歩行時間３０分 歩行距離１．０ｋｍ 山遊日06/02/19
参考図書 房総山岳志（崙書房出版） 1/2.5万地形図（久留里）
久留里街道の旧道を南下しＪＲ久留里駅の先で県道９３号線を西に向かうのが一番わかりやすい道なのですが、今は袖ヶ浦の先からバイパスに入るようになっているので上総富士ゴルフクラブの案内看板に頼るのが手っ取り早い方法です。
道路の端が蓋のないＵ字溝になっており鳥居の前には車が止められませんのでゴルフ場の駐車場を拝借して、そこからちょっと戻りました。
下から撮った写真では角度が感じにくいのですが３０度以上は間違いなくあり、息を切らしながら登りました。原生林の残る山頂には浅間大菩薩が祀られております。菩薩（仏）にしめ縄では変に感じられるかもしれませんが、これは神仏混合の頃の古いものとのことです。
右手の山の神の奥は古木が茂っており下とはつながっていません。左に回ってみたら降りる道があり、クラブハウスの後ろに出てきました。
最近はご無沙汰していますが、この上総富士ゴルフクラブは何度も来ている馴染みのコースなので懐かしく感じました。
練習グリーンの手前からクラブハウスの方へ向かう道路に降りられるようになっていました。ゴルフに来ているときにはクラブハウスの後ろが冨士山の山頂になっているなんて全然気づきませんでした。
車を第二駐車場に置かせてもらったのですが、ここからは北側の風景が楽しめます。右奥に見える山はこの辺で一番高い朝日山（２９２．９ｍ）でしょうか。
帰りがけに富士山を振り返ったのですが、ちょっと端正とは言い難い姿です。やはり、この山は久留里街道を鴨川の方から北に向かって走るときに、左手前方に見える姿の方が端正で綺麗です。