ちばのやま     トップページへ戻る  やまメニューへ戻る


嶺岡浅間 334.8m 鴨川市 歩行時間1.5時間  歩行距離2.0km 05/02/26
参考図書 千葉県の山(山と渓谷社) 1/2.5万地形図(鴨川)
嶺岡浅間全景



 国道410号線を南に向かって走り、長狭街道を越すと道の駅「みんなみの里」が見 えてきます。通り越して、直ぐに左(東)に曲がります。サテライト鴨川の案内看板を 頼りにするのが良いでしょう。
 田圃の脇を走りますが、右(南)側に今日の目的地、嶺岡浅間の全貌が見えてきます 。
白滝不動尊と裏山





 サテライト鴨川なるものの正体は競輪の場外車券売場です。どうしてここに、こんな 物が出来たのかは知りませんが、ちょうど隣り合わせに嶺岡浅間の登り口である白滝不 動尊が有ります。
奥の院に登る石段 鴨川市天然記念物の大銀杏と白滝不動尊本殿
 かなり立派な本殿なのですが、無人のようです。お参りをすませ、左手にある百数十 段の急な石段を登りました。

訂 正 12/02/08
 右側写真の寺は「昭和院」という別の寺のようです。よって石段上の寺は奥の院ではなくて現在は「白滝不動教会」との案内になっていました。
白滝不動尊奥の院





 足の痛くなるような急な石段を登り切ると、これもまた立派な奥の院に出会いました 。お参りは済ましたし、さて登り口は何処かと見回したら・・・・・
庫裏に有った案内板 庫裏裏手の案内標識
 お寺の庫裏の壁に案内板が出ていました。こういう案内板を見るのは始めての経験で す。案内に従って進むと庫裏の裏というか脇に山の案内標識も有りました。
怖い丸木橋








 山道の始まりは、お寺の裏山、それも急な崖をよじ登るような感じです。おまけに、 この丸木橋は少々腐りかけているし太さも物足りない、恐る恐る渡りました。
 僅か20分余りの行程なのですが、つづら折りの急坂、息を切らして登りました。
様々な天狗の面 石の祠
 登り切った左手に天狗の面を祀った祠が有りました。一息つきながら下を見たら奥の 院の屋根が直下に見えます。距離的には幾らも進んでいなかったのです。ここからは楽 な尾根道です。途中の左手にも石の祠が有りました。
茅場の踏み跡 茅場から見える長狭平野
 10分程で一山越えて林道へ出ます。ここで困ってしまいました、先へ進む登山道の 案内が見つからないのです。左右に歩いて探したら茅場の中に踏み跡らしきものが見つ かりました。ところが進めど進めど、山に登って行かないのです。案内書には「杉林の 中に入り・・・」と書いてあるので間違ったようです。でも、この茅場から見た長狭平 野の眺めはなかなかのものでした。
登山道入口 蔦の絡まる杉木立
 変だと思ったら引き返すのが山の鉄則です。もう一度、林道に戻りよく探したら見つ かりました。反対の左の方向に黄色いテープが目印に巻いてある入口で、解説書通りの 杉木立、それも蔦の絡まる千葉の山らしい杉木立に続いていました。しばらく歩くと篠 竹の道に変わり、また林道に出てしまいました。
山頂(浅間神社)入口






 でも、今度は大丈夫、正面に道が見つかりました。おまけに何と簡易トイレまで有り ました。
浅間神社






 直ぐに浅間神社の有る開けた山頂に到着します。嶺岡浅間の名前はこの神社ゆかりな のでしょうか。山頂にしては立派な石作りの神社です。
浅間神社から見た長狭平野
 山頂の視界はあまり良くありませんが南側だけは開けています。ここから見る長狭平 野や正面に見える安房高山や三郡山などの山々は素晴らしいものでした。足下に見える 茅場は先ほど迷い込んだ茅場です。直下をうろうろしていたんですね。
一等三角点峯岡






 神社の左手に三角点が有ります。やっぱり山に登った時にはこれを見ないと何となく 落ち着きません。これを確認したところで帰りを急ぎました。

追記(06/09/16)
 これは一等三角点です。
白滝(白絹の滝)










 帰りはもと来た道をそのまま戻りましたが、奥の院からは急な石段よりも車道の方が 駐車場に近そうなので行ってみたら、降りるところに簡易トイレと白絹の滝の案内板が 有りました。車道を少し降りたところで思いがけなく落差30m余りの三段になった立 派な滝と出会うことが出来ました。
梅と出羽三山の石碑





 滝壺から、そのまま川沿いに進むと、また車道に出ます。そこの左側に満開の白梅で 飾られた出羽三山の石碑が有りました。丁度、駐車場の向かい側なのですが車を降りた 時には右側の境内の方に行ってしまったので気がつかなかったのでしょう。

トップページへ戻る  やまメニューに戻る  このページのトップに戻る