鍋店株式会社
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桜の開花が間に合わず菜の花と豌豆の花で花見をやった時に買い込んだ酒です。
花見といっても我々の場合は横着で、近くのスーパーで銘々が自分の好きな物を勝手に買い込んで桜の木の下で大いに飲み、かつ喰うだけのことなのです。
このスーパーには、もう未だ飲んでいない酒蔵のものはありません。プライベートブランドの酒で５００ｍｌが７００円と安いので期待はしなかったのですが山廃純米酒に、かすかな望みをかけて買ってみました。
コップに注いでみたら、ほのかな黄金色で一瞬喜びかけたのですが、やはり駄目でした。山廃純米らしいコクも旨味もありません。やや辛口だけが取り柄の酒でした。よくよく見てみたらアルコール度が１３度以上１４度未満と書いてあります。こんな山廃がありますか、仲間が差し入れてくれたレミーマルタンについつい手が伸びてしまいました。