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地蔵岳 ・1,483m 夕日岳 △1,526.1m 鹿沼市・日光市境界 歩行時間 5時間16分 歩行距離 14km 参考図書 新分県登山ガイド 8 栃木県の山(山と渓谷社) 山と高原地図 13 日光・白根山・男体山(昭文社) 行程 古峰原神社駐車場06:18→古峰原林道入口06:32→林道終点広場07:14→作業道終点07:31→第一徒渉地点07:34/07:41→第二徒渉地点07:59→第三徒渉地点08:06→ハガタテ平08:25/08:30→崩落沢08:46→地蔵岳09:08/09:19→三ツ目09:32→夕日岳09:49/09:59→三ツ目10:13→地蔵岳10:23→ハガタテ平10:43→作業道終点11:17→林道終点広場11:26→林道入口11:57→古峰原神社駐車場12:07 山遊日 14/05/02 |
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東北道鹿沼ICから国道121号線、古峰原街道(県道14・同58号線)で北西に進む古峯神社までの道と、その先にある地蔵岳の登山口は一昨年の晩秋に古峰原、三枚石、方塞山へ行ったので記憶に残っていました。 一番大きな駐車場は、この先にあるのですがトイレも近いので古峯神社入口手前の駐車場を利用しました。大駐車場横の道ではヤマツツジが満開になっていました。 |
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道路の右側にはヤマブキとモミジイチゴ(キイチゴ)も咲いています。 |
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さらに先の左側にはアカヤシオも咲いていました。カーブ16の手前に古峰原林道の入口があり通せんぼが立っていて、ここが地蔵岳の登山口になります。 |
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林道は東側から続いている古峯園からの道を併せて緩やかにS字を描きながら北へ進みます。左右は杉林(一部はヒノキ)で、記録的大雪による倒木がありますが他では見られないほど手入れが行き届いています。幹に巻き付けられた緑色のビニールネットは何の役割を果たしているのでしょうか。 |
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林道沿いではヤマザクラは満開なのですがヤマツツジは蕾・・・ |
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アカヤシオもこの通りです。盛りは4月中旬から5月初めとの情報を鵜呑みにして来たのですが林道でこのようでは稜線は未だ早いのでしょう。満開のスミレが慰めてくれました。 |
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やがて広場が現れ、ここから先は自動車の走行が無理と思われますので作業道と云う事にしておきましょう。 |
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作業道路も終点となって杉林の中の山径を進むと、直ぐに一番目の徒渉地点となりました。 |
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滝が眺められ、足下にはスミレの群生、ハルトラノオも咲いていたので小休止としました。 |
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林道はともかくとしても山径に入ってからは赤などのテープの目印が誘導してくれていたのですが、ここはうっかりすると直進しそうな所を左なので地蔵岳の指導標が立っていました。いつの間にか杉林から自然林に変わり、途中にニリンソウの群生地もありました。 |
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第二徒渉地点、第三徒渉地点ですが同じ沢を左右に徒渉している訳ではなくて、小さな沢が幾筋もあるのです。 |
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四つ目の徒渉となると、本当に小さな沢で湿地帯になってきてコバイケイソウの群生地も現れました。 |
![]() 右前方(北東)に見えてきた山が地蔵岳のようです。 |
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雪解け水の流れなのでしょうか左右に小さな沢が幾筋もあり湿地帯のようになっています。その先でまた杉林になり勾配がきつくなった所に雪渓が残っていました。 |
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登り切った尾根がハガタテ平で左(南南西)が古峰原峠、右(西)側の地蔵岳を経てから北に向かうと細尾峠になります。 |
![]() 正面(北)の樹間には男体山、大真名子山が見えます。 |
![]() 地蔵岳を見ながら尾根径を西へ進みます。 |
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地蔵岳の山裾を右(南)へ進むと崩落しているカラ沢に出ます。ここが本日最大の危険地帯でロープも張られています。 |
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右後を振り返ったら、この通り、大きく崩れたカラ沢になっています。ここを抜けると地蔵岳西側の急斜面で、南北に大きなジグザグを切りながら杉林を経てカラマツ林を登ります。 |
![]() 尾根の南端にたどり着いたら、ここを左折で北の地蔵岳山頂へ向かう尾根歩きとなります。 |
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傾いた石祠が西向きに立っており、その先が主図根(林野庁の標柱)のある地蔵岳の山頂でした。 |
![]() 右前方(北東)に夕日岳。 |
![]() 東南東の鹿沼市方面。 |
![]() 南南西は一昨年の晩秋に行った方塞山、三枚石、古峰原。 |
![]() 西には袈裟丸山から続く稜線と皇海山の三角錐。 |
![]() 北西に日光白根山。 |
![]() 北には男体山、大真名子山、女峰山と続きます。 |
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山頂尾根を北に向かったら径がありません。西側に巻き径があったことを忘れていたのです。 |
![]() 三ツ目のコブと夕日岳を見ながら北北東へ進みます。 |
![]() 途中に日光白根山の展望地がありました。 |
![]() 最低鞍部まで下り、登り返したら三ツ目に到着です。 |
![]() 北東に夕日岳を見ながら、また下ります。 |
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登り返して雪渓を過ぎたら二等三角点河原小屋の立つ夕日岳でした。 |
![]() 日光連山の展望は後回しにして北東端まで進んだら足下は急降下になっていました。 |
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やはりここで行き止まりかと見渡したら右側に蕗平本沢林道の指導標があり、東南東に下る薄い踏み跡が尾根伝いに延びていました。 |
![]() 夕日岳は地蔵岳と違って山頂の北西側だけを伐採したように思えます。 西に皇海山と足尾の赤倉山が見えます。 |
![]() 北西には日光白根山。 |
![]() 北に男体山、大真名子山から続いて女峰山。 |
![]() 今度はズームで右から赤薙山、女峰山。 |
![]() 小真名子山、大真名子山。 |
![]() 男体山。 |
![]() 前白根山でしょうか。 |
![]() 日光白根山。 |
![]() ズームしすぎたのですが錫ヶ岳、手前の山は道路が見えますから半月山でしょうか。 |
![]() 皇海山。 |
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稜線はアカヤシオがほんのちょっとだけ、シロヤシオは蕾が未だ未だ堅いのですが、花々を楽しみながらも、ピストンで古峰原神社駐車場まで一気に下りました。 |