笠上山 約35m 袖ヶ浦市 歩行時間 20分 歩行距離 1km 山遊日 10/03/27 参考図書 房総山岳志(崙書房出版) 1/2.5万地形図(姉崎) 行 程 笠上山入口12:25→旧家の前12:27/12:30→山頂付近12:34→電波塔12:39/12:41→観音堂12:48→笠上山入口12:50 |
![]() 袖ヶ浦市の北東端、市原市との境界にある山です。 JR内房線長浦駅の北東にある国道16号線のICから旧道なのでしょうか県道287号線に入り東北東に300mほど進み笠上で右折し東南東にちょっと進み左手二つ目の路地を東北東に進みます。 |
![]() この道で良いのか少々不安だったので左(西)側の旧家に飛び込んで聞いてみたら「この道は昔の鎌倉街道で、先に見える山が笠上山だ」とお爺さんから教えていただけました。 |
![]() 左手に墓地を見送り、しばらく進むと舗装はされているのですがこんな小径になります。 |
![]() 何処が山頂なのかはっきりしないのですが左手、北西側に海岸線が見えてきます。 下に見える国道16号線辺りが昔の海岸線だったのでしょう。 |
![]() いつの間にかNTTドコモの電波塔の所まで来てしまいました。 |
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この辺りが市原市との境界になるのでしょうか。先に進んで車道を歩いて戻ってもつまらないので、元の小径を戻ることにしました。 |
![]() 笠上集落の手前まで戻ってきました。こうして見ると先が低いので少しは山らしく見えます。 |
![]() 山頂にあった笠上観音は明治六年に正福寺へ移され観音の小堂と墓地だけが残されたようなので、そちらに行ってみることにしました。 |
笠上山 特別付録
正福寺(笠上観音) 袖ヶ浦市久保田 |
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県道287号線を西南西に進み長浦郵便局の所で左折し南東に進むと左側に笠上観音の案内看板が見えて来ますので、それに従い東北東に少し行くと左側に正福寺(笠上観音)があり駐車場も備えてあります。 鐘楼もあり立派な構えなのですが肝心の笠上観音が何処に祀られているのか分かりません。これはどう見ても水子地蔵のようです。辺りを見渡したら参拝者のような方がいたので尋ねてみたら「副住職がおられるので、そちらに聞かれては」とのこと、思い切って本堂へ声をかけてみました。 |
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副住職さんは何と美人の尼さん。「笠上観音は須弥壇(しゅみだん)に祀られているのでお上がり下さい」とのことで引っ込みもつかずに甘えて本堂に入り案内を受けることになってしまいました。江戸時代に寄贈された絵画の説明もあり、右側のがお値打ち品だそうです。 |
![]() 本堂入口の左右にある仁王様も笠上山から降ろしたものだそうです。 最後には接客に用意していた飴を一掴みほど頂いてしまい、当方は狼狽えて、お賽銭も出し損ねてしまいました。 この前の祥雲寺山は禅寺だから例外だったわけではなくて君津市の某有名な寺が異常で、お釈迦様の教えはこのように有り難いものだったのです。 ※参照 祥雲寺山 10/04/24 |