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鴨川富士 Part2 △208.7m 鴨川市 
歩行時間 2時間35分 歩行距離 6.0km 山遊日 09/11/26
参考図書 房総山岳志(崙書房出版) 房総丘陵(千葉日報社) 1/2.5万地形図(鴨川)
行 程 打墨神社前11:43→打墨登山口11:55→民家前12:01→浅間神社跡12:15→西峰展望台12:22/12:26→鴨川富士12:35/12:37→五本松(東峰展望台)12:43/12:44→新道上の急坂12:58→新道に降りる13:12→高台の新築住宅13:40→新道に降りた所13:57→林道分岐13:59→立岩トンネル東口14:14→立岩観音堂前14:19→打墨神社前14:29
大日交差点の西側から北北東に見た鴨川富士







 二ッ山と同じように鴨川富士も整備されたと聞きつけたので行ってみました。
 この山は見る場所によって大きく表情を変えてくれます。大日交差点の西側から北北東に見た鴨川富士です。
打墨神社前 鯛せんべい本舗 北に向かう小道
 この前と同じように打墨神社の前を出発点にしました。 ※参照「鴨川富士」 07/01/20 県道を南南東に進み、左に山裾の集落に入る小道、アスカ法輪閣、右に鯛せんべい本舗を見送ると大日交差点の少し前の左側にV字型に北へ向かう道が現れます。
立派な案内看板と鴨川富士








 こんなに立派な案内看板が立っていました。
 打墨入合会山林管理組合、鴨川市福祉作業所の皆様、有り難う御座います。
浅間神社の石祠 民家入口の角に二体の石地蔵 登り口手前の民家
 T字路の右(東)側に浅間神社から下ろされたという石祠が祀られていました。指導標は西に向かう道を案内しています。門柱の前に、二体の石地蔵が祀られた民家の入口で、前回と同じ場所に反対側から向かってきたのです。
 民家の私道と庭先を通る道なので、今回の整備を聞いた時には新しく作り直したのだと思っていたのですが、そうではなくて、この民家の方も快く協力して下さり、改めて整備したと云うことなのでしょう。重ねて有り難う御座います。
右に小さな沢を見て北へ 西へ 給水タンクの下(南)
 民家の右(東)脇から右に小さな沢を見て北へ向かいます。左カーブで西に向きを変えたら、左(南)側に前回通った篠竹の藪が見えました。この辺は綺麗に整備されています。S字カーブで北に向きを変える手前で給水タンクも見えて来ました。
前回通ってきた東からの径 北に向かう小径 浅間神社跡
 給水タンクの上(北)に前回通ってきた東からの踏み跡と合流して北へ進みます。右カーブで東へ登ると屋根瓦の残骸と手水石が残った浅間神社の跡地になります。
最低鞍部の細尾根









 稜線沿いに東に進み、いったん下り、最低鞍部まで降り登り返します。
 細尾根の懐かしい景色を思い出しましたが、この辺は全く変わっていません。
樹木が切り払われた急坂






 登り返しが急登に変わった所で様子が一変していました。
 何と、廻りの樹木が大量に切り払われているのです。
東北東に山頂の三角点峰









 右カーブで南に回り込み西峰展望台へ登りました。
 東北東へ見える、これから向かう山頂である三角点峰です。
南東に鴨川市街地








 南東に鴨川市街地、右に鴨川港と荒島、弁天島。さらに右に嶺岡山系、最東端の魚見塚。
南に嶺岡山系の山々







 南の背景に嶺岡山系の山々が並びます。
 真ん中に見える大きな堰の右(西)側から、こちらに向かうT字路が打墨登山口の案内看板があった場所です。
浅間神社跡の峰、長狭平野








 ここからは今までに見ることが出来なかった景色です。
 西に先ほどの浅間神社跡の峰、長狭平野越しの西南西に嶺岡浅間、愛宕山、西に津森山、嵯峨山と続きます。
左下に打墨神社、北に名所塚、観音台









 左下のこんもりとした森が打墨神社、その先が新道のT字路、北には名所塚、観音台。
古木の側の石祠







 ヤマモモの古木の側に倒れていた石祠もちゃんと整備されていました。
東北東の景色









 東北東の方向なので清澄山が見えても良さそうなのですが良く分かりません。
三角点峰に向かって東北東へ 三角点峰に向かう稜線 指導標
 三角点峰に向かって稜線を東北東へ進みます。山頂近くにはこんな指導標も立っていました。
山頂手前で南東の樹間を









 山頂付近の樹木も少し間引いてあり、南東に鴨川の市街地が見渡せます。
石祠の脇に山頂標識







 石祠の脇には新しく山頂標識が立てられていました。
鴨川港、荒島、弁天島、魚見塚










 南東に鴨川港から荒島、弁天島、魚見塚。
東に安房天津から小湊方面










 東には安房天津から小湊方面が見えます。
北峰に下る稜線 山頂の南側 ロープの下がる西に向かう稜線
 北の立岩観音堂へ下る稜線は混乱を防ぐためでしょうかマーキングが外されたようですが踏み跡はしっかりと残っています。
 どうやって東へ導くのかと思って良く見てみたら、いったん南側に下ろし、それから稜線を東に下るようになっており、急坂にはロープが下がっていました。
稜線を下る ロープの下がる稜線 展望台の指導標
 稜線を下り、その先にもロープが下がっていました。展望台の指導標に従い少し登り返すと東峰の展望台五本松でした。
五本松(東峰展望台)








 ここも樹木を伐採して展望台にしたようです。
東に女金山、男金山










 東に女金山、男金山。
南東の鴨川港から南の嶺岡山系の山々










 南東の鴨川港から南の嶺岡山系の山々。
南西に山裾










 南西に山裾。
北側の巻き道 北側に下る稜線 新道の上
 展望台から西に少し戻り北側の巻き道を通り東に進んだあと稜線に沿って北に進んだようです。ノイバラが茂る所もあり、怪しいなと思いながらもマーキングがあったのでそのまま進んでいたら杉林の急勾配になってしまいました。
配水パイプ コンクリート製の土留め 立入禁止の崩落地
 下に新道が見えたので、そのまま下っても良かったのですが前回、篠竹の藪で散々な目にあった事を思い出し、安全な所がないかと探してみたらピンクのマーキングが見えたので行ってみたら配水パイプがあるだけでした。それでも、その脇にコンクリート製の土留めが続いており何とか降りられそうです。
 後から気が付いたのですが何と崩落して新道が通行止めになった場所の横を降りたようです。立入禁止の看板を見て驚いてしまいました。
花房入口 薬王院入口 高台の新築住宅
 ちゃんとした降り口というか登り口を探さなくてはと思い東に向かう新道から右(南)に迂回し花房に向かう道を進んでみたらマーキングもありました。
 マーキングを拾い西に進んだら薬王院の境内に入り、その先にマーキングは無く、山に向かう道も見つかりません。様子を聞いてみようと思ったのですが留守で、それも出来ませんでした。
 隣の農家に飛び込んで聞いてみたら「新道のことは知らないが、新しく建った家の所から登る道がある」とのことで、高台に建てている新築住宅に行ったのですが道はありませんでした。
高台の新築住宅から見た鴨川市街










 高台の新築住宅から東に見た鴨川市街。
新築住宅と東峰を振り返る









 ここで諦めることにして恨めしく北西方向の新築住宅と東峰を振り返るのでした。
西南西に延びる林道 林道上に階段 階段の上に旧道らしき小径
 新しい登山口は見つからなくとも稜線にマーキングがあったのだから粟斗側に降りる旧道があるのかも知れないと思いながら新道を西に向かっていたら、先ほど降りてきた崩落地の西側に林道らしき簡易舗装の道が西に向かっており、ピンクのマーキングも下がっていました。
 マーキングの山側に階段があり、登ってみたら東に進む旧道らしい小径が伸びていました。先は藪の中に消えてしまうのですが、杉林の急坂の下辺りなので、そのまま下っていたら、ここに降りていたのかも知れません。
南東に西峰を振り返る 南に北峰を
 それにしてもやっかいな鴨川富士です。またしても急坂を下りた南東の西峰を振り返りながら悔しい思いをし、さらに先に進んで前回も間違って急坂を下りてしまった北峰を南側に見上げるのでした。
立岩観音堂の前














 今回の整備で、どうして北峰の立岩観音堂へ導かなかったのかなと不思議に思い、観音堂のことが心配になり寄ってみたら変わらぬ佇まいを見せてくれていました。
打墨神社前







 前回は階段前から西、北へと向かい新道に出たのですが、今回は北峰の山裾を南西、西と進んで打墨神社の横に出ました。

鴨川富士 間違い探し
歩行時間 45分 歩行距離 2.0km 山遊日 09/12/12
行 程 粟斗温泉入口看板09:52→花房登山口09:57→山道分岐10:02→尾根10:11→五本松(東峰展望台)10:16/10:26→山道分岐10:38→花房登山口10:42→粟斗温泉入口10:47
粟斗入口から北西に見た鴨川富士



 鴨川富士の新しい登山口を探してインターネットで調べてみたら (社)鴨川市観光協会 が鴨川富士のハイキングを行っていることを知りました。何か情報を持っているはずだと思いEメールで問い合わせてみたら 鴨川山の会のHP を紹介して下さいました。
 さっそく、これを頼りにもう一度、出掛けてみました。大日交差点から500m程、東に進んだ粟斗入口から北西に見た鴨川富士です。
蓮花寺と粟斗温泉の案内看板 民家左横の登山口
 蓮花寺と粟斗温泉の案内看板が目印になり、鴨川富士を案内する指導標も立てられています。ここから北に向かい、右に小さな酒屋(忍商店)さん、左に看板の文字が消えかかった花房根方集会所を見送り300mほど進むと民家の前に鴨川富士登山口の案内標識が立っていました。この民家の向かい(東)側の家が新築後、間もない感じなので、もしかしたら飛び込んだ農家の方が教えてくれた新築の家とは、ここだったのかも知れません。
防火水槽の先、左前方約300mの所が前回引き返した高台の新築住宅 民家の左(南)側から北西に
 防火水槽の先、左前方、約300m位の所に前回引き返した高台の新築住宅が見えます。もう少しこちらに向かえば良かったのです。
 この民家のお婆さんが「打墨のとは違う浅間様があったのをこちらの神社に降ろした。今回の整備にはお爺さんも参加した。粟斗側に下りるちゃんとした道はない」等と教えて下さいました。お婆さんに「気を付けて」と見送られ、民家の左(南)横から北西に進みます。
簡易舗装の道を北へ 山道分岐 北東へ向かう剔れ道
 軽四輪がやっと通れるような簡易舗装の道で北に登ります。右(東)に山に向かう分岐が現れ北東に向かって剔れ道が延びています。この径は剔れ具合から見ても古くから歩かれていたようです。
山裾に最奥の民家 竹藪を整備した小径 南に延びる尾根
 左(北)側の山裾に最奥の民家が見えます。簡易舗装の道はここに延びているのでしょうか。先は竹藪を切り開いたような小径で、一部は丸太の階段で整備されていました。南に延びる尾根の右(東)横を北に進みます。
東西に延びる尾根上の案内標識 東に延びる稜線 稜線南側の巻き道
 東西に延びる尾根に登り着いたら正面に案内標識が立っていました。その右側には東に向かって稜線が伸びています。前回はここの分岐に気付かずに、こちら(東)へ下り、さらに先で北側の稜線を下ってしまったのです。左横(西)のこっちが登ってきた巻き道です。
西へ登る ロープが下がった急登 五本松(東峰展望台)直下の急登
 たぶんこの上が五本松(東峰展望台)でしょう。指導標の所から西に登ったら急登になりロープが下がっています。その先の左側はまた急登で、右(北)側が巻き道になっています。
急登の先が五本松(東峰展望台)










 急登の先はやはり五本松(東峰展望台)でした。
展望台の緑が黄葉に









 東側に女金山、と男金山を眺めてみましたが、前回は展望台の灌木に、まだ緑色も残っていたのが黄葉に変わっていました。

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