ちばのやま     トップページへ戻る  やまメニューへ戻る


梨沢大塚山 ・234m 三浦三良山(みうらさぶろうやま) ・281m 富津市 
歩行時間 3時間20分 歩行距離 7km 山遊日 08/02/02
参考図書 房総のやまあるき(新ハイキング社) 房総丘陵(千葉日報社) 1/2.5万地形図(鬼泪山・金束)
行 程 梨沢区公民館07:47→崩落地手前分岐08:08→梨沢大塚山08:40→石道標09:25→三浦三良山09:35/10:00→保田見峠(ぼてみとうげ)10:05→釜ノ台10:43→トンネル手前10:57→高塚11:29→梨沢区公民館11:33
梨沢区公民館




 上総湊で国道127号線から国道465号線に入り東に向かいます。湊川河口から三つ目の神田橋を渡り売津(うるつ)の集落を抜けたら橋の手前で右折し湊川支流の相川沿いに南下します。
 途中で所々道路が細くなる場所もありますがそのまま道なりに進むと右(西)側に天神山小学校梨沢分教所跡の梨沢区公民館が見えて来ます。ここは前庭が広いので駐車も可能です。
梨沢橋から見た相川渓谷






 公民館横では広かった道路も南に進むと細くなり梨沢橋を渡ります。この上流は梨沢・七ツ釜渓谷として沢登りの名所となっているのですが閉所恐怖症の感がある小生は未だ訪れていません。ここでもモミジが多く見えますので紅葉の時期には綺麗な場所になるのでしょう。
防火水槽前の変則十字路









 橋を過ぎると変則十字路になりますが防火水槽を右に見て南の細い道を進み、直ぐに左手棚田の畦道に入り南に進みます。
太陽熱温水パネルの目立つ最奥の民家 尾根に入る登山口
 右手に太陽温水パネルの目立つ最奥の民家を見送ると左側に少々藪っぽいのですが竹林の中に尾根に向かう登山口が見えて来ます。
尾根の右(西)側に高塚集落が









 息を切らして登りきると旧鎌倉街道とのことで道幅も広くなり尾根の右(西)側が開けて山並みと高塚集落が見えて来ます。
北東に見える鹿原へ向かう市道









 今度は左側が開けてきて北東方向に鹿原(しっぱら)に向かう市道が見えて来ます。
枯れた竹の藪 赤テープと上へ表記
 突然、山道の前方が枯れた竹が倒れている藪になってしまいます。おかしいと思って回りを見渡したら右側の竹に赤テープのマーキングが数ヵ所あり「上へ」との表記もありました。どうもここが崩落のために尾根を迂回する場所のようです。
尾根道から下る道を示すマーキング 崩落地
 急坂を尾根上まで登り、少し南下すると直ぐに左(東)へ降りるようになります。この辺りは藪道で少々不安になるのですが、しっかりとマーキングがしてありますので大丈夫です。
 山道の続きまで降りた所で怖いもの見たさで崩落地の所まで行ってみました。崩落してから大分時間が経ったのでしょう、踏み跡も付いており雨でも降っていない限り通っても大丈夫なようです。
小さな崩落地 左カーブの山道
 稜線のコブを避けるように尾根の左右を通り南下するのですが途中で右(西)の樹間に鋸山も見えて来ます。また崩落地がありましたが小さいので難なく越えられました。ほぼ直線に南下していたのですがここで左にカーブするようになります。
梨沢大塚山への分岐 梨沢大塚山のマーキング
 直ぐに梨沢大塚山に向かう分岐が見えて来ます。こちらも道幅が広いのと、この様に親切なマーキングがしてあるので間違うことはありません。
山頂の石祠、手水石







 なだらかな山道を一登りすると梨沢大塚山山頂の小平地になります。
 手水石とその横の御詠歌碑は比較的新しいもので昭和の文字が読みとれましたが奥の石祠は古く年号は分かりませんでした。
房州名物の細尾根 尾根上のコブ
 ここまでは広い道幅が続いていたのですが房州名物の細尾根もありました。左右共に切り立っていますので慎重に通る必要があります。
 この様にマーキングがしてあるとどうしても右側のコブの方に向かってしまいます。ところが頂点からは木に掴まりながら急降下、左の巻き道が正解でした。
左側北東方向に鬼泪山、鹿野山









 左側の視界が開けて北東方向に鬼泪山、鹿野山が見えて来ました。
古道標 三浦三良山
 ガイドブック(房総のやまあるき)には「天」の字だけが読める古道標と書いてあるのですが文字は「夫」の様でした。
 古道標を左に見送り暫く進むと周りは自然林から杉林に変わり山道が下りになってしまいました。慌てて引き返し右側を見てみたら小高い三浦三良山の山頂に向かう赤テープのマーキングが見えました。
三浦三良山山頂




 平べったい山頂は土手状の道が続き左側が平地になっており左カーブで進むと右側に先ほどの下りの山道が見えて来ます。
 鎌倉街道を挟んで三浦三良山の反対側の七ツ釜ルート沿いにある大日如来像がここにあるものと勘違いをして探し回り大幅にロスタイム、結局赤テープの登り口まで戻ってしまいました。
左(南東)側に御殿山と伊予ヶ岳









 鎌倉街道を下ると左(南東)側が開けて御殿山と伊予ヶ岳が見えて来ました。とすると間の手前の山は津森山でしょうか。
舗装道路 右に三浦三良山
 更に下ると舗装道路になり保田見峠となります。右折し右前方に三浦三良山を見ながら北に進み左カーブをしながら西に向かいます。
南西に嵯峨山










 保田見の集落越しに南西側に嵯峨山が見えて来ます。
満開の水仙










 この辺はスイセンの名所です。今年は咲くのが遅かったので2月になっても未だ未だ楽しめます。
三浦三良山










 釜ノ台から東側に三浦三良山を振り返って見ました。
小保田分岐 最初のトンネル
 見覚えのある道だなと思ったら嵯峨山から下った所でした。あの時はこの道を左に進み沢を越え下貫沢、小保田と進んだのですが今回は右側の道でトンネルへ向かいます。
三つ目のトンネル









 房州名物の素堀トンネルです。最初の二つは短いので大丈夫ですが三つ目は不安になってしまいました。
南東に梨沢大塚山










 やっと高塚集落に戻ってきました。右側、南東の右奥に見える山が梨沢大塚山だと思うのですが。
高塚集落 正面に梨沢橋
 高塚集落を北北東に抜けて変則十字路を左折すると梨沢橋が見えてきます。この先がゴールの梨沢区公民館です。

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