ちばのやま     トップページへ戻る  やまメニューへ戻る


鋸山 Part 2 △329.5m 富津市・安房郡鋸南町境界
歩行時間 3時間9分 歩行距離 5.5km 山遊日 10/12/31
参考図書 1/2.5万地形図(保田)
行 程 ザ.フィッシュ駐車場09:47→笹生精肉店横10:01→観月台入口10:06→観月台10:20/10:25→新道・日本寺分岐10:48→石切場跡分岐10:54→岩舞台11:01→石切場跡分岐11:07→車力道分岐11:14→展望台分岐11:25→展望台11:28/11:41→鋸山12:00/12:14→展望台分岐12:28→車力道分岐12:37→車力道入口12:56→観月台入口13:08→笹生精肉店横13:14→JR浜金谷駅前13:23→ザ.フィッシュ13:28
ザ.フィッシュ 南東に鋸山
 鋸山は数年前にも行っている(※参照「鋸山」 05/02/27)のですが「関東ふれあいの道」として再整備されたと云う話を耳にし、もう一度と思っていたのが、やっと実現しました。
 前回は登山自動車道(有料)から入ったのですが首都圏自然歩道「東京湾を望むみち」はJR浜金谷駅がスタート地点になっているので、そこに近い東京湾フェリー横のザ.フィッシュ駐車場を利用しました。左後ろ(南東)を振り向くと、直ぐ先に鋸山が見えます。
笹生精肉店横の指導標 JR内房線のガード下
 何時もの癖で地形図もよく見ないまま、鋸山に吸い寄せられるように国道127号線を南東、南と進んで鋸山ロープウエーの看板が見えてきた所で、行きすぎた事に気がつきました。観月台から南南東に石切場に向かうのですから、ここでは東に行かなければならないのです。
 国道から路地を北東に向かう車(かぢや旅館の女将さんらしい)が来たので、無理矢理に止まってもらい、聞いてみたら「このまま進むと案内が見えてくる、そこで右折(東へ)し、ガードを潜ると」教えてもらえました。どうも有り難うございました。
内房線の東側を南東へ








 鋸山を正面に見ながら内房線の東側を南東へ進みます。
観月台入口 岩の尾根道
 観月台の入口にたどり着いた所で思い出しました。前回は、ここに降りてきて左(東)へ進み車力道を登り返したのでした。東南東に進む石段道なのですが、この間サボっていたので足に効きます。慌てず騒がず、ゆっくり登りましょう。石段の先は岩の尾根道に変わります。
観月台 東屋と展望台
 さらに、一登りすると観月台になり右手前(西)が展望台、奥(東)に東屋があります。
西北西に金谷市街地と久里浜








 西北西に金谷市街地と久里浜、その左に肉眼では富士山が見えてたのですが写真では分からなくなってしまいました。
東屋の先から南東に鋸山









 東屋の先から南東に見える鋸山です。
一度下り 登り返して 新道・日本寺の分岐
 東屋で一休みをしてから、あじさい広場を左(北東)に見ながら一度下り、南南東に登り返すと新道・日本寺の分岐となります。ここは左折で東へ新道を進みます。もっとも新道と云っても新しく作られた径ではなく、元は石工さん達の通勤道路とのことです。
右前方(南東)に石切場跡









 右前方(南東)に石切場跡が見えてきました。
右後ろ(南西)に地獄のぞき








 右後ろ(南西)が「地獄のぞき」のようで手摺りの内側から眺めている観光客の姿が見えます。
石切場跡分岐







 この辺の景色には見覚えが残っています。石切場跡分岐から石切場に入ります。
岩舞台















 南東側の岩舞台に向かいました。
石を降ろす道具? 石を切る機械?
 途中に、こんなものが残っています。石を降ろす道具、石を切る機械でしょうか。
重機 安全第一
 錆びていますが今でも見かける重機があります。調べてみたら1,983年まで石切が行われたいたとの事、「安全第一」は、近年に書かれた(彫られた)ものなのでしょう。
西側に地獄のぞき









 岩舞台に登ってみました。西側に地獄のぞきが見えます。
富士山








 真西より、ちょっと北側に富士山、西北西の金谷市街と久里浜は木の陰になってしまいました。
北北西に富津岬から東京湾








 北北西には富津岬から東京湾、さらに右(北)側には東京湾観音像が見えます。
北北東に鹿野山









 北北東には鹿野山と山並みが続きます。
石切場跡分岐 石切場の中へ
 さて先を急ぎましょう。石切場跡分岐まで戻り右折で東に進んだら石切場の中に入る道になりました。こんな道は前回、車力道から来た時には通った記憶がありません。階段道に整備されていますから、石切場の中の道を「東京湾を望むみち」として整備したのでしょう。
車力道分岐 岩壁に作った階段道
 車力道分岐を越して、さらに東に進むと右(南)側にある垂直の岩壁を階段道で登るようになります。崖崩れ地帯のようで「立ち止まらないで下さい」とか「この先は速やかに通過して下さい」などの標識があるのですが、階段一段の高さが高いのと急なので思うように進めません。これは「関東ふれあいの道」一流の「お役所的責任逃れ」と感じるのは小生だけでしょうか。
鋸山・展望台分岐 展望台へ向かう階段道
 息を切らして登り切ると鋸山(東へ)と展望台(南側)へ向かう道との分岐になりました。何処へ出るのかなと楽しみにして展望台へ向かいました。
南に富山と保田市街







 ベンチと展望案内板のある展望台ですが見える景色に記憶が残っています。
 南には双耳峰の富山と保田市街が見えます。
南西に大島と伊豆の天城山









 南西には大島と伊豆半島の天城山。
西に箱根山、富士山、丹沢山塊






 西には三浦半島越しの箱根山、富士山、丹沢山塊。
 左手前には鋸山展望台、地獄のぞき、さらにその先から尾根沿いに登ってくる道も見えますから、前からあった中間地点の展望地を展望台として整備したもののようです。
西北西に久里浜、手前に金谷市街地








 西北西には久里浜と金谷市街地、さらに北西の東京湾は対岸の横浜辺りまで見通せます。
千葉テレビの電波塔 迂回の径 千葉テレビの電波塔
 東西に延びる鋸山の尾根は文字通りにコブの連続です。展望台分岐からはいったん大きく下り、また登り返しとアップダウンが何度も続きます。千葉テレビの電波塔の所で尾根道に通せんぼがあり迂回させられてしまいました。
鋸山山頂 一等三角点鋸山
 電波塔の直ぐ先が山頂で様子は以前と変わっていませんでしたが、前回に来た時にブルーシートで包まれていたのは指導標と鋸山の説明板で、今回はしっかりと姿を現していました。
南東に御殿山、伊予ヶ岳









 右前方に見える御殿山から鷹取山、大日山と続く峰、その右手前に伊予ヶ岳が見えます。
北北西に富津岬越しの東京湾、東京湾観音像









 北北西には富津岬越しの東京湾と東京湾観音像。
北北東には鹿野山









 北北東には鹿野山が見えます。
富津館山道を見ながら石段を下る


 山頂は静かな別天地なのに途中で合ったのは一組だけ、展望台で一緒だった他の二組も、そのまま下ったようです。本来の計画では林道口まで行って、引き返す予定だったのが前夜の飲み会で深夜になり出発が遅くなったので変更しているのだから、似たようなものなのかも知れません。
 山頂で引き返し、展望台分岐を経て鋸山を貫通している富津館山道を眺めながら「速やかに通れ」と云う急な石段道を下りました。
車力道分岐 車力道入口
 車力道分岐からは車力道を通り下ったのですが、前回と比べると、通る人が減ってやや荒れたのかなという風に感じました。
富津館山道の東脇を北北西へ 富津館山道の下を西へ
 車力道入口から富津館山道の右(東)脇を北北西に進み、左カーブで道路を潜り西へ進む、この道は前にも通っているので安心して進めます。
観月台入口 内房線の横
 観月台入口の手前に「ひかり藻」の案内があり、崖の横穴の水溜まりを見たのですが今回も前回同様、何も見えませんでした。内房線の横を通り、さらにガードを潜ります。
笹生精肉店横 JR浜金谷駅前
 笹生精肉店横まで出ました。これから先が楽しみです。北西に進んだら観光案内所「石の舎」を見つけ鋸山ハイキングマップとパンフレット「石のまち」を頂きました。時間があれば、是非立ち寄る事をお薦めします。出来る事ならば登る前の方がずっと役立ちます。そのまま進んだらJR金谷駅前でした。
魚善の横から国道へ




 駅前を左折し、南へ進んだら、ひもの屋さんなのでしょうか魚善の脇から国道に出ました。ここを右折し西北西に進んだらザ.フィッシュは直ぐ先です。
 駅前で左折をしないで、そのまま進んだ方が見所もあり良かった事を知ったのは、帰ってから、この項をまとめるに辺りマップを読み返してからの事でした。毎度の後の祭りです。

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