 |
![]() これが方位板です。山頂ヒュッテからここまで10分程かかっています。本当に広い 山頂です。調べてみたら半径100m以上もある円形の火口跡なのでした。 |
![]() ここからはやっと奥の院の祠が見えるだけです。本来なら北東に浅間山、南南東に八 ヶ岳、南には南アルプス、西に中央アルプス、北西には北アルプスと名だたる名山が見 えるはずなのですが、この天候ではどうにもなりません。 |
![]() 山頂ヒュッテ横に戻り残りのビールを飲み干し、休憩をしてから出発しました。 地形図を見ると将軍平からちょっと登った、この赤谷分岐で左(北)に入ると直ぐに 前掛山の山頂三角点があるように書いてあるので行ってみたのですが見つかりませんでし た。 |
![]() 天候は回復するどころか段々と悪くなっているようです。登るときには見えていた佐 久方面にもガスがかかっていました。 |
![]() ![]() 大河原ヒュッテに温度計が掛けてあったので見てみたら現在の温度が4℃、最低は−10℃まで下がったようです。 ヒュッテ横の休業中の売店軒先でラーメンを煮ている間に霧雨が降ってきたので双子山に登るのは諦めて帰ることにしました。 |
蓼科山 特別付録
トキンの岩 2,014m 望月町 歩行時間20分 歩行距離300m 山遊日 05/11/03 |
![]() 大河原峠から少し下りた林道の右側に奇怪な岩山が見えてきました。地図上にはトキ ンの岩と書いてあるので行ってみました。 細かな雨が降っており、風も強いので拭いても拭いてもレンズに雨粒が着いてしまい ます。 |
![]() 佐久方面は晴れているのでしょうか。虹が架かっています。 |
![]() 山頂には祠も鎮座していました。 |
![]() 大河原峠方向を見てみたらダケカンバの落葉した樹林が見えました。 |
![]() 作りたての真新しい三等三角点がありました。国土地理院のHPで調べてみたら前掛 山の山頂三角点は無くなっているので、ここに引っ越ししたのかも知れません。 |
![]() 大河原峠からこの辺、更に夢の平とカラマツの黄葉が続きます。ナナカマドも実だけ しか見れないものが林道を下るに従い紅葉に変わり、山裾ではモミジやカエデが見頃で した。 |