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鳥海山 2,236m 遊佐町 歩行時間 8.0時間 歩行距離12.0km 参考図書 山と高原地図 G鳥海山・月山(昭文社)1/5万 行程 9/1 鉾立13:37→展望台13:53→賽ノ河原14:56→御浜小屋15:29 9/2 御浜小屋6:21→七五三掛7:30→山頂御室(大物忌神社)9:00/10:00→御浜小屋12:00/13:00→鉾立14:30 山遊日 04/09/01〜02 |
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ヤキモキして行方を見守っていた台風は山形を直撃してしまったのですが、なんとか通過し、台風一過の好天に恵まれた出発となりました。 山形に入り月山を眺めながら晴れ男自慢をしていたのですが、陸羽西線に入り見えてくるはずの鳥海山が見えません。どうも出て来始めた雲の中のようで不安が過ぎります。 6時に家を出たのに酒田到着は12時過ぎ、庄内はちょっと遠いです。ここからタクシーで鉾立へ、この山小屋の様子を見るとやはり台風は凄まじかった様です。 |
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雲に隠れて、ぼんやりしか見えなかった鳥海山ですが、鉾立の登り口でやっと姿を表
してくれました。この時、これが今回の見納めになるとは夢にも思っていませんでした
。 |
![]() まるで遊歩道のような登山道を登り始めて直ぐに左手に展望台があったので行ってみ ました。左手に先ほどの鉾立の駐車場越しに日本海、正面に奈曽渓谷、右手に白糸の滝 が見えました。 |
![]() 賽ノ河原で小休止、思っていたよりも道が広いとか何とか、おしゃべりをしながら明 日の鳥海山頂に期待が広がります。 プライバシー保護のためにボカシを入れてあることをお許し下さい。(以下同様) |
![]() 笹原に変わりしばらく登ったら、左手に視界が広がってきました。これが稲倉岳なの でしょうか 。 |
![]() 右手に鳥居が見えてきました。思ったよりも早く今夜の宿泊地、御浜神社に到着する ことが出来ました。 |
![]() 山小屋にザックを降ろし、山小屋横の稜線に出ると右(南)側に鳥海湖が見えます。 感激の一時ですが、登るときにかいた汗が冷えてきて寒くなってしまい、山小屋に逃 げ込みました。 |
![]() 山小屋に入ってしまえばやることは何もありません。同宿の御夫婦も巻き込んでの大 宴会となりました。 テニスクラブの仲間だといっても、ここでテニスの話をする馬鹿はいません、山談義 に花が咲きます。 |
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今日の最大の楽しみは日本海に沈む夕日。宴会も楽しいのですが、こちらも気になり
ます。水平線には薄く雲がかかっていながらも海岸線は見えます。これなら大丈夫と安
心して、また酒を飲み始めました。 |
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山小屋の夕食は早くて17時には食べてしまいます。食後しばらくしてから今日のメ
インイベントである日本海に沈む夕日を見ようとしたら雲行きが怪しくなっていました
。結局、太陽が見えたのはこの時点の18時まで、後は雲が厚くなってしまいました。
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![]() 一夜明けたら一面のガスで何も見えません。晴れるまで待つことも考えましたが、今 回ガイドを務めて下さるリーダー役の友人の方が夜明けと共に駆けつけてくれたことも あり、行ける所まで行こうということで山頂を目指して出発することにしました。 |
ガスだけでは済まず雨も降ってきてしまいました。若干風も出始めたので七五三掛か
らは尾根道を避けて、いったん火口跡に降りて登り返すコースをとり山頂に向かいまし
た。 山頂に着いても、風雨、ガスは止みません。新山登頂を諦めて、体力を回復するため に大物忌神社の山小屋で小一時間程の休憩、コーヒーを沸かして一息入れました。帰り になっても雨が止まないので御浜小屋に入って昼食、山小屋頼りの山遊びとなってしま いました。 |
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皮肉なことに鉾立が近くなったら天候が回復し始めました。後は吹浦で温泉に入り、
道の駅ふらっとで魚貝類三昧の宴会、地元の人は8月に入ったら見向きもしないという
岩牡蠣に舌鼓を打つ小生でした。やれやれ、もう一回来るしかないかぁ、何時になるの
かなぁ。 |