ちばのやま     トップページへ戻る  やまメニューへ戻る


寂光山(じゃっこうさん) 246.0m 君津市
歩行時間2時間 歩行距離5km 山遊日06/03/25
参考図書 千葉県の山(山と渓谷社)、房総山岳志(崙書房出版) 1/2.5万地形図(坂畑)
行 程 フルーツ村07:34→猿避けフェンス07:51→笠石08:01/08:07→見晴台08:25/08:37→小袋沢分岐08:51→林道分岐09:05→寂光不動尊09:14→寂光山山頂09:23/09:30→国道09:56→フルーツ村10:08
フルーツ村入口 フルーツ村駐車場
 国道410号線を南下し清和県民の森の三島湖を過ぎしばらく進み、旅名橋を渡ると豊英(とよふさ)湖の少し手前の左側にフルーツ村入口の看板が見えてきます。
 フルーツ村に向かって500mほど進むと右側に一番奥の駐車場があり、その奥が笠石に向かう登山道になります。
フルーツ村から笠石に向かう








 満開の菜の花と梅、咲き始めた桜を眺めながら山に向かいます。
フルーツ村全景と大塚山








 トライアルのコースもやっているようで荒れた禿山が一部にあるのですが、北側に下をみるとフルーツ村の全景と三島湖の先にある大塚山が見渡せます。
猿避けのフェンス 尾根道







 さらにフルーツ村の西端(右奥)の尾根を南に向かって登っていくと猿避けのフェンスがあります。
 この辺から千葉の山らしい細尾根の道になります。
豊英湖越しの八良塚と高宕山









 尾根道の右側(西)に豊英湖越しに八良塚が間近に見えてきます。
笠石







 ほどなくすると左側にこんな珍しい岩が現れてきます。大岩の上に平べったい岩が乗っている珍しい光景です。間の土や柔らかい岩が吹き飛ばされてこんな形として残ったのでしょうか。
笠石を上から見る 展望台の案内標識
 少々足場が悪く注意が必要なのですが笠石の上に登ることが出来て、展望も楽しめます。それよりももっと素晴らしい景色を楽しむことが出来るのは、さらに20分ほど先に進んだ展望台です。
郡界尾根









 ここからは360度の展望を楽しむことが出来ます。
 まず南西方向には三郡山から笹子塚へかけての郡界尾根。
八良塚











 西側には八良塚と高宕山。
浦賀水道










 さらに右の方は雲ではっきり見えないのですが浦賀水道のようです。
鬼泪山、鹿野山









 さらに北西の方に目を移すと鬼泪山、鹿野山が見えてきます。さらに北側には大塚山が見えます。
杉林の中の小袋沢分岐







 展望を楽しんだあと、しばらく南に進むと杉の林に変わり小袋沢の分岐になります。ここを左に進み、今までの尾根道を離れ向かい側の尾根道をUターンするように北に進みます。
笠石もどき







 尾根道の途中でこんなものを見つけました。笠石と同じように上の岩と下の岩はつながっていないようです。笠石と比べると高さが低いのですが大きさは、こちらの方が大きいのに名前は付けられていないようです。
林道終点







 ほどなく215.7m峰に向かう分岐(写真を撮り損ね名前を覚えていません)にでますが左に進むと林道の終点に出ます。
寂光不動尊入口 寂光不動尊社殿
 すぐ先の左側に寂光不動尊への入口があり、南に戻るように進むと大きな岩山の左側がくり抜かれ、その中に社殿があります。この社殿の右の方から登ってくるのですが前を通り越し左側から中に入れるようになっています。
寂光不動尊 寂光山入口




 大きな社殿の割にはご本尊のお不動様は思ったよりも小さいものでした。
 何とか岩山に登れないものかと見渡しましたが、社殿の近くはザイルでも利用しないと無理なようです。諦めて戻ってきたら階段のところに踏み蹟らしきものが見えました。
寂光不動山 寂光不動山山頂
 木に掴まらないと怖いような斜面ですが何とか先に進むことが出来ました。そこはちょうど不動尊の裏側にあたる大きな岩山になっており、注意をしながら登ると山頂には幾つもの石の祠がありました。
南西に見える郡界尾根 石祠
 この山頂も360度の展望です。石の祠はかなり古いもののようです。もしかしたら寂光不動尊としての信仰はこちらの石祠が先で、下の本殿は後から造られたものなのではないでしょうか。
桜 木五倍子
 何となく単調になりがちな林道歩きですが桜の花やキブシ(木五倍子)の花を楽しんだり、時々見える山並みを見ていたら、あっという間に長閑な旅名の集落に入ってきました。
寂光不動尊入口石塔と案内看板








 国道の寂光不動尊入口石塔と案内看板のあるところに出てきました。ここから南に向かい旅名橋を渡り、フルーツ村入口を左に入るとゴールは直ぐです。

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