ちばのやま     トップページへ戻る  やまメニューへ戻る


大福山 292m 市原市 歩行時間4時間 歩行距離12k m 04/12/12
参考図書 千葉県の山(山と渓谷社) 1/2.5万地形図(大多喜・上総中野)
小湊鉄道 養老渓谷駅前 小湊鉄道 養老渓谷駅ホーム
 今回は車を使い超特急で廻ってきたのですが、本来は内房線五井で小湊鉄道上総中野 行きに乗り換えて、のんびりローカル線の旅が雰囲気に合うように思います。
 養老渓谷駅の降り口は北口しか有りませんから、道路に出て右折、右折で駅の裏に出 ます。ここから3〜40分ほど、のどかな田舎道を歩くと、梅ヶ瀬渓谷へ行く人のため の駐車場(1日5百円)が有ります。更に進むと右側が大福山に向かう林道、左側が梅 ヶ瀬渓谷に向かう三叉路になりますが、左側の道を進みます。ほどなくして大きな駐車 場が有ります。更に進みますと梅ヶ瀬渓谷(養老川支流の黒川)に出ます。
梅ヶ瀬渓谷の紅葉 垂直に切り立った崖
 水かさの低い渓流ですから飛び石を渡り、河岸の右、左と移りながら、紅葉を眺めて 川上に向かいます。この間40分余り、千葉にもこんなところが有るのかなと感激する のではないかと思います。
頭上注意の標識



 垂直に切り立った崖が続くので、途中にこの様な標識が何度も出てくるのですが、頭 の上に注意を払っていたら渓流に落ちるか、蹴躓いてしまうでしょう。その時はその時 と腹をくくって、自然に溶け込んだ方が良いと思うのは私だけでしょうか?。
大福山案内道標


 右に登ると大福山に至ります。その前に5分ほど渓流を直進すると九州高鍋藩出身で 明治から大正の初期に、この地で教育者として貢献した日高誠実氏の屋敷跡に出ます。
日高亭跡



 ここも紅葉の見所と案内書には書いてあったのですが、ほとんど散ってしまい、記念 の祠が有るだけでした。
 平に開けた場所はここしか有りませんから、休憩にはいいのかも知れません。赤いレ インウエアーの女性グループが紅葉の代わりをしていました。
渓流の落ち葉
 千葉の渓流は山が浅いために水が綺麗では有りません。そのために期待をしていなか ったのですが、ここの水は驚くほど綺麗で、清流に浮かぶ紅葉がみごとでした。
木の根の登山道 もみじ谷の紅葉
 梅ヶ瀬渓谷に別れを告げて、大福山に向かいましょう。ここからは15分ほどの急登 です。ジグザグの山道ですが「もみじ谷」と呼ばれる紅葉の名所とか、確かに綺麗です 、慌てずゆっくり登りましょう。
 やがて、尾根道に入り勾配が緩やかになり、いったん下って、また登り10分ほどで 林道に出、視界が広がります。
白鳥神社


 林道に出て、左折、5分も歩かないで右側に白鳥神社の案内表示が見えてきます。こ こで神社の石段を登ると大福山山頂に有る白鳥神社に到着です。本当の山頂は神社右横 の山なのですが、三角点も標識も何も有りませんでした。

追 記
 この時は林道まで戻り展望台に行ったのですが、そのまま山頂から東に尾根道を下ると展望台に行くことが出来ます。
大福山展望台



 大福山山頂は樹木が繁り展望がききませんが、林道沿いに二ヶ所の展望台が有ります 。一ヶ所は、先ほどの梅ヶ瀬渓谷から林道に出た左側、さらに白鳥神社の反対側(右) に少し降りたところに大きな展望台があります。こちらは鉄骨作りの櫓になっており3 60度の視界が開けています。
北方面 東方面
南方面 西方面
 本来なら三方に海まで見えるのでしょうが、本日は小雨交じりの曇り空、残念ながら 景観はお預けです。またの機会を楽しみにしましょう。

トップページへ戻る  やまメニューに戻る  このページのトップに戻る