ちばのやま     トップページへ戻る  やまメニューへ戻る


長野田山 約350m 小町峰峠 ・289m 鴨川市・君津市境界
歩行時間 3時間 歩行距離 7.0km 山遊日 08/03/25
参考図書 房総山岳志(崙書房出版) 房総のやまあるき(新ハイキング社) 1/2.5万地形図(鴨川)
行 程 旧三島トンネル前09:49→安房高山登り口10:02→林道高山線・林道淵ヶ沢奥米線合流地点10:09→柚の木林道入口10:23→長野田山登り口10:29→西峰の肩10:43/10:46→西峰10:51→東峰10:58→御成街道11:44→長野田番所跡11:51→小町峰峠11:55/11:58→柚の木林道12:08→柚の木林道入口12:32→林道合流地点12:43→旧三島トンネル前13:01
林道高山線入口 砕石を積んだ通せんぼ 土砂流出による空洞
 柚の木林道入口までは車で入れると聞いていたので国道410号線で清和県民の森横を南下し君鴨トンネルの手前で林道に入るつもりでしたが全面通行止めの標識があり駄目でした。安房高山に行った時の記憶が残っておりトンネルの先で左折して旧道に入り林道高山線から入ることにしました。
 ところがこちらも駄目でした。林道の途中に砕石を積んだ通せんぼがあったのです。林道入口まで戻り旧道の旧三島トンネルの前に車を停めて、そこから歩くことにしました。
 無理して通れば通れないこともない通せんぼだったのですが、その先のコンクリート舗装の道路下が土砂の流出により大きな穴が空いていたのです。通らないで良かったと胸をなで下ろしました。
安房高山登り口 林道高山線・林道淵ヶ沢奥米線合流地点
 安房高山の登り口を左に見送り、先に進むと大きな切り通しが現れますが、そこが林道高山線と君鴨トンネルの手前、左から登っている林道淵ヶ沢奥米線との合流地点です。ここを右折し北東に進みます。
鬼泪山のマザー牧場









 左手北側が開けて鬼泪山のマザー牧場が見えます。
安房高山












 後を振り返ると安房高山です。
切り通し 長野田山と柚の木林道入口
 切り通しを抜け暫く進むと長野田山と柚の木林道の入口が見えて来ます。林道入口の通せんぼが二つあったので少々迷ったのですが手前が正解です。
切り通し前の待避所 長野田山登り口
 柚の木林道を少し進むと切り通しの手前に車の待避所があります。その左手の急斜面が長野田山の登り口となります。上部の木々の間に路岩が見えたので、ここで間違いがないと確認ができました。
中腹の路岩帯 ミネザクラ
 木に掴まりながら急斜面を登ると中腹は路岩帯になります。さらに登るとミネザクラでしょうか、満開で迎えてくれました。
東から南東の景色、遠くに鴨川の海








 少し右に向きを変え東に登り詰めると西峰の肩の展望地になります。
 東に清澄山、南東奥には鴨川の海が輝いています。
南には高鶴山、嶺岡浅間など











 南には高鶴山、嶺岡浅間などの嶺岡山系の山々。
南西には愛宕山、請雨山、安房高山











 南西には真ん中に愛宕山、右手前に請雨山、安房高山。
左に林道淵ヶ沢奥米線と県民の森 西峰
 左(北西)の樹間に林道淵ヶ沢奥米線と県民の森を見ながら先に進むと西峰になります。木の枝で作った梯子が掛けられているのですが壊れそうでとても登れません。
右の踏み跡を下る 樹間に東峰
 左右に踏み跡があるのですが右の踏み跡で東へ下ります。直ぐに先の樹間に東峰が見えて来ます。
東峰の境房総と書かれた石柱 右の踏み跡を下る
 東峰には境房総と書かれた石柱と山Vと二つの石柱があります。少し先でまた左右に踏み跡がありますがここでも右の踏み跡を下ります。長野田山は東西に長い山なので尾根筋を東へ東へと幾つもコブを越ながら進みます。
左に高宕山、八良塚、鹿野山










 左(北西)に高宕山、八良塚、鹿野山が見えます。
南に松丘大塚山、石尊山










 左前方(南)に見えるのは松丘大塚山、三石山あたりでしょうか。
山Vの石標 右手に沢が 沢を越える
 山Vの石標がある所も左に下る枝尾根道が広いので誘われそうですが、ここでも真っ直ぐ東へ進みます。尾根の東端まで進むと杉林の中の斜面を下るようになります。下りきった所で右側から沢が回り込んでいます。何処で沢を越そうかと少々迷うのですが赤や黄色のテープでマーキングがしてありますのでそれを拾いながら左に下って沢を越します。
御成街道 長野田番所跡
 沢を越して少し進むと林道(昔の御成街道)に出ますので右に進みます。とても車は通れそうもない荒れた道で杉の葉や枝がいっぱい落ちています。しばらく進むと長野田番所跡の小広場になりますが荒れており番所跡の標柱も倒れていたので立て直しました。
小町峰峠への道 小町峰峠
 番所跡左横の道を南に進むと5分ほどで小町峰峠になります。
女房落とし 山神宮
 左(東)側に大岩を回り込むと左側が断崖絶壁の女房落としです。岩の反対側に廻ると岩の上に山神宮が祀られていました。
峠の先の左側が断崖絶壁 右折して沢沿いに進む
 元に戻って小町峰峠を抜けて先に進む道は左側が断崖絶壁です。穏やかな道に変わった所で沢に行き当たるので、ここで右折し沢沿いに西へ進むと柚の木林道に行き当たります。
柚の木林道にキブシ 猪の足跡
 柚の木林道に出たらキブシの花が咲いていました。舗装と砂利道(泥道)が混じった林道ですが猪の足跡がこの通り、この道を一番利用しているのは人間ではないようです。
南に長野田山










 林道を通りながら右前方(南)に見た長野田山です。
クロモジの花







 道端にはクロモジの花が咲いていました。春を感じながら柚の木林道入口、林道淵ヶ沢奥米線、林道高山線を通り旧三島トンネル前まで戻りました。

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