ちばのやま     トップページへ戻る  やまメニューへ戻る


嵯峨山 315.5m 安房郡鋸南町、富津市境界 歩行時間 2.5時間 歩行距離5.5km 04/12/19
参考図書 千葉県の山(山と渓谷社) 1/2.5万地形図(金束)
小保田バス停









 鋸南町保田(ほた)周辺には江月(えづき)水仙ロード、嵯峨山水仙ピーク、大崩( をくずれ)水仙郷など水仙の名所が有ります。いずれも規模が大きく、村中が水仙で埋 まっているような状態で日本一と言っても過言ではありません。
 今回は保田から入り、嵯峨山水仙ピークを選びました。入り口の目印はこの小保田の バス停です。あまりにも可愛いので、つい微笑んでしまいました。
 ここからバス停右横の細い道を北上します。
五差路と標識



 ほどなくするとこの五差路に出ます。標識通りに左に進みます。
 のどかな沢沿いの村道を歩いて行くと、いたるところで水仙の群生と出会えます。
 20分ほど水仙を眺めながら歩くと右側に下貫沢の小さな駐車場が見えてきます。
水 仙 嵯峨山
 辺り一面が棚田を利用した水仙畑です。この水仙を見るだけでも充分満足出来る光景 です。今日も何人ものカメラマンが三脚を持って、あちこち歩いていました。左右に水仙を見ながら山頂を目指しましょう。
水 仙












 何処まで行っても、水仙が一杯咲いています。甘い香りに包まれながら歩くのも、こ こならではのことです。
 途中で沢を渡り、登りがだんだんときつくなりますが20分ほど頑張りましょう。
ロープのある急な山道 西方に浦賀水道を望む
 しばらく歩くと山頂方面の標識が有る三叉路に出ますので右手(東)に向かいます。 ここからは、さらに急な尾根道の登りになりますのでロープの力も借りる必要が有りま す。一息入れながら右後ろを振り返ると浦賀水道を望むことが出来ます。
水仙ピーク 水仙ピークと石碑
 15分も歩くと右側(南面)が開け一面の水仙と出会います。ここが水仙ピークです 。尾根面まで水仙がいっぱいあるのには驚いてしまいました。ここで小休止をとり、さ らに尾根道を下ったり登ったりしながら東に向かって進みます。
嵯峨山山頂、三等三角点嵯峨山



 細い尾根道での上り下りを繰り返し、何処が山頂だかわかりにくいのですが15分ほ どで三角点と大きな表示板のある山頂に到着します。木立が有り、絶景と言うわけには いかないのですが木々の間から山並みを見ることが出来ます。
北西の方向に久里浜を望む
 山頂から釜ノ台の標識に従い左折すると右側に二体の石祠が有り、さらに進むと右方 面に展望が開け、浦賀水道越しに三浦半島を見渡すことが出来ます。右に回りながら尾 根道を離れ、下ると15分ほどで釜ノ台の集落に出ます。山道の最後から村道に入る時 に農家の庭を通ります。一瞬、道を間違えたのではないかと心配になりましたが老夫婦 が愛想良く「ここを通っていいんだよ、何処から来たのかね」と声を掛けてくれ、思わ ぬ会話を楽しむことが出来ました。
小保田方面の標識



 ここからは心の和む、のどかな農道を左方面に巻ながら小保田方面の標識に従い10 分ほど進みます。沢まで降りてから、さらに10分ほど杉木立のなかを登り切ると、山 頂に向かう時に通った標識の有る三叉路に出ますので、ここからは一気に下って帰途に つきます。

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