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笠森観音(山名不詳) 約85.0m 長生郡長南町
歩行時間1時間10分 歩行距離3km 山遊日07/01/13
参考図書 千葉県の山(山と渓谷社) 1/2.5万地形図(鶴舞)
行 程 熊野神社12:50/13:08→熊野神社入口13:11→笠森観音裏参道入口13:21→笠森寺観音堂13:36→展望台13:47/13:50→笠森寺観音堂14:02/14:07→裏参道入口14:19→熊野神社14:27
熊野神社





 笠森観音には国道409号線から入る表参道から何度か訪れていますので今回は熊野神社の方から裏参道で行ってみることにしました。
 熊野神社は笠森観音前から国道を1km程東に進み三叉路を左折(北)、2km程進んだところで左折(南西へ)し1kmほど進むと左側に入口が見えてきます。
熊野神社横の細い道 素堀のトンネル
 熊野神社の拝殿前に2台ほど停められる駐車スペースがあったので、ここを出発点とし横の道を進みました。程なくして素堀のトンネルが現れ、趣のある道だと大喜びです。
北に向かう住宅地の道







 笠森観音の前から東に進み、左折を三回繰り返したのだから南に向かっているはずなのに太陽は背中の方にあります。
 慌てて地図とコンパスを取り出しましたが、やはり北に向かっていました。何となく合点がいかないのですが戻ることにしました。
関東ふれあいの道「森と森をつなぐ道」の指導標 熊野神社入口
 熊野神社を通り越し入口の道路まで戻ってみたら関東ふれあいの道の指導標が出ており西方向に武峯神社(右にカーブし北に向かう)、東方向に熊野神社、南方向に笠森観音と案内されています。
 90度の角度で三回左折した訳ではないので南に向かっているつもりが東に向かい、さらにカーブして北に向かってしまったのでした。感覚で歩いてはいけない、地形図とコンパスで確認の原則を忘れた結果の顛末です。
 右の写真は熊野神社に向かう道路の入口で看板には浮世絵美術館入口と書かれており、熊野神社の左手前の施設を案内しています。
関東ふれあいの道の指導標 関東ふれあいの道の指導標
 ここから先は交差点ごとに関東ふれあいの道の指導標が出ているので安心です。先ほどの道を南に進み、ここで左折(東へ)し、今度は右折(南へ)します。
関東ふれあいの道の指導標 裏参道入口
 田圃の縁の所で左折し、しばらく進むと右側に裏参道入口の階段が見えてきます。
切り通しになった裏参道 切り通しになった裏参道
 昔から多くの人が歩き続けたことにより切り通しの状態になったのでしょうか。時代劇の映画にでも似合いそうな趣のある山道で歩くのも楽しくなります。
さえずりのみち探鳥コース 笠森寺裏山門
 尾根道に変わると左手にさえずりのみち探鳥コースの指導標が見えてきます。巻き道になっているようですが、ここは省略しそのまま進むと笠森寺の裏山門に到着します。
笠森寺観音堂 笠森グリーンルートでユートピア笠森に向かう指導標





 山門を潜ると笠森寺観音堂が見えてきます。観音堂は後回しにしてユートピア笠森に向かう笠森グリーンルートの方へ進みます。
天満宮平への分岐 天満宮平
 真っ直ぐ南に進むのですが東屋に登る分岐なので登ってみました。天満宮平のようです。
下った先にも東屋が 右手にベンチを見て展望台へ
 下った先にも東屋があります。右手にベンチを見て展望台の方へ進みました。
案内地図










 展望台へ向かう石段の左に案内地図がありました。こうして見ると全体の様子がよく分かります。
展望台へ向かう石段 展望台から南に笠森霊園を見る
 展望台へ登れば360度の景色を楽しめます。南の方に笠森霊園が見えます。グリーンルートは霊園の右側(西)を南に向かいます。
天然記念物の自然林











 天然記念物に指定された見事な自然林です。
北東方向に観音堂の屋根が











 北東方向に笠森寺観音堂の屋根が見えます。
弁天谷池










 グリーンルートはまたの機会に譲って東に下って弁天谷池の脇を通ります。
観音堂への指導標








 木レンガ広場の横から笠森寺観音堂へ向かいます。
石段の途中に大きな杉の木が 観音堂へ向かう石段









 表参道の手前にある登り口で中参道とでも言うのでしょうか。階段の途中に大きな杉の木が生えています。
観音堂











 観音堂の南横から正面の方へ出て行きます。
屋根のある線香台











 線香台の前では多くの人が手を合わせていました。
表参道方面











 こちらの方が東側から登ってくる表参道です。
宝篋印塔















 宝篋印塔と記してありますから経本を収めた塔なのでしょうか。
笠森寺観音堂











 重要文化財に指定された笠森寺観音堂ですが何度か登っているので今日はパスです。
長屋門や土蔵のある屋敷









 裏参道の入口まで戻って周りを眺めてみたら長屋門のある家と土蔵のある家が並んでいました。この他にも長屋門のある家がありましたから山持ちの農家は裕福だったのでしょうか。

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