ちばのやま     トップページへ戻る  やまメニューへ戻る


妙見山 118.9m 富津市
歩行時間36分 歩行距離1.5km 山遊日07/03/17
参考図書 房総山岳志(崙書房出版) 1/2.5万地形図(鬼泪山)
行 程 湊川河畔駐車場12:58→登り口13:01→妙見堂13:16/13:26→駐車場13:44
妙見山



 国道465号線の一本南にある道を上総湊に向かって西に走ります。湊川の支流である相川の橋を渡ると売津(うるづ)の集落に入り左(南)に妙見山が見えてきます。
 登り口が分からないので通りのお店屋さんに飛び込んで聞いてみたら、妙見山では話が通じず、「妙見さまの参道なら、この先を左に曲がり、光進建設の所を左に入る、詳しくは近くでもう一度聞いてみろ」と教えてもらえました。
かんだ橋の手前









 湊川に掛かる「かんだ橋」の手前を左(南西)折し、湊川沿いに細い道を進みます。
河口に向かう湊川、妙見山の山裾越しに天神山

 川の縁が広場のようになっているので、ここに駐車をさせてもらいました。
 湊川はここの辺りから右(西)にカーブし、この先が河口になります。
 妙見山の山裾越しに見える山は天神山です。

訂正 07/12/31
 天神山は妙見山の西隣にある約110mの山で、この山裾は天神山のものでした。よって、この右奥に見える山は天神山の北西にある別の山です。
光進建設 妙見山、参道入口の近くの民家
 光進建設の先を左(南東)に進みます。入口が分かりにくいと教えてもらっていたので、ここでも通りの家を訪ねて聞いてみたら「あの民家の左から入るんだよ、鳥居が見えるでしょう」と親切に教えてもらえました。確かに屋根の上に鳥居が見えます。
石仏のある参道入口 磨り減った石段を登ると鳥居が
 先ほどの民家の直ぐ後が参道入口になっていました。磨り減った石段を登ると鳥居が現れてきます。
北東に見える鬼泪山、鹿野山










 全山自然林なので気持ちよく歩けます。
 左(北東)の樹間には売津の集落越しに鬼泪山、鹿野山が見えます。
剔れた参道 十字路
 昔から多くの参拝者が登り続けているのでしょう。石段もあの通り磨り減っていましたが、この道もこのように深く剔れています。十字路が現れますが、真っ直ぐ南東に進みました。
丸太で作った階段 正面には石段、右手に女坂
 丸太で作った階段が見えて来ますので、ここを一登りすると正面に磨り減った石段、右手に女坂が現れます。
妙見堂







 ここでは珍しく正面の石段を登りました。
 狛犬の台座を見てみたら文政4年とあり江戸時代後期のものでした。
 一見、神社のように見えるのですが五重石塔もあり妙見大菩薩が奉られた寺です。
お堂の後に三体の石祠 深い穴、もしかして防空壕?
 お堂の後が小高い広場になっています。ここには三等三角点売津があるのですが関大塚山の準遭難騒ぎが影響していたのでしょうか、すっかり忘れて見損なってしまいました。
 左後に三体の石祠があり、更にその右にはこんな穴が掘ってあり奥も深くなっています。もしかして戦時中に作られた防空壕なのでしょうか。
北西に見える湊川河口











 お堂の前は絶景地です。今日は曇り空ではっきりしないのですが北西方向には湊川の河口が見えます。
北側、佐貫方向












 北側の上総湊、佐貫の方向です。
左の回り道 先ほどの十字路
 登りの時には右側の丸太で作った急な階段を登ってきたのですが、左になだらかな道があるので、そこを進んでみました。
 やはり、予測通りで先ほど真っ直ぐに進んだ十字路に出てきました。登りで右に進めば緩やかな登り道で、お堂に登る老若男女、全ての参拝者を配慮した優しい参道だったのです。
サクラ











 ここでも早いサクラが咲いていました。
鳥居越しに湊川河口











 登る時には背中方向なので気が付かなかったのですが、鳥居越しに見る湊川河口の風景もなかなかのものです。
最奥の民家の脇











 最奥の民家の脇まで戻ってきました。登る時には、この民家の前を通ってここに出たのですが、道は真っ直ぐに続いています。
マキの生け垣の先に河畔の広場










 庭木や畑の花を楽しみながら、そのまま進んだらマキの生け垣の先に車を停めた河畔の広場が見えて来ました。
参道入口








 何のことはない、光進建設の先を左折するのではなくて、二三軒手前の、このマキの生け垣の間を入るのが正しい参道入口だったのです。
三等三角点売津 追記 07/12/31







 三等三角点売津の写真を取り損ねていたので天神山に行ったついでに寄ってみました。
 今日は晴れていたので西に久里浜、北の佐貫方面には東京湾観音像が綺麗に見渡せました。

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