ちばのやま     トップページへ戻る  やまメニューへ戻る


中塚山 約320m 馬ノ背 約300m 嶺岡大塚山 ・360m 鴨川市
歩行時間 2時間30分 歩行距離 5.0km 山遊日 09/12/23
参考図書 房総山岳志(崙書房出版) 房総丘陵(千葉日報社) 1/2.5万地形図(金束・鴨川)
行 程 嶺岡キャンプ場駐車場09:47→愛宕神社(石宮)10:01→林道分岐(キャンプ場入口)10:11→中塚山登り口10:19→中塚山10:22/10:24→中塚山登り口10:27→藪で引き返し10:29→林道分岐(キャンプ場入口)10:40→馬ノ背登り口10:44→馬ノ背10:57→大日様11:01/11:06→南北への分岐11:10→大塚山西登り口11:23→大塚山11:37→西登り口11:43→東へ向かう分岐(大日様下)11:54→大日様11:59→馬ノ背登り口12:14→キャンプ場駐車場12:25
西に見える左(南)側から愛宕山の山裾、中塚山、嶺岡大塚山、馬ノ背  国道410号線と長狭街道の交差点から西へ1km弱向かった所にある長狭小学校(旧吉尾小)の西横から南下し1km程進み右カーブし南西に向かう所に嶺岡キャンプ場の入口があります。
 キャンプ場に向かう道は狭そうなので細野第1加圧所の脇に車を停めて右側の民家の方に聞いてみたら「ダンプが入って工事をしたのだから大丈夫だし駐車場もある。真ん中の尖った山が中塚山、その右が大塚山、台形の山は馬ノ背」と教えてくれました。もちろん左の山裾は愛宕山です。
 なお、この写真と次のキャンプ場へ向かう道は帰りに撮ったものです。
西南西のキャンプ場へ向かう道 嶺岡キャンプ場の駐車場 愛宕神社(石宮)入口
 案内標識に従い右折し嶺岡キャンプ場を目指して西南西へ進むと駐車場が見えて来ます。そこからコンクリート舗装の道をしばらく進むと右(北)側に登る愛宕神社(石宮)の石段が現れます。
通り抜けの出来る拝殿 愛宕神社(石宮)
 石段を登ると拝殿が出てくるのですが、その真ん中を通り抜けられ、その先に大きな石造りの祠が祀られています。
右側の樹間に長狭平野、房総分水嶺










 右側の樹間、北東に長狭平野、その背後に房総分水嶺が見通せます。
拝殿の西側にキャンプ場管理棟と炊事場 林道分岐 西に向かう林道
 拝殿の西側に南南東に下るキャンプ場の道路が延びており正面に管理棟、左(南)側の一段低い所に炊事場があり、その先で西へ向かう林道との分岐になります。
 西に向かう林道もキャンプ場へ向かう道路と同じコンクリート舗装の道なのですが通る車も少ないのか荒れており幅も狭く感じます。
中塚山分岐 中塚山へ向かう小径 二体の石祠
 しばらく進むと左(南)側に黄色やピンク、赤テープのマーキングがある中塚山の分岐となりV字型に東南東に向かいます。尾根の右(南)脇から徐々に尾根の東端に進む、しっかりとした小径で山頂には二体の石祠が祀られています。
二体の石祠







 右側の小さい石祠は平成14年製の新しいものでした。正月を迎えるための準備なのでしょうか廻りは綺麗に狩り払われてミカンまで供えてありました。
東北東に長狭平野と房総分水嶺










 東側が切れ落ちておりロープが張られています。東北東の長狭平野と房総分水嶺。
南に愛宕山の山裾








 南は愛宕山の山裾になります。
中塚山登り口 カヤトの藪原 林道分岐(キャンプ場入口)
 登り口まで戻り林道を西に進むと直ぐにカヤトの薮原になってしまいます。嶺岡大塚山に向かう踏み跡やマーキングを探したのですが見つかりません。無理をしなくても西側から登ればいいやと思い、ここで引き返しキャンプ場まで戻りました。
キャンプ場の広場 馬ノ背登り口 馬ノ背に向かうジグザグの急登
 北北西に進むと広場になります。ここがテントを張る場所なのでしょうか。広場の左(西)側に「里山ウオーキング」と書かれた馬ノ背へ向かう登り口がありジグザグに急登します。
東に長狭平野と鴨川市街










 尾根に登り右後ろを振り返ると東側に長狭平野と遠くに鴨川市街から太平洋まで見渡せます。
北側に長狭街道と房総分水嶺









 北側に見える長狭街道は北風原(ならいばら)辺りでしょうか。後には房総分水嶺が続いています。
東北東に清澄山、仏舎利塔










 目を懲らしてみてみたら東北東に清澄山はおろか仏舎利塔まで見えました。
東側のベンチとテーブル 岩の転がる馬ノ背山頂 西側のベンチとテーブル
 ベンチとテーブルが置かれ稜線は西側に延びています。大きな岩のある辺りが馬ノ背の山頂でしょうか、さらに先に進むと、またベンチとテーブルがあり「D」と書かれた標識の右後ろに大きな岩がありました。
大日様 大岩の祠
 何だろうと思ってみてみたら、南に石段が下っています。ここでようやく分かりました、この石段は大日様の参道だったのです。
 大岩そのものが大日様で西を向いた方に岩をくり抜き、さらにそれを岩の扉で閉じて石の祠にしてあったのです。
西北西に津森山、嵯峨山、北西に長狭大山







 北西側も絶景地になっていました。
 左端の西北西に津森山と右後ろに嵯峨山、北西に長狭大山、北の山が347.9mの三角点峰のようです。
大山千枚田










 良く見てみたら、左正面の棚田は大山千枚田でした。
南に嶺岡大塚山 南西に急降下 南北に延びる小径
 南の樹間に嶺岡大塚山を見ながら南西方向へジグザグに急降下すると、数段の石段を下り南北に延びる小径に出ます。
ロープの下がる崩落地 嶺岡大塚山西登り口 尾根筋のマーキング
 左折し、南、東、南、西南西と方向を変えて嶺岡大塚山の山裾を南西に巻いて進むのですが旧道とは云え荒れ果てており倒木、崩落と何でも有りになっています。
 山頂の西側に当たる場所に幾つかのマーキングがあり、踏み跡を伝って尾根に向かう所にもマーキングがあります。
嶺岡大塚山 山頂から東に急降下
 マーキングと境界見出票を頼りに稜線伝いに登ると直ぐに山頂になりますが、そこには何もなく展望もありません。山頂の先は東に向かって急降下しています。目標の無いカヤトの薮原へ降りるのも怖いので馬ノ背経由で戻ることにしました。
南西に見た馬ノ背








 馬ノ背や嶺岡大塚山の姿をちゃんと見てみたいので、車に戻ってから長狭街道へ出て、歌人「古泉千樫誕生地」経由で細野集落の先から南西方向に馬ノ背を眺めてみました。
元名の鉱泉から東南東に見た嶺岡大塚山










 元名の鉱泉から東南東に見た嶺岡大塚山ですが、これではどうにもなりません。
大田代集会所の南から東側に見た嶺岡大塚山









 大田代集会所の南から東側に見た馬ノ背と嶺岡大塚山。
南東に愛宕山










 南東には愛宕山。
南に二ッ山









 南に二ッ山と眺めることが出来ましたが、元名から大田代へ抜ける道は、かなり狭いので注意が必要です。
大山千枚田の駐車場から南東に馬ノ背、嶺岡大塚山、愛宕山









 権現山、鬼手山へ行った後に寄った、大山千枚田の駐車場から南東に見た馬ノ背、嶺岡大塚山、愛宕山です。

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